染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

パンの制作

2008年05月20日 06時57分21秒 | Weblog
昨日はパンを作りました。
近所の無農薬野菜を作っている方からお裾分けしていただいた小麦粉から制作しました。
気候や品種の問題で、日本では強力粉の小麦は作れないのが一般的でしたが、最近品種改良されて、国産強力粉もある様です。でも私が頂いたのは中力粉だそうです。

水でこねると少し色がくすんでいましたので、全粒粉かなあと思っていました。お裾分けに言った時に確認したら、違うらしい。精製技術にも限界はあるのですが、一般的な輸入小麦は5割程削っている様です。真っ白い所だけ小麦にまわして、精製した皮等は家畜の飼料になる様です。昔は漂白していたなんて事もあった様です。

パンの制作には近くの朝霧バターを使い、砂糖はキビ砂糖と言うものを使いました。サトウキビからとれるのは当たり前じゃないかと思いながらもせっかく頂いた物なので、使ってみました。こだわりはそこまでで、牛乳も近所の物ですが、卵は普通に売っている物で、取り立てて申し上げる物ではありません。バターは高級です。500グラム1500円もします。陶器の入れ物に入っています。さっぱりして美味しいです。塩は以前頂いたネパールだかの岩塩を入れてみました。少し削っていれましたが、疲れたので、精製された岩塩もいれました。

これまでいくつかパンを作りましたが、どうにもドライイーストの臭いが気になって仕方がないので、最近はイーストの量を半分にしています。固めのパンが好きな僕に取ってはちょうど良い。あの臭いは何とかなりませんかなあ。天然酵母なら少しはましなのか知らん。

パンを持っていって少し話をしましたが、休んでいる土地がある、パン作る。うどんも餃子も作る。なぜ小麦を作らないのか。という話になりました。稲刈り機かすよ。脱穀機貸すよ。いつでも言ってちょうだいな。といわれました。
おっしゃる通り。やりたいねえ、どうしようかなあ。昔米作りは手伝ったことはあるけど、方々に相談してみようかなあ。友達誘うってのも手かなあ。

ぜんまいざむらい

2008年05月17日 07時16分53秒 | Weblog
最近個人的にぜんまいざむらいが好きです。
先日あんぱんまんは、いかんと言いますか好きになれないことを申し上げました。
暴力で解決するのは短絡的で、報復の連鎖を産むと考えられるからであります。
そんなことを特に考えもせずに、教育テレビを見ながら、ふと思い立ちました。
「ぜんまいざむらいは非暴力だねえ」
全てをだんご剣の団子で解決できることには世の中そんなに甘く無いよと思いますが、そんなめんどくさいことは全て取っ払ってしまう物は、水戸黄門の印籠にも通じる物があります。水戸黄門も悪者にお仕置きをするのはどうも納得がいきませんが。
ぜんまいざむらいはほとんど喧嘩もせずに人の良心にうったえかけ、悪いことや迷惑をかけたら良くないと改心させます。
これはすばらしい。僕がぜん様を好んで見るのはこんな理由があったのかと、相方に報告したら、「そうだとおもってたけど」と今更と言った感じでいわれました。僕よりも僕を冷静に観察しておりました。

また、隣のトトロ というアニメがいまだに方々で放映され、海外でも特に中東等で、良く上映されるそうです。長年の紛争等で、暴力につかりきった子供達に暴力のない世界を知ってもらいたいということもある様ですね。