六義園を散策
久し振りに六義園まで遠出しました。
やはり、ちょっとした散歩はいいですね。開放感が味わえます。
帰りは新宿駅から歩きました。歩いた距離は、たったの5~6kmぐらいでしょう。ヨチヨチ歩きです。
先ず、山手線で駒込駅へ。
駅前からの入り口は工事で入れないので、公園外側を逆時計にグルリ回ることにしました。
歩いたコースは地図の赤線です。
仕事で地図帳を納めていた文京学園女子高前を通り、
閑静な住宅街を廻って正面玄関口に出ました。
何回も来ているので、勝手はよく知っていますが
先ずは、『特別名勝 六義園』の案内板を紹介しましょう。
「本園は元禄十五年(1705年)武州川越藩主柳沢出羽守吉保が築造した庭園で、
江戸の大名庭園中現存する日本で屈指の名園です。(中略)
庭園の形式は江戸時代の庭園にみる所謂回遊式築山泉水と呼ばれます。(中略)
明治十年頃付近の藤堂・安藤・前田の各氏邸とともに、
岩崎弥太郎氏の別邸の一部となるに及んで(後略) 東京市」
そして、内庭大門をくぐり、
広々とした庭園に出ました。
そこは、妹山・背山(いものやま・せのやま)を眺めるのに絶好のポイントでした。
そして、吹上茶屋を横目に、吹上峰や藤代峠に登りました。
藤代峠への路は結構な急坂の石段でした。
これくらいの石段を登るのがやっとです。ずいぶん老人らしくなったものです。
さて、お次はつつじ茶屋。戦災を免れた希少な休み処です。
ツツジやサルスベリの古木材が使われていて、大変風流な建物です。
下が、その写真です。
確か、京都銀閣寺の茶室の床柱も、サルスベリの古材が使われていたように記憶しています。
大変、風流なものです。長持ちするようです。
出口近くで、細長い馬場を眺めました。
以前来た時はその全体を歩いた記憶があります。鎌倉の鶴岡と同じです。
そして最後に、駅前の中華料理屋で、ビールと焼売で一杯。
うららかな一日でした。