草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

祈り

2009-08-14 15:34:18 | 雑感
120時間が過ぎた。


本を読んでいても、
食事をしていても、
歩いていても、
草取りをしていても、
ふと、気がつくと、
いつの間にか、キミのことを考えているワタシがいる。

幼いころのたくさんの笑顔が邪魔をし、
次々を押し寄せる後悔で、胸が押しつぶされ、
「人間なんて、所詮孤独なんだ」と開き直ってみても、
やっぱり、立ち尽くすしかないワタシがいる。


この暗さは、今だけのものだと思ってた。
いつか豊穣の時が来るのだと思ってた。
なのに・・・・




小林秀雄の著『本居宣長』に、
堪え難い心の動揺に堪えるたった一つの道は、
「逃げず、ごまかさず、直視し、その性質を見極め、わが所有に変ずる道だ。」
というような言葉があったが・・・・
事実を受け入れることさえ、なかなかできずにいるワタシが、
それを理解し、昇華させることができるのだろうか。



「人間の精神は決して画一的な理論や設計に従うものではない」
毎日、毎日唱えるように祈る。

ああ、ゆく先の時に光あれ。



259600時間が過ぎた。