九里陸上部 指導者日記

九里学園陸上競技部の指導者によるブログです。
携帯電話・スマートフォンからも閲覧できるようになりました。

卒業式に向けて

2017年03月01日 11時21分21秒 | その他(投稿者・忍者)
昨日、今日、と快晴の福島です。今日は殆どの高校は卒業式です。すぐ傍にある野球で有名なSG高校も晴れがましい姿の卒業生が通り過ぎて行きました。九里学園は旧女子高の名残りなのか3月3日のお雛様の日が卒業式です。九里陸上3年生12名(男女6名)も卒業式を迎えます。3年生が作成した陸上部卒業文集を読んで、それぞれの夢に向かっての旅立ちを応援して行きたいと思います。この学年で1番競技力が向上したのは女子の島崎奈々海でした。女子6名の内マネージャが2名、(2名共優秀でした)全国大会で数々の入賞を果たした菊地葵が1番目立ちましたが、無名の中長距離選手2名、1・2年生を育てたブロック長の小関瑠奈と東北高校駅伝出場を果たした沼澤遥香も立派でした。そんな中で部員の中で1番背の低い島崎奈々海がいました。中学時代は陸上経験が殆どなく、1年時では100m13秒台後半、目立つものは明るい性格くらいでしたが、2年時から競技力が少しずつ向上して3年生では100m12秒台、走り幅跳び県高校ランキング3位の5m41、小さな体のどこにエネルギーとパワーがあるのだろうと驚かされました。卒業後は美容師を目指すとか、「ビリ哲学」の見本と言える選手に成長しました。人は変われる。だから選手も指導者も諦めてはいけない。そんな思いをした今日のひと時でした。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする