軽トラに乗って、信号待ちで何げなく目にしたオイル交換シール。
なになに。
もう過ぎてるジャン。
歯医者の帰りに、途中にあるガソリンスタンドに寄る。
ガソリン補給後、オイル交換の間、中で待っていると、
長靴に毛糸の帽子おじいさんが入ってきて、お茶を入れてくださった。
(ああ。お店の人か。)
ここには、以前も数回立ち寄ったが、いつもわか~いお兄さんばかりだったので、
ちょっと意表を突かれた。
おじいさんは、自分もお茶を入れ、私と向かい合って座る。
目のやり場のないワタシは、意味もなく店のあちこちに張られている広告をきょろきょろ。
5,6分も経っただろうか、気まずさに、とうとう私のほうから口火を切った。
「この辺のカーブも滑り止めの砂が置いてありますが、凍ることがあるんですか?」
「いいやあ~、わしの若いころとは違って、この頃は温暖化で少しも雪はないやいね。」
「おねえさんはどこだいね?」
「高山です。」
これををきっかけに、おじいさんは、話す話す。
温暖化のことやら、経済のこと____
彼の説によると、
温暖化は石油を使うからでなく、
これは地球の自然周期に(温暖化と氷河期が交互にくる)合致したものだということらしい。
経済もまた、然りだそうだ。
そのあとに___「どこも薄利でベースアップができない」と嘆く。
ウン、ウン。
黙って、途中頷きながら聞いていたが・・・・
おじいさんの話は、止まる気配はなし。
そのうち・・・・
「だいたい、ガソリンに、安いものを混ぜて売っているスタンドが、10から20%あるんだ。」と来る。
(ヒエ~!ひょっとして、これは内部暴露?!)
「しょっちゅう、摘発はしていても、、どこがやってるか新聞に載らないのは、
載ることで店がつぶれると、違法者からの追課税が取れなくなるからなんだ。」と続く。
(ヒエ~衝撃的!!)
つと、おじいさんは立って、もどかしげについていたテレビを消す。
そして、その後も選挙違反の話やら、また、再び、混じり物のガソリンの話やら。
そして、
「新聞の役割は、悪事を乗せることで、
同じく悪いことをやっている他者を、明日は我が身と知らしめることにあるんだ。」と説く。
「これは、豚肉を牛肉だとする偽装と同じことだ。」と言いながら。。。
立ちそびれていたワタシは、若いおにいさんが、請求書を持ってきたのをきっかけに、
思い切って立ちあがって、
「いろいろ、勉強になりました。ありがとうございました。」と、あいさつ。
すると、おじいさんつかさず、
「ここのカードを作ると、いつもガソリンが2円引きだから。」と。
案内を持ってきて、サービス内容や口座引き落とし方法を、立ったまま事細かに説明。
「カードはちょっと・・・」というと、
「いやあ~、なんでも勉強だいね。一回、カードもやってみないね。」
そして、
「字が細かくて見えないんじゃ、拡大コピーしたのをくれるよ。」といって、
大きな字のカード案内書と、そしてなぜか梅干しをくれた。
エッ!
おねえさんって言ったんじゃなかったの?
急いで、車に乗り込むと、
なあ~んと
車の時計は午後4時になっていた。
ワタシが、ここに入ったのは、確か2時半ころだったけど。。。
車の窓越しに、
「カードは東京でも使えるよ~。なんでも勉強だいね。」
「はい。」と、返事をして、エンジンをかけた。
ねえ、ところで、梅干し君、
それで・・・・おじいさんのところのスタンドのガソリンはどうなの?
なになに。
もう過ぎてるジャン。
歯医者の帰りに、途中にあるガソリンスタンドに寄る。
ガソリン補給後、オイル交換の間、中で待っていると、
長靴に毛糸の帽子おじいさんが入ってきて、お茶を入れてくださった。
(ああ。お店の人か。)
ここには、以前も数回立ち寄ったが、いつもわか~いお兄さんばかりだったので、
ちょっと意表を突かれた。
おじいさんは、自分もお茶を入れ、私と向かい合って座る。
目のやり場のないワタシは、意味もなく店のあちこちに張られている広告をきょろきょろ。
5,6分も経っただろうか、気まずさに、とうとう私のほうから口火を切った。
「この辺のカーブも滑り止めの砂が置いてありますが、凍ることがあるんですか?」
「いいやあ~、わしの若いころとは違って、この頃は温暖化で少しも雪はないやいね。」
「おねえさんはどこだいね?」
「高山です。」
これををきっかけに、おじいさんは、話す話す。
温暖化のことやら、経済のこと____
彼の説によると、
温暖化は石油を使うからでなく、
これは地球の自然周期に(温暖化と氷河期が交互にくる)合致したものだということらしい。
経済もまた、然りだそうだ。
そのあとに___「どこも薄利でベースアップができない」と嘆く。
ウン、ウン。
黙って、途中頷きながら聞いていたが・・・・
おじいさんの話は、止まる気配はなし。
そのうち・・・・
「だいたい、ガソリンに、安いものを混ぜて売っているスタンドが、10から20%あるんだ。」と来る。
(ヒエ~!ひょっとして、これは内部暴露?!)
「しょっちゅう、摘発はしていても、、どこがやってるか新聞に載らないのは、
載ることで店がつぶれると、違法者からの追課税が取れなくなるからなんだ。」と続く。
(ヒエ~衝撃的!!)
つと、おじいさんは立って、もどかしげについていたテレビを消す。
そして、その後も選挙違反の話やら、また、再び、混じり物のガソリンの話やら。
そして、
「新聞の役割は、悪事を乗せることで、
同じく悪いことをやっている他者を、明日は我が身と知らしめることにあるんだ。」と説く。
「これは、豚肉を牛肉だとする偽装と同じことだ。」と言いながら。。。
立ちそびれていたワタシは、若いおにいさんが、請求書を持ってきたのをきっかけに、
思い切って立ちあがって、
「いろいろ、勉強になりました。ありがとうございました。」と、あいさつ。
すると、おじいさんつかさず、
「ここのカードを作ると、いつもガソリンが2円引きだから。」と。
案内を持ってきて、サービス内容や口座引き落とし方法を、立ったまま事細かに説明。
「カードはちょっと・・・」というと、
「いやあ~、なんでも勉強だいね。一回、カードもやってみないね。」
そして、
「字が細かくて見えないんじゃ、拡大コピーしたのをくれるよ。」といって、
大きな字のカード案内書と、そしてなぜか梅干しをくれた。
エッ!
おねえさんって言ったんじゃなかったの?
急いで、車に乗り込むと、
なあ~んと
車の時計は午後4時になっていた。
ワタシが、ここに入ったのは、確か2時半ころだったけど。。。
車の窓越しに、
「カードは東京でも使えるよ~。なんでも勉強だいね。」
「はい。」と、返事をして、エンジンをかけた。
ねえ、ところで、梅干し君、
それで・・・・おじいさんのところのスタンドのガソリンはどうなの?