子どもが小さいころよく行った近くの公園に八重クチナシが
咲いていました。
40年ほど前からクチナシが約10本植えられています。
今ではそれぞれの木が株立ちしていて、100個以上の
純白な花が咲いていました。
中には1本の木に30、40本も株立ちしているものがあり、
長い歳月を感じました。
開花して翌日には白い花が黄ばんでくるので写真は咲き
はじめが狙い目です。
狭い車道沿いに咲いているので、車のクラクションを
気にしながら花を撮りました。
八重クチナシは一重クチナシより香りが濃いといわれますが
秋に橙色の実がなりません。
一見崩れたような花の姿から、もの悲しさが伝わってきました。
それは渡哲也の「くちなしの花」の影響かもしれません。