草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

懸案解消?

2014-07-26 10:43:47 | 山の暮らし
  



もと田んぼ、そして、敷地内に湧水とくりゃ・・・・

のちに、
地元の方々が口ぐちに、
「牛が足をとられ這い上がれなくなったような、こんなシケッチに家を建てるもんじゃない」
とおっしゃったが・・・・
後の祭り。
雨が降ると、
「あれっ!ウチにこんな大きな池があったっけ?」状態に頭を抱え、
早い段階で、敷地の整地と暗渠排水をしてもらい、
だいぶん改善ができたと思ったが・・・・

そのくらいでは、ココに住むには手ぬるかった。


厳寒期の外気温-10℃の時、室内は25℃。
一年のウチ半分もの期間、霧発生。

移り住んでまもなくから、
ずっと悩まされてきたのが、冬の結露、夏の湿気。
奥まった納戸のそのまた奥まった押入れの板壁にびっしり結露。
腐れるんじゃないかと危機感を覚えたものだ。
衣類や何やら詰め込んだ納戸は、毎日除湿機稼働。
その量と言ったら、半日で5リットルにも。


そうして、
2年の年月をかけ、
こうしたら、ああしたらと建築家が頭をひねって、
やっと出来上がったリフォームの図面。
頂いたのが、半年前。

断熱材の結露という最悪の場合も想定されたが、
ソレは免れ、ほっ。。

それで、
冬、窓を開け、暖かい空気を外に出したくないための熱交換の換気扇と、
床下収納の版画やら絵画がカビっぽくなるので、床下換気扇。
そして、
納戸に送風機を置き、撹拌した空気を天井にあけた通気口からロフトに。
ということだけの施工となった。

大きな工事にならずに済んでひと安心だが、
さて、
これで懸案解消となるか?
是非、なってほしいものだ。。