今日は、水仙月の四日だったのかしら。。。。
森は、終日ごうごうと音を立てていた。
風は、屋根の雪を舞いあがらせたまま、真っ白い雪煙となって坂を転がっていく。
ふと、小野子に目をやると・・・・
山のもっと上の灰色の空に、白熊の毛皮の三角帽子をかぶった雪童子が。
ムチを振り下ろし、ひゅう、ひゅう・・・・
傍らには、二疋の雪狼。
どこからか、姿なき雪婆んごの声。
「ひゅう、ひゅう、さあ、しっかりやるんだよ。
なまけちゃいけないよ。
ひゅう、ひゅう。
さあ、しっかりやってお呉れ。
今日はここらは水仙月の四日だよ。
さ、しっかりさ。
ひゅう。」
こんな日は、家の中でじっとしているのが一番。
一日中、ベートーベンのエロイカを聴きながら、大岡信「菱山修三論」を読みふける。
そういえば・・・・
この3日間、ずっと家に閉じこもり。
何冊本を読んだか。
まともに人と言葉を交わさなかったような。
1日目は、雪で来られないというチェロの先生と電話で。
2日目は、COOPの配達のお兄さんと三言くらい。
今日は、一言も。。人の声聞くどころか人の姿さえ見ていない?!
これじゃ、ホントに、Mさんの言うように、
「あんなところで、あんな生活していると早くボケるわよー!」
・・・・・????
朝は-7℃。
日中も、戸外は氷点下でしかも強風。
下手に外に出ると、そのまま凍りついてしまいそうな水仙月の四日。
動かないで、過ぎ去るのをじっと待つしか。
明日は・・・・・
せいぜい、歌でも歌っていましょ。
声の出し方を忘れてしまいそうだから。。。
森は、終日ごうごうと音を立てていた。
風は、屋根の雪を舞いあがらせたまま、真っ白い雪煙となって坂を転がっていく。
ふと、小野子に目をやると・・・・
山のもっと上の灰色の空に、白熊の毛皮の三角帽子をかぶった雪童子が。
ムチを振り下ろし、ひゅう、ひゅう・・・・
傍らには、二疋の雪狼。
どこからか、姿なき雪婆んごの声。
「ひゅう、ひゅう、さあ、しっかりやるんだよ。
なまけちゃいけないよ。
ひゅう、ひゅう。
さあ、しっかりやってお呉れ。
今日はここらは水仙月の四日だよ。
さ、しっかりさ。
ひゅう。」
こんな日は、家の中でじっとしているのが一番。
一日中、ベートーベンのエロイカを聴きながら、大岡信「菱山修三論」を読みふける。
そういえば・・・・
この3日間、ずっと家に閉じこもり。
何冊本を読んだか。
まともに人と言葉を交わさなかったような。
1日目は、雪で来られないというチェロの先生と電話で。
2日目は、COOPの配達のお兄さんと三言くらい。
今日は、一言も。。人の声聞くどころか人の姿さえ見ていない?!
これじゃ、ホントに、Mさんの言うように、
「あんなところで、あんな生活していると早くボケるわよー!」
・・・・・????
朝は-7℃。
日中も、戸外は氷点下でしかも強風。
下手に外に出ると、そのまま凍りついてしまいそうな水仙月の四日。
動かないで、過ぎ去るのをじっと待つしか。
明日は・・・・・
せいぜい、歌でも歌っていましょ。
声の出し方を忘れてしまいそうだから。。。
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