草の葉

高山村にある、緑に包まれたギャラリー

野菜作り研修へ

2009-05-22 11:18:22 | おでかけ
昨日は一日、野菜作り講習会。
例の本科に落ちた人たち対象に、一日フォローアップをして下さるというもの。


いやぁ~、参加者の多さにびっくり。
朝早くから、やる気まんまんの中高年70人近くが集う。
本科は、定員50人のところになんと300人近くが申し込んだようだ。
それに落ちて尚も、少しでもと思っているこの意欲の高さ!

午前中の講義は、主に、
いろいろな野菜の分類から、種の特性などの基礎知識と、
肥料の特性と配合の仕方。
熱心な皆さんの質問等で時間がなくなり、栽培管理までは話が進まなかったが、
マニュアル本を頂いたので、そのつどよく読むとしよう。
それにしても、
野菜ごとの施肥の複雑さには驚いた。
窒素、リン酸、カリの3要素の肥料を、個々に計算して施すわけだが・・・・
農家の方々は、こんな大変なことをして、立派な農作物を作っていらしゃるのか!
どうりで、一から教えるとなると、面倒くさいわけか。
でも、化成肥料を使わずやるワタシは、このあたりの講義は、テキトーに聞くことに。
午後は、
実際の野菜を見ながら、代表的な春夏野菜の作り方のポイントの示唆と、
畝の作り方、マルチの張り方、種まきの実践。
やはり、時間の無さで、残念ながら、この実践はサァーとやっただけ。
講師のを見て真似るのだが、もちろん、数分では、鍬の使い方の習得には至らず。
振り子の原理を活用し、リズミカルに動ごく様は、見ていてとても美しい。
だが、ワタシには、まず、これが重いのなんのって。
そして、土をすくうものの、その土がどうも落とせない。
マルチに土をかけるにも、うまくかからない。
一日でうまくなるはずはないのだろうが、
この鍬の使い方が農業の基本のようだから、
是非、上手に使えるようになりたいものだ。




今回の研修で得た野菜作りのポイントは____
土作りの大切さとマルチの使用ということだったようだ。




    「初めの躓きは取り戻せない」
    妙に、ひっかかった講師の名言。
    幼葉の一枚が大切だという。
    どうしようもないくらいの我が家の悪土ではあるが、
    地道に、少しずつでも良い土にし、
    いづれは、マルチを使って、種植えから育ててみたいと思った。
    単に、自分で作った野菜が食べられたらなと思っていたのだが、
    実は、育てる楽しみののほうが大きいのかもしれない。
    そこに、難しくもおもしろい野菜作りがあるのだろう。

    どこに手をかけて、どこで手を離すか・・・・