5年目にして、
村民運動会に駆り出された。
「徒競争じゃなければいいよ」ってことで、玉入れ競技に。
第49回ということなので、
随分歴史のある運動会なのだ。
村の地区が12に分かれての対抗戦。
わが茶〇が松は、極小集落なので、隣の梅〇と合同ってことで。
男女10人ずつだが、
周りを見回すと、平均年齢が高いのは一目瞭然。
ワタシよりぐっと年配のお姉さま方、
「座れもしない年寄りを担ぎ出して!」
「他の地区から、老人会かといわれるよ!」
「帰っていいかい」
「今年だけだからね!」なんて、
初めはぶつぶつしぶしぶ。
尻込みなさっていたが、
いざ、競技が始まると、
こうして、ああしてと積極的な格好と指南の数々。
さすが~
そして、
あっちに勝った、こっちに負けたと、
自分たちの玉の数に一喜一憂。
歴史の重みと団結を感じますなあ~
しかしながら、
やはり、下位に終わったのは言うまでもない。
村内の一番端っこの、
そこだけポツンと取り残されたような、
静かな、ただただ静かな最少人口集落に住むワタシ。
高山村の賑わいに戸惑いつつも、
爽やかな秋晴れのこの日、
何十年ぶりかの運動会は、気持ちのよいものだった。
ついに、
ワタシも村民と相成った!?