戦略は、目的(または目標)を達成するための手段。
目標設定は、欲求水準の高さで決まる。
欲を抑えれば、枯れるだけ。
『この国を良くしたい』など、正しい欲求が【志】へと昇華する。
本日、朝7時から銀座で開催されている論語の読書会に参加しました。
この会は、素心・不器会 会長 下村澄(しもむら きよむ)先生が開かれているものです。
下村先生は、碩学、故安岡正篤先生の最後の愛弟子で、ニュービジネス評議会専務理事も務められた方です。
実は、今度、私が出版する本の帯の推薦文を書いていただいたのでお礼のご挨拶に、下村先生が主催される素心・不器会に参加させていただきました。
そこで先生から本日、お土産をいただきました。
そのお土産というのは・・・・
兵庫県の正法寺の住職 三木京三氏が作成された『日の丸の置物』でした。
この日の丸と合わせて、三木住職から下村先生に宛てられた手紙も拝読させていただきました。
その手紙の内容は、この国を憂い、日本を良くしていきたいという切実な思いがつづられたものでした。そして、この日の丸は、三木住職が私財を投げ打って作った置物の一つということも聞かされました。
私は、下村先生から、
『この価値の分る人に差し上げたい』といわれていただいたのです。
下村先生がおっやられるように、『日の丸の価値』を分り、それを飾ることができる人は、それほど多くいないのです。
その中で、先生から、『この価値の分る人』といっていただけたのには、非常にうれしく思いました。これほど褒めていただいた経験はありません。
先生に読んでいただいた私の本の初校から私の思いを感じていただけたのが大変うれしく思いました。
日の丸とは、太陽を意味します。
太陽とは、『今日も日が昇り、今日も生きていることへの感謝の念の象徴』と私は理解しています。
私にとっての日の丸は、『感謝する気持ちの象徴』なのです。
色々なご意見がある方もおられることでしょう。
私にとっての解釈は、これ以上でもこれ以下でもありません。
この国に生まれたことに感謝し、誇りを持って生きることができて初めて、隣国の国民への畏敬の念も持つことができるのではないでしょうか。
【この国を愛すること】
これができれば、生かされている自分に気がつくことができ、生かされている気持ちからくる感謝の念、さらには、社会に対して役立ちたい気持ちへと変わっていくのです。