人が人に惹かれるワケ
ほんとうに・・・お久しぶりです井上ゆかりです。
valentine's Dayが近いこともあり・・・
人はどのような人に惹かれるのか??を考えていきたいと思います。
人がある人に惹かれる要因のひとつとして、類似性があります。
自分と似ている人に惹かれる傾向があるということですね。
バーンとネルソン(Byrne & Nelson, 1965)は、大学生を被験者として、
態度の類似性と相手に抱く魅力との間には直線的な正の相関関係があることを報告しています。
さらに、社会経済的地位、感情状態の類似性についても同様の関係が認められています。
この関係を類似性-魅力(similarity-attraction)理論といいます。
では、なぜ自分と似ている人に好かれるのでしょうか??
バーンは、類似性を一種の報酬とする強化モデルを考えています。
人は自分の行う行動や考え方の妥当性を判断するために、他者との比較を行います。
自分と類似している人からは、自分の行動や解釈の正しさを確認でき、
自己評価を保持することができます。よって快となる報酬価を持つといえます。
さらに、類似していると、相手の行動や判断を予測しやすく、
理解に費やすコストも少なくてすむということがあります。
結局は人は、理解してくれる人・理解できる人に惹かれるということですね。
これは、ビジネスでも同様です。
どうしても好きになれない上司や、うまく接することができない部下・・・
それは相手を「理解したい」という気持ちが、欠如しているからかもしれません。
お互いに良い関係を築くために・・・
自分から相手を理解することからスタートしてみてはいかがでしょう?
井上ゆかり