染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

カマキリです

2011年06月30日 10時34分22秒 | Weblog
カマキリの出生に立ち会いました。
そういえば、以前カマキリは雪の降雪量を予測すると言う本を読んだ記憶が有りました、これを読んだ時には疑問に思いませんでしたが、立ち会ったこの卵懐は雪に埋もれてましたぞ。



上の書籍ですが、立ち読み程度でしか読んでいないので、まああんまり覚えていません。
でも前提として、卵懐が雪に埋もれると死んでしまうと言うことがなければ、話が進みません。
これはガーデニング好きの方や、雪の降る地方の方は良く判ると思いますが、雪のなかって結構温かい。土が凍ってしまうことがないから。卵懐は長期間水につかるとダメですが、とけない雪の下や少しくらいの雪解け水には耐えられると感じていました。

実は昆虫学などの世界ではこの理論やこの書籍は全く間違っているとされている。その理由や科学的検証も行われ、書籍となって販売されている。



さて、僕はどうするかって言うと、学会の派閥などには興味が有りませんが、
カマキリが雪の降る量を予測していたとする理論に疑問を持ちましたので、長い時間をかけて検証する暇もありませんので、上記の書籍をそれぞれ検証したいと購入しました。まだ読んでません。

双方の意見を聞き、確認した後どちらかが何処でおかしな方向に行ったのか検証したいと思います。

そんな話を相方にすると、

「また本が増える。図書館でも開くの?」

と言われました。
でもね、以前に糸井重里が言っていたぜ、本とは一期一会で、表紙やタイトルにビッときた本は買っとけって。

「経済力が違います」

厳しい一言です。





相方には言ってませんが、
実はこの本結構高い。「大雪を知っていた」は1500円 「耐性の昆虫学」は何と4400円 しかも大きさはほぼ同じ。この値段格差で世間に流布される情報の量が決まる。出版した人も、反論を出すだけじゃなくて、世間に真実を伝えようとする努力をしてもらいたいと感じました。まあもうちょっと安くしてくださいな。ってことなんですが、中古書籍を買っても結構な値段になりました。

鼻血で休む

2011年06月24日 09時32分32秒 | Weblog
本日学校が有りましたが、休みました。
以前から、症状は有りましたが、今回はかなり深刻だったので、病院に行きました。

朝に鼻血で起きて、小1時間で止まりました。またその日の夕方に出血し、これがなかなか止まらない。ちょっとしたら止まるかと思いながら、鼻を押さえていても止まらないので、どうした物かと思案して、ごみ箱を抱えながらネットで検索すると、結構こんな人も多い様子でした。

特別重大事故に繋がることはないようですが、

「二時間以上止まらない場合は受診しましょう」「湯のみくらいの出血なら大丈夫。洗面器くらいの場合は受診しましょう」 

とのことでしたので、まだ、その時は1時間半。なんとか止めようと頑張ってみるか。 
といっても、気合いで止まるもんでもないようでした。
洗面器ってどんだけですか。
じゃ、どれだけ出たか量ろうかと思いましたが、家族にいやがられたので、やめました。


家族の心配なのか、気持ち悪がったのか解らない説得と、お医者さんの診療時間も鑑みて、もう行った方が良かろうと言う時間に連絡して、耳鼻科に行きました。
そこで知り合いのお母さんにお会いしまして、あいさついたら、引かれました。知らない人に話す感じですかね。どうした物かと思いながら、問診票に記入して受付に渡すとそこに血が!

受付のお姉さんに「大丈夫ですか?」  「多分、  ごらんの通りです」
僕は体がふらふらしてるかどうかについて聞かれた物かと思いましたが、そうではなく、顔中血まみれだったようです。待合室が僕の入場で気温が下がった様な気がしたのは気のせいではありません。一応車から出る時鼻に詰めたちり紙を交換したんですけどね。

急いで看護士が来て、処置をしてくれましたが、しばらく出血は続き、鼻を押さえたちり紙は真っ赤であります。

とりあえず止血できた様なので、診察しました。
噂では面白い先生らしいのですが、診察中はブラックジャック気取りでクールで寡黙な診察をします。質問は矢継ぎ早に飛んできますが、私は鼻が詰まって話せません。
診察は洗浄や写真撮影などをして戴きました。その後薬を入れてくれましたが、奥まで突っ込んでくれます。痛いです。昔のシュワルツネッガーの映画で鼻から機械か何かを取り出していたなあ。とつまらないことを考えていました。
それで、「2、3日安静にして、明後日また来なさい」とのことでした。と言うことは明日休み?

まあ、色々長期休暇を目論んで準備してきた物が無くなってしまうのは残念ですが、仕方がありません。
診察後、待合室で知り合いのお母さんにまた挨拶すると、「顔中血だらけでびっくりしましたよ」と言われました。

一夜明けて、昨日は出血の興奮も有り元気でしたが、流石に本日は辛いです。2時間半くらい鼻血が止まらないとどれだけの血が出るのか解りませんが、ずいぶん出たようです。全身の倦怠感はもちろん手足のしびれも有ります。


下の画像を張りますが、見たくない人は見ないでね。
パソコンのそばのゴミ箱です。5分くらいでこのくらい。















梅雨の時期です

2011年06月20日 11時34分11秒 | 子供
梅雨と言えば、梅ですかね。
梅雨の時期は毎年梅の実がバラバラと落ちるんで、まるで梅の雨だなあと思っていましたが、どうも色々諸説有り、そんな暢気なことを考えているのは僕だけな様です。

中国から、「梅雨(ばいう)」として伝わり、江戸時代に「つゆ」とよばれるようになったとか。
また
「梅の熟す頃の雨」として、梅雨と元々呼ばれていたとか、色々有り、「つゆ」とよばれるようになったのは梅の実が熟しつぶれる時期に降る雨だから、 『潰ゆ(つゆ)」と関連づけたり語源には諸説有るそうだけれども、僕は梅の降る時期だからだと思っていました。

そんな事はどうでもいいのですが、今年初めて、梅の実を収穫してみました。
染色用に栽培している我が家の木々ですから、ほとんど枝を切っていません。ですから、梅の聖地東京都青梅市からの梅ですが、小さいもんです。
まあでもそれなりにとれます。子供と20分くらいで1.5キロ程とってみました。
大きさはピンポン球位から有ります。
隣の母屋にも古い梅がなっていますので、そちらの方が大きな物がなっています。毎年飲みもしないのに梅酒を造っています。最近は量が減りましたけど。

取り集めている所で、近所の方からも話をしていると、この辺では結構完熟の梅を使うそうです。
青梅ではなくて、黄色っぽくなってきたやつを使った方がいいとかなんとか言ってました。味が全然違うんだと言われ、とっても悪いことをしている気分になりましたが、始めたからには、まあまあいいじゃないのと、おばさま おじさま をなだめて青梅は青梅の良さが有りますよって言っときました。
虫が出てきちゃうから、いい完熟梅はなかなか手に入りませんが、まあ気が向いたらやってみましょう。

今回急いでやってみたのは子供の宿題で、作文があったからに他なりません。

             

氷砂糖でつけてみました。我が家はお酒飲まないので、砂糖のみです。奥の瓶はちょっと砂糖が足りなかったので、沖縄の高級砂糖が少し入っています。
どうなることか解りませんが、せっかくなってるんだから、作ってもいいもんです。

それで、本日祖母の畑にて勝手に生えたジャガイモを掘ってきました。

             

勝手気ままな放置栽培された新じゃが。梅より小さい。

静岡ドールショー

2011年06月18日 12時18分38秒 | 芸術作品
先日静岡のグランシップと言う結構大きな総合劇場での展示の搬入に行きました。
「静岡ドールショー」と命を打ち、入場料300円で、明日日曜日まで開催しています。時間は10時から18時まで。

名前は大々的では有ります。しかしながら、個人で始めたばかりなので、会場は広い割にまだこじんまりとした感じは否めません。
個人的にはまだまだ入場料を取るには早いかなあ、、、と言った感じがしました。
作品の内容はさておき、まだ認知度が低いので、多くの方に来ていただいた方が良かったのではないかと思います。主催者側は参加者に負担を減らしたいと言う思いがあった事と思いますが、それよりも多少負担があったとしても我々は納得して参加しているので、構わないと思うのですが、主催者は色々気を使うようです。

入場料負担も有り、あまりこちらとしても宣伝して、是非来てくださいなとはなかなか言えない。「まあ、やってるんだよ」と言った感じで生きている知らせをする様な物です。

                

確認できていないので、他の方の作品を載せる事はしませんが、僕はこんな感じ。個展の話も戴いているので、あんまり人が来なければ、そちらに少しまわせるなあと、考えているので、知り合いにはこなくてもいいんじゃないかと言ってみたり、、、

友人のナガタ氏から、ご指名戴き、参加しているので、当然ナガタ氏も出しています。いつも通りソフトな中にきつめのメッセージが隠されています。またはその逆か。彼の作品は安心してみていられます。


糸楽搬入

2011年06月13日 13時47分25秒 | 芸術作品
車にフォグランプつけました。ななさん一目見て、「ぶったさん~」 と言ってライトをたたいていました。
そうはいってもこのライトかなり明るい。ちょっと使いづらいが役に立ちそうです。
これを間に合わせたかったのは昨日糸楽の搬入。青梅の ギャラリーわあす 行きました。帰りは深夜午前様でした。

展示は小さめの物を制作しましたが、みんないつもとあまり変わらないので、拍子抜けしましたが、僕だけは特に小さい。ま、それはいいんです。



絹のキビソって糸を使っているので、かなりな硬質感を醸し出しています。長くこの素材を扱っているので、だんだんとこなれてきました。

流れ、流れて元に戻る。と言うのが基本的な制作の理念です。全ての存在が繋がっていて、自分のした事、またはしなかった事も巡り巡って自分に帰ってくる。そんな事を思って制作しています。

今回原発の事故なども僕にはどうしようもなかった事かもしれませんが、何もしなかった事にも罪は無いだろうかと考えます。
誰が悪いと言う訳ではなく自分は正しいと思える事をしていただろうか、大きな流れに任せて、口をつぐんでいなかったかと自問自答します。

人を批判する事は簡単ですが、その解決策や自分の意志を真摯に伝える事の方が大事であります。文句を言うならやる事をやってからにしろ と子どもに言っていますが、自分もそうしていかなくてななりませんね。


さて、今回残念ながら、グループをやめられた寺田さんの作品。個人的には好きな作品を制作していた方なので、とても残念です。
搬入時に作品を見て、これはここの方がいいだろうと設置して写真だけとらせていただきました。実際の展示は室内です。



タイトルはなんだったかな、、、


単刀直入

2011年06月03日 23時09分48秒 | Weblog
単刀直入 前置きなどを省いてすぐに本題に入る事や、問題の核心をつくこと


単刀直入の出典は、中国宋代の「景得伝灯録(けいとくでんとうろく)」による。
本来は、たった一人で刀を一振り持ち、敵陣に突入して斬り込むことを意味した。
そこから派生し、すぐに本題に入ることを「単刀直入」と言うようになった。
この語源から解かるとおり、短い刀で突入するわけではないので、「短刀直入」と表記するのは誤りである。

語源由来事典より



また相方のネタですが、ウチの相方は時々言う言葉で友人をびっくりさせる事があうようです。本人はそれほど重大な事を言っている訳でなく、本当の事を親切で言っているつもりらしいのですが、あまりにも確信をつくので、初めての人は困惑するようです。

本ブログにおきましても、話しの結末、もしくはオチとして、一言言っていただいた物を載せている訳ですが、まあ確信をつきますから構いませんが、ぐうの音もでない一言とはこの事です。
大勢でも、一対一でも相方は会話の最中あまり話しませんので、聞いているんかな?と思う時がありますが、タイミングを見計らって確信をつきます。
まるで、話しの最中刀を研ぎすまし、相手の隙を狙っているようです。

相方の一言とは、まさに単刀直入でありますが、無鉄砲でなく、計画的に練られ、研ぎすまされているまさに短刀を相手の準備や身構える隙を与えず、確信をつきます。心に直入します。

そんな相方は先日まで、少々眠れぬ夜を過ごしていたようです。
そして言う事を言った日の朝、ピカピカに研ぎすまされて出かけて行きました。
そんな夜の相方は短刀を研ぎすますように言葉を研ぎすまし、練りに練っています。正直自分に向けられると恐ろしい一言を研ぎ、光り輝かせます。確信の言葉が見つかったんだなあと思いましたが、それは聞きたくありません。


本人を擁護すると、全く悪気はないのですが、人は困惑します。本当の事だからこそ。
だから、せめて、「単刀直入にいうとさあ、、」とか、「つまりこう言う事かな、、」とか前置きをおいてから、話した方が相手が、身構えて心の余裕を持てると思うので、これからそうした方が、いいと思いますと伝えました。

豚君の家

2011年06月02日 20時50分39秒 | Weblog
相方が少々肩の荷が下りた様な顔をしておりますが、まだまだ問題は残されているようです。
ひとつの肩の荷物がおりた時に、捨て台詞を言わなかったかと聞くと、案の定言って行ったそうです。ま、イタチの最後っ屁みたいなもんだから、面白そうだと思いまして、どんな事言ったのかと聞きました。

「こんな扱いを受けた事は無いとか、こんな豚小屋みたいな汚い所にいるのも嫌だとかなんとか、、、」

何だと、そんな事言ったのかと憤りました。

「失礼極まる! 豚に謝れ!」 と叫んだら、相方は吹き出しました。






そんな事で笑われたもんだから、こっちもさらにテンションが上がります。
豚小屋って言ったのはきたないとかなんとか罵倒するつもりだろうけど、豚は好きでそんな所で生活しているんじゃない。そんな所しか提供できなかった人間が汚いんだ。そんな事を言う人間の心が汚い。豚に謝れってんだ。
僕がその場にいたら、その言葉で諍いが起きる。


「捨て台詞でさえ意味わからないのに、豚に謝れ!って言われても、周りのみんなは、さらに意味が分からず真っ白だよ」
相方の言う事はいつも的を得ています。



ちなみに「豚小屋」を調べたら、イタリアの映画だと思いますが、パゾリーニ監督の映画がありました。
ちょっと面白そうではあるが、気味悪そうでもあります。変なホラーとは違う様なので、機会があれば観てもいいかなあと思っています。