渋沢丘陵の自然観察をしている地元のグループに誘われて
八国見山から大井町高尾付近を歩きました。
広大な雑木林が続き落ち葉を踏んで歩いたら心地よかったです。
やがて登ったという実感もなく八国見山山頂に到着しました。
山頂には八国見山の名前と標高319mと書かれた小さな
標識が立っていました。
石仏と1円玉が2枚むき出しのまま置かれているのを見て
心が和みました。
近くの電波塔のそばで南側の急な斜面に巨大霊園が計画
されている話を聞いて愕然としました。
近くに工事用の杭が何箇所か打たれていて工事が近いことを
示していました。
オオムラサキの食樹のエノキに黄色いテープが巻かれていました。
そのそばでここにツノハシバミの花が咲いていますとリーダーが
早春の花を見つけました。渋沢丘陵に多く見られるとか。
これから花は1本、1本垂れ下がるようです。
途中で薄緑色の山繭が裸木についているのを何箇所かで見ました。
渋沢丘陵の奥まで歩いて、豊かな自然が残っている貴重な所だと
実感しました。
大井町高尾から見ると目印の電波塔の後ろに山頂らしきものが見え
それが八国見山山頂のようです。
そこからは霊峰大山が聳えて見えました。