九里陸上部 指導者日記

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大阪ジュニア室内陸上大会報告と反省

2017年02月07日 11時30分38秒 | 観戦・感想(投稿者・忍者)
東北に今年3回目となる寒波が来た翌日大阪に向かいました。連日外気温は高く大阪城ホール内の温度は20℃ありました。たった60mの競争と1周160mを走る1500m、参加する意味があるのか、と言う人もいます。標準記録が高く、誰でも出場出来る大会ではないのに北海道から沖縄までこれほど参加する選手が多い事を考えれば答えは返って来ます。国体が10月に終わり4ヶ月、全国の陸上大会は800mの距離以内での競技会は無いので試合感覚はゼロに等しいし、更に4月までの半年競技会から離れてしまえば、大学生以上のキャリアがあれば別ですが高校生以下では忘れてしまう選手が多いものです。全国で活躍させている指導者がこれほど来ているのを見ても分かります。試合感覚、3年生は6月で方向性が決まります。今大会での成績がどうかはどうでも良い事、経験させる事に大きな意義があります。今大会の参加者の殆どがインターハイに出場して来ます。レベルの高い選手の競技会が正規の競技場大会でないのが良いのかも知れません。HBG校の仙台育英・北上翔南・常盤木学園も参加しました。九里陸上7名それぞれに課題が残りましたが、2ヶ月後の競技会スタートに向けては良い経験が出来ました。60mの優勝者は予選で諒平の隣の選手(10秒51)でした。50mから追い込んでいったので自信になります。女子60mの茨木凛、どんどん走れて来て楽しみでしたが、気温が上がり更に動きが良くなり能力以上の強い走りが怪我に結びつきました。大きな怪我でない事にホッとしています。1500mの3名も記録的には想定以上です。長沼の組は5名共800m2分08秒から09秒台の選手、大きな自信です。60m初出場の小貫、かなり緊張していましたが200mを考えたら3分の1で良い経験です。菊地葵は200mでトップスピードに上がるのは60mを過ぎてから、記録が上がった分だけ順調です。インターハイで3位以内の選手が数多く出場してきた大阪室内陸上。先の見える取り組みをして行きたいと思います。今日から冬期練習に戻ります。
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