地図を楽しむ

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中川沿岸を散歩する

2016-04-10 | 散策

中川沿岸を散歩する

今日は江戸川区と江東区の間を流れる中川の右沿岸を散歩しました。

いつも使ってる京王新線・都営新宿線で東大島駅に向かいました。

後でわかったのですが、
大島(おおじま)、砂町、深川、木場等という地名は、この辺が昔、海だったことを示しています。
 亀戸も、元々の地名は「亀井戸」で、亀の形に似た島の井戸から転じたのだそうです。

徳川の初めごろは、浅草辺りまで海だったんですね。
それで浅草海苔も作られていたようです。

さて、まず東大島駅南側の中川船番所資料館を訪れてみました。

当時の位置に建てられています。

中川と小名木川取水口の境にあったようです。

その取水口の様子が、広重の名所江戸百景などにも画かれています。

  

中をゆっくり見物しました。

パンフの略史には

「・・・番所では、小名木川のそばに番小屋が建てられ、川を通行する船を見張っていました。

主に夜間の通船、女性の通行、武器・武具の取り締まり(いわゆる「入鉄砲出女」)、

船で運ばれる荷物を検査しました。・・・」と、あります。

原寸大の「中川番所再現」の模型や

江東地区の徳川初期から現代までの地形(埋立)の変化などの地図が
面白く見れました。(中は撮影禁止でした)

それから、川沿いに北上し、

亀戸中央公園まで、川沿いをぶらぶら歩きました。

中川では、どこかの大学生か、10人ぐらいで勢いよくボートを漕いました。

  

岸辺からは、東京スカイツリーも望めました。

川岸には、つくしも散見できました。

うららかないいお天気でした。

そして、公園には桜がやや盛りは過ぎていましたが、満開といっていいでしょう。

そんな中、小さいお子さんたちが、はしゃぎまわっていました。

  

実にいい散歩でした。

亀戸の駅前では、すしを握ってもらい、ビールで乾杯!!