本日は、メトロポリタン美術館・アメリカ近代美術館に行ってきました。
どちらもすごいのですが、特に私がびっくりしたのは、メトロポリタン美術館のエジプトのコーナーです。
おそらく、エジプト以外では、きっと、ここと、大英博物館ぐらいでしか見られないのでしょう。数のすごさだけでなく、持ってきなもの(大きいのもは、当然、石でできている)大きさです。なぜ運ぶ気になれたのかが不思議です。収集家の情熱は、常人では計り知れません。
しかしながら、エジプトのみならず、東南アジア系の資料をみて思うのは、まさに盗掘の歴史、言ってみれば泥棒市場。なぜ、こんな仏像がここにあっていいのか?感動とは裏腹に、複雑な気持ちにもなりました。
さて、本題ですが、昨日、ニューヨーク州の二人のCPAのお話を聞いてきました。
ここでまたびっくりしたのが、二人とも、個人向けのファイナンシャル・プランニング・サービスの仕事しかしていないのです。米国は、個人が確定申告をしなくてはなりません。その個人の確定申告を手伝う会社が、H&R社やジャクソン・フューイット社等ですか、これらの会社とCPAの仕事は、基本的に競合しています。
そして、価格競争がおきて、CPAにとって、申告書の作成業務は、儲からない仕事になっているのです。
二人のCPAももともと、個人向けの申告書作成をしていたのですが、やがては、富裕層に対するFP業務に転換しました。
一人の会計士が150人、もう一人が700人の個人クライアントを持っていました。そして、年間の顧客単価は、20万円から60万円程度でした。
そして、FPの中身ですが・・・これが驚きです。業務としては、シティー・バンクやメリルリンチの富裕層へのサービスとかぶるのです。
最大の収益源は、投資信託に関する投資顧問業です。純粋なFP業務は、手数がかかり、赤字といっていました。
投資信託の預かり資産の1%を顧問料としてクライアントから貰っていたのです。
定期的な、アナリスト・レポートのようなものもサービスとして発行していました。
個人のCPAの仕事として、法人向けは、おそらく日本と変わりないと思いますが、個人向けサービスが、結局、金融業とまったく変わらなくなっているのは驚きです。
一人のCPAが言っていたのは、自分たちは、個人のCFOであり、決め細やかな対応は、メリルリンチには負けないといっていました。
我々の行く末はいったいどこにあるのでしょう?少なくとも、申告書の作成業務が金にならなくなったのは、日本も米国も同じです。
日本税理士は、その先、何をやっていいのかうろたえていますが、米国のCPAは、金融会社に転身してかなり儲かっているようです。
さらに、一人のCPAは、NYのCPA協会のFP委員会委員長をしているとのことでした。
日本では、FPが仕事になると考えていないので、・・・・????
よく考えたら、山田先生は・・・東京ファイナンシャル・プランナーズをいち早く立ち上げられていた!!!
もう一度、FPが税理士業界で、ブームとなる日が来るかもしれない。。
山田先生の先見性には脱帽である。
PS:こちらの時間は、夜中の1時です。明日、朝早くNYを出発します。
今回の旅は、あまり期待していませんでしたが、思わぬ収穫がたくさんありました。
早い段階で、今度は当社の社長をつれて、香港・上海の日本企業研究の旅に出てみたくなりました。
②気付き・・週末で緊張感が緩んだか。
③教訓・・緩めて良い所を見極めよ。
④宣言・・私は緩急を考えて行動する人間です。
②気付き・・JRは全国的なもの、他はローカルなものが目立つ。
③教訓・・対象が誰なのかを明確に捉えねばならない。
④宣言・・私は対象を明確に捉える事の出来る人間です。
②気付き・・瞬発力を活かした睡眠だったせいか、予想よりは眠くない。
③教訓・・要所を締める事が大切。
④宣言・・私は要所を捉え、締める事の出来る人間です。
②気付き・・人に疑われる手口が問題なのか。
③教訓・・先ず誠実である事。
④宣言・・私は誠実さを宗とする人間です。
②気付き・・非常に美味でした。
③教訓・・美味しい食事は心を豊かにする。
④宣言・・私は心の豊かさを追求する人間です。
②気付き・・忘れている事、知らない事が多いのを痛感する。
③教訓・・貪欲に知識を吸収せよ。
④宣言・・私は知識の吸収を貪欲にまで行なう人間です。
②気付き・・寒さのピークを意識する。
③教訓・・備え有れば憂い無し。
④宣言・・私は準備周到な人間です。