2人の登山家が人食い熊に出会いました。
熊は、人よりも走るスピードが速いため、一人目の登山家は逃げる事を直ぐに諦めました。
しかし、もう一人の登山家は背負っていた荷物を下ろし、逃げる準備を始ました。
それを見た一人目の登山家が、忠告しました。
「熊は、人間より早く走るので、逃げても無駄だ。」
これに対して、もう一人の登山家が答えました。
「それは、知ってる。ただ、お前より早く走ろうと思っているだけだ。」
さて、ここから言える教訓とは・・・。
熊=顧客の要望
一人目の登山家=競合他社です。
顧客の要望は、無限です。
それに完全に従うだけであれば利益はでません。
どこまで従うべきかは、競合他社のサービスと比較すれば良いのです。
つまり、顧客の要望に対して、競合他社より一歩前進したサービスを提供すれば足りるのです。
(実際は、少しくらい良くても直ぐに競合に追いつかれてしまいますが・・・)
顧客のニーズとは、究極的には、良いものを安く(できれば、タダで)です。
このニーズだけに応えようとすれば、販売価格はどんどん安くなります。
この販売価格に歯止めをかけてくれるのが、競合他社のサービスや販売価格です。
つまり、顧客の声だけに耳を傾けると誤った経営判断をすることがあります。
競合他社の分析は、非常に重要性の高いものなのです。
経済学的にいうと、優位性には次の2つがあります。
① 絶対的優位性
絶対的優位というのは「No.1」という事です。明確で分りやすいため、ほとんどの人間が無意識のうちに「No.1」を目標にして行動してしまいます。
②相対的優位性
相対的優位性というのは比較する対象に比べて優れているということです。
我々は絶対的優位性ではなく、相対的優位にたつことを目指さなくてはいけません。
熊は、人間に対して、スピードにおいて「絶対的優位性」を持っています。
これに対して、二人目の登山家は、一人目の登山家に対して「相対的優位」にあります。
市場における競争とは、「絶対的優位」を競うのではなく、戦う相手に対して「相対的優位」であれば良いのです。
つまり、「顧客」に対して優位になる必要はなく、「競合」に対して優位になれば足りるのです。
②気付き・・仕事と連休、両方が気になる。
③教訓・・一事に集中せよ。
④宣言・・私は集中して物事に取り組む人間です。
②気付き・・やはり日本一の山、感動。
③教訓・・感動を与えられる人間であれ。
④宣言・・私は人に感動を与える事の出来る人間です。
②気付き・・どうしてこんな所に作ったのか。
③教訓・・計画性が重要。
④宣言・・私は計画性を持って行動する人間です。
②気付き・・毎年、咲いている筈なのに数年振りに見る気がする。
③教訓・・意識外にあるものは存在しないも同じ。
④宣言・・私は周囲に目を配りながら行動する人間です。
②気付き・・珍しい事と感心し、また嬉しくも思う。
③教訓・・有り難き事に感謝すべし。
④宣言・・私は有り難きものを尊ぶ事の出来る人間です。
②気付き・・連休疲れか。
③教訓・・休める時は休め。
④宣言・・私はメリハリを付け行動出来る人間です。
②気付き・・やる事が山積。
③教訓・・優先順位を考えよ。
④宣言・・私は優先順位を考え行動出来る人間です。
②気付き・・互いに連絡するも通じない。
③教訓・・タイミングが重要。
④宣言・・私はタイミングを計りながら行動出来る人間です。
②気付き・・周囲の変化を聞く。
③教訓・・万物は流転す。
④宣言・・私は変化を感知しながら行動出来る人間です。
②気付き・・GWは予め分かっていたのに。
③教訓・・やはり段取りですよね~。
④宣言・・私は段取りを考えながら行動出来る人間です。