| 日の名残り 価格:¥ 756(税込) 発売日:2001-05 |
「沈黙のフライバイ」は、同時代に生きる物書きとして、幸せに思える作品。
いつか、競合作品を書きますとも。かなーり、へたれなものであるには違いないにせよ、志においては。
「日の名残り」は、変な言い方だけれど、抱腹絶倒。
「執事」をテーマにできる腕力。それを、まったく異国の読書にしっかりプレゼンテーションしてしまう原文力と、訳出力に乾杯でした。
80年代あたりの耽美派少女漫画で、「執事」に憧憬を抱いたり、メイドカフェの執事さんが大好きな人は、きっと楽しめます。