今日の福島は晴れているのに小雪が舞う寒い日です。(最高気温0℃)米沢に向かう栗子峠の手前からは雪降りでした。今年は大雪だと言われますが、米沢の積雪を見る限り特別多いようには感じません。平年と変わらないように見えます。今週末の上杉雪灯篭祭りの雪灯篭作り(各クラス毎)で練習に来れない部員も数名いましたが、普通どうりの体育館練習です。今日の練習はウェイト・サーキットをしました。15種目を3回まわるまで、(2人組)連続で身体全体の筋肉に負荷をかけて行きます。部員には厳しいトレーニングの上位に入るようです。このトレーニングは誤魔化しが出来ないので本気差の度合いが分かります。トレーニングに楽なものはありません。動き作りや姿勢作り(ドリル)ばかりしていても強化にはなりません。動かす(走・跳・投)基礎能力を高めない限り向上するはずはないのです。だいぶ力は付けています。あと一息、もうひと踏ん張り、欲張りな部員を期待しています。
今から50年前の17歳の冬、師曰く「お前のように足の遅いのが、春になって走り始める他の高校と同じ事をしていたら勝てるはずないだろう、本気でやれ。」中学時代野球をしていて、走り幅跳びで福島市内大会に出場したら優勝、まさか、が野球を捨てて陸上に走らせたものの部員ナンバーワンの鈍足。冬になると信夫山の岩屋観音の階段登り(ヘド吐きながらの)ロ-ド走か補強運動(腕立て、腹筋、背筋、垂直跳びと、今は禁止のうさぎ跳び、のみ)3ヶ月もこれをやるとさすがに嫌気がさしてくる。職員会議の放送が入り、「今日は来ない」とノンビリ行くと、階段の下で待っている。悪い先生(笑)だったと思う。高校3年の東北大会、110mH、走り幅跳び、5種競技、の3種目で出場を果たし、初日で110mHのインタ―ハイを決めたものの、走り幅跳びは失敗、混成競技(当時は5種競技)2位・3位争いで最後の400mに燃えていた時、師曰く「5種競技は終わりだ、800mRの決勝に出るゾ、2走だ」の一声、アンカーが最後の最後2人に抜かれて7位。悔しい、だけど誰も恨む気になれない。仲間とともに涙を流したことを覚えている。始めて出場したインターハイは新潟市でした。今年のインターハイは49年ぶりの新潟市です(競技する場所は違いますが)今でも思い出す青春のひと時。鈴木清先生有難うございました。陸上競技は私の人生そのものです。九里陸上部員の皆、今日も頑張ろう。