小泉純一郎氏が総理大臣であった頃、自分の在任中に消費税の増税は行わないとおっしゃっていました。
しかし、これは、総理大臣でなくなったときに増税するという意味ではなかったようです。
これと全く同じようなことを鳩山氏もおっしゃっています。
さて、消費税アップは、総理大臣にとっては、ババ抜きの「ババ」なのか?
こんな発想は、本当に腰ぬけとしか言いようがありません。
英雄になれる「切り札」だとは思えないのでしょうか?
誰もが避けてきたことを一体、だれが行うのか?
これを実行できる人こそ、日本が今、求めている真のリーダーだと思います。
政治家は、政党の議席を守るためではなく、国民のために行動してほしいものです。国力回復のためには、真のリーダーが必要です。
政治家というものは我々国民が分からない(又は知らない)情報を沢山持ち得ているはずです。
ですから我々国民の考え“だけ”を見て政治を
して行く事が必ずしも正しいとは言えません。
時には国民が到底理解出来ない事も命を賭けて
やっていく事が政治家の本来の姿ではないでしょうか。
話は少し大げさになりましたが、これ以上財政赤字を悪化させないためにはどうしたらいいのかを“将来の国民の事”を第一に考えて政治判断をしていただきたいと思います。
それには会長のおっしゃる通り消費税増税を
出来る限り早くしていかなければならないので
はと思います。
ただ、段々と世論も消費税増税に理解を示して
いると思うので、それほど難しいとは思えない
のですが・・・(しかしそれでもやはり歴代総理同様「何か」に怯えているのでしょうか・・)