草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

その昔

2013-11-20 05:41:47 | おでかけ
先の日曜日に、
『やさしい庭木の手入れ講習会』とやらに行ってきた。

ぼさぼさ頭のカエデやモミジ。
ネットで調べてみたものの、
どこをどう切っていいのやら、いつも頭を抱えていたし、
花の咲かないアジサイやツバキ。
咲いてもちらほらのヤマボウシやシャラ。
毎年枯れてしまうナンテンに、弱々しく今にも消え入りそうなナツハゼなど。
庭木の困りごとはわんさかあって。


朝9時から昼食をはさんで午後3時までの講義。
期待していたが、
その大半は、芝生の管理やマツの木の手入れなどで、
ワタシには関係ないことが多かった。
肝心の選定方法は、
「眺めてみること」を強調され、実演がちょこっとあったものの、
専門家はパパッと切っていくが、
う~ん、やっぱり、ワタシはわからずじまい。
専門家に頼むしかないかのなぁ。
質問の時間がとられていたので、花の咲かないことを聞いてみたが、
結局、土壌の悪さが原因のようで、
こちらも、専門家に頼むしか?


それにしても、寒かった。
屋内だからと油断していた。
もちろん暖房が入っていたが、ぶるぶるぶる。
ホッカイロや座布団、膝かけにダウンコートを持ってくるべきだったと深く後悔。
その夜の
肩コリに血圧上昇、頭痛は言うまでもない。




             ::::




開始前に時間があったので、
バラ園周辺を散策。
しばらくぶりの敷島公園は、
落ち着いた洒落た住宅街の雰囲気は残されていたものの、
点在する店は様変わりしていて、
ちょっとさみしかった。
そういえば、
遥か遥かその昔、
初めて群馬にきてここを訪れた時、
こんなところに住みたいなぁと思ったものだった。

昼休みにはバラ園を一回り。
室内よりずっと暖かで、
縮こまっていた体が伸びをする。
そういえば、
遥か遥かその昔、
幼い二人の息子を、
一人はベビーカーの中に、
もう一人を前の金具部分に座らせ、
片道一時間のこのバラ園に、
天気のいい日は、毎日のように散歩に来たものだった。


穏やかな日差しの中を
遥か遥か昔が
澄ました顔で通り過ぎた。


  嗚呼、時は瞬く間に過ぎにけり。。