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いつまでも健康を願い、山歩きの展望や花を中心にした、団塊世代の私の軌跡を記録します。

10-14:幌尻岳≪新冠川コース≫

2010年07月29日 11時57分20秒 | ハイキング 山歩き 山登り
額平川コースの山小屋予約取れず、林道歩きの長い新冠川コースになってしまった。

10-14:幌尻岳≪新冠川コース≫

 H22年7月13・14日(火・水)  天気:晴   同行者:妻・長男・私  マイカー   登山口:北海道 新冠町 


梅雨のない北海道の山、幌尻岳とトムラウシシの二山を登る計画でした。
天候不良と、安易な予定変更により、敗退しました。


『予 定』
                12日:  イドンナップ山荘  ⇒  ニイカップポロシリ山荘
                13日:ニイカップポロシリ山荘  ⇒  幌尻岳  ⇒  ニイカップポロシリ山荘  ⇒  イドンナップ山荘

苫小牧でフェリーを降り小雨の中、静内にある日高南部森林管理署へ、 林道通行のための『入林許可書とゲートの鍵』を受領に向かう。
今日中にニイカップポロシリ山荘に入る予定でした。
しかし、雨の中、林道を6時間歩くことを避け、車で入れる最終地のイドンナップ山荘に泊まる。

翌日の13日、ポロシリ避難小屋へ、あわよくば幌尻岳登頂を目指して4時過ぎに歩きはじめた。

【 コ ー ス 】
13日
イドンナップ山荘(4:15)=北海道電力ゲート(4:25)=ポロシリ山荘まで15km地点(5:00)=橋上〔ゲート〕(5:08)=ポロシリ山荘まで10km地点(6:26)=ポロシリ山荘まで5km地点(7:59)=ポロシリ山荘まで2km地点(8:44)=ニイカップポロシリ山荘(9:18~10:03)=二俣(10:55)=見晴し台(12:19~25)=中間点(13:00 ?)=水場(13:22~44)  ここで下山 =中間点(14:45)=見晴し台(15:11)=二俣(16:05)=ニイカップポロシリ山荘(17:15)

14日
ニイカップポロシリ山荘(7:10)=ポロシリ山荘まで2km地点(7:43)=ポロシリ山荘まで5km地点(8:28)=ポロシリ山荘まで10km地点(10:00)=橋上〔ゲート〕(11:06)=ポロシリ山荘まで15km地点(11:23)=北海道電力ゲート(12:00)

 
 イドンナップ山荘 ~ ニイカップポロシリ山荘 コース図





ニイカップポロシリ山荘 ~ 山頂 【図をクリックで拡大】




イドンナップ山荘  

虫の死骸等を掃除して落ち着きました。
かびの匂いは空気の流れを良くして、部屋にあった蚊取線香で払拭出来ました。
室内に、電灯、蛇口も付いていますが、使えませんでした。
車なので水は積んでいき、水場は特に気にしませんでした。

これで今日の午後は退屈、温泉に入りたいと、うわ言を吐いています。

【イドンナップ山荘】

夕方、札幌からイドンナップ岳を目指す二人の若い男性が来ました。
この山荘は広く、一階にも他に宿泊できる部屋があります。
二階の部屋は殆ど使われないのか、虫の死骸でいっぱいでした。

日高南部森林管理署から110分で来たといっていました。
我々の帰路は日高南部森林管理署まで130分程度でした。四駆と二駆の差でしょうか。
新冠町泉地区から約40kmはダートです。

エコノキックスは気にしないでガブガブ飲んでいると言っていました。

【北海道電力ゲート】 標高:430m

写真右側のゲートをくぐりました。

【橋上ゲート】 

自転車も通さない構造です。しかし、帰りは開いていました。

【鹿の角】  足の骨も一本分ありました。

【イドンナップ山荘まであと5km】 

このような案内板は他にあと15km、あと10km、あと2kmが設置されていました。
≪ポロシリ山荘まで5km≫の案内板の左側に『棒』が立っていますが、
この棒は北海道電力ゲートから500m間隔に設置されているようで[12.5]と書かれています。
北海道電力ゲートからニイカップポロシリ山荘まで17.5kmとなります。

【奥新冠ダム】

ダムを望める展望の良い場所、腰を下ろして休憩しました。

ニイカップポロシリ山荘 標高:780m
登山道はこの小屋の左側です。道標もありました。

【展望1】 見晴台



【展望2】 見晴台

【水場】 標高:約1700m

貴重な水場でした。この水で生気を取り戻しました。

徒渉地点    復路に撮影

ニイカップポロシリ山荘からここまでは、
登山道が崩落していたり、流木で塞がれていたり、
また、赤テープも目立たなくなっていました。

この徒渉地点で、登山道が不明となり、ここで敗退と覚悟しましたが、
対岸の高方の尾根に赤テープを発見し、徒渉のポイントを定めました。

水の流れの周囲は茶色ですが、雪の上に枯れ木が積み重なっている状況でした。


徒渉地点    復路に撮影

ここで徒渉ですが、運よく流木伝いに、水に浸ることなく尾根に取り付けました。

【ニイカップポロシリ山荘】

二階建ての大きな小屋です。
トイレあり、水場あり(エコノキックス非保証)場合によっては電灯も点くようです。
やかん、銀マット、蚊取線香、ろうそく等少々ですがありました。
我々はネズミに遭遇しませんでした。

小屋に戻ると三重県からの、単独行の方がいました。
北海道に入って二週間ですが、天候に恵まれず登った山は夕張岳のみとのことでした。

帰りの林道でも一人で熊鈴を3個もつけているようなにぎやかさで歩いてきた2人(旭川ナンバー)、
と単独行(山梨ナンバー)の男性に会いました。
夫々徒渉について心配していました。

【咲いていた花】

オオバミゾホオズキ

エゾエンゴサク



エゾオオサクラソウ

エゾノキリンソウ

【下山】
天候を味方につけ、
体力と相談して、往復の林道歩き、
ニイカップポロシリ山荘から登山道を見失しなわないようにして、徒渉し、急登をじっくり歩けば、
頂上に到達できるでしょう。

熊も我々を避けてくれたようです。

入浴のあと、二人は観光を希望しました。

この山行期間に一日で3,4時間の山歩きをする程、元気はありません。
トムラウシは12日の雨で既に諦め、16日に樽前山〔登りコースタイム:50分〕へ行くことにしました。

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