染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

最近のいろいろ

2011年09月20日 04時56分31秒 | 芸術作品
ちょっとばたばたしているんですが、なかなか仕事が進まないので、自身の無能さに痛み入っている所ですが、これから、また暫く更新もままならぬと思われるので、今後の予定などを列挙します。

現在進行形で、本日終了の まちなかアート 富士宮の恒例行事。今年は秋に開催されています。僕は老舗和菓子屋の藤太郎本店。
この他にもウィンドーに数点展示しています。
色々なお店に作品が展示されているので、まさに一日仕事で見て回ります。個人的に今年は良いものがあるんじゃないかと思います。

そして次が、



10月1日,2日と、北軽井沢でのクラフトフェア。ちょっと年上の方々と一緒に出品します。グループ名は「面白商会」目印は唐草模様。
こちらは主催者から依頼があり出品。あまり詳しい事は言えませんが、期待されての参加となります。僕の作品も見てくれて、理解した上での要請なんで、好きにやらせていただきます。
ただ、会場が10時出店。ここから、車で4時間半はかかるってんだから、準備時間も考えると出発時間何時になるんだろうか。そして家族で参加します。泊まりは会場でもあるコテージに泊まりますが、人が多いと僕は車中泊も思案中。それはそれで面白いけど。

そしてこちら、個展の案内。



これが一番大事。
10月15日から、富士宮市内の ギャラリーかとう にて個展です。
やらないかと言われたら、まあ断る理由もありませんので、良いですよって言いましたが、話は最後まで聞くもんです。「メインは、コンクリートで』
会場は2階。エレベーターはなし。どうしろって言うんですか。搬入。あの階段を上がるのかと思うと大問題です。なんとか問題を解決しないといけないんですが、まだ何も答えが出ていません。

隔週で僕の行事がはいっているのですが、その間に子供の運動会やイベント、同窓会などもあるし、クロネコのタンゴがいなくなったと思ったら、怪我して家にこもっていたので、病院に連れてったら、院長先生にズボンの染めと以前買ってもらった間仕切りのタペストリーの直しを頼まれたりしています。同窓会のプレゼントも頼まれましたな。
そうそうDMの依頼も受けましたっけ、市の重鎮から。

有難い事なんですが、何もこんなにまとまってこなくてもって思うけれども、声かけられるうちが華。作家は作品依頼は断ってはいけません。と常々思っているので、何んでもこいって片付けているんですよね。だからこれからでも何時でも仕事の依頼来いって思っていますが、大丈夫か俺。

薪ストーブが納品されました

2011年09月05日 06時25分30秒 | Weblog
薪ストーブが入りました。
頼む前は設置に一週間くらいかかるだろうとか、商品の在庫もあまり無いだろうとか、10月くらいから、煙突やストーブのメンテナンスも入るだろうから、8月中には頼まなくてはと考えていましたが、思いのほか早く入りました。
設置は雨の影響もあり、3日かかりましたが、実質2日間で終了しました。

ヨツールのF3 です。性能や大きさからしてちょっと小振りですが、寒さに強いと思われる僕にはちょうど良い。

 

屋根から、煙突がぶら下がった所。上は二重管。この煙突の下に自在管がつきます。家が膨張収束するので、必須アイテムです。



ななさんが遊んでいますが、中央の丸に煙突が挟まります。

それで、メンテナンスの話を聞いていたら、この天板割れる事がありますが、交換できるそうです。
横も背面もしかり、僕は他の物は知らないけど、ヨツールのものは規格が変わらないので、交換可能だと言われました。耐用年数と壊れた具合にもよるけど、部分交換が出来ますよって言われました。車みたいなものかな。
これは良い事を聞いた。壊れたものは直して使うのは大好きです。

納品、搬入された日に火をいれましたが、涼しい日でしたが、流石に8月。暑い。後数回本番のシーズンまでに火をいれてくださいとの事。そのままストーブを見ていたら、ストーブから煙が! 
「こ、、これは、、」ときくと、「あ、ストーブの塗料が燃えてるんですね』とか言っていた。というのもちょっと専門用語で解らなかった。
「今は天板からですけど、そのうち全体から出ますし、煙突からも出ます」と言われた。

大丈夫ならそれで良いけどね。

それはそれとして、この搬入に下の画像のものを使っていた。



油圧手動リフトみたいなもの。かなり欲しい。このストーブ125kgありました。楽々動いています。
 

毎日の食事

2011年09月04日 07時30分34秒 | Weblog
「いのちのたべかた」と言うDVDを購入し見ました。
全般にわたって、説明やBGMもなし。ただ淡々と食料が作られて行きます。原題は「OUR DAILY BREAD」毎日の食事です。

本当に食料として淡々と進むので、普段の生活の一部の様な感じがします。確かに普段の生活の一部なんですが、植物も生物も無く食料としての扱い方で、ものすごい違和感。
感傷に浸っている暇もないのでしょうが、個人的には牛や豚を食肉にしていく過程よりも、ベルトコンベアーに乗っていくひよこたちの扱いに驚いた。まるでレモンかなにかの様な扱いですが、動いている。鳴いている。これはどうなんだろうねえ。生き物の扱い方として。

植物と生物の区別は僕もつけませんが、この欧米の区別の付け方とは少し違う。映画の舞台は主にドイツです。
どちらも生き物としての尊厳を保ちつつ、敬意を払っていただく事が、良いと思っているんですが、どうも欧米の感覚はどちらも、人間の糧となるために人間が生産している食料としか考えられていない様な気がします。だからこそ日本では嫌悪感や、罪悪感がどこかにあって、未だに食肉処理場の在処を知っている人は少ない。そこら中にあるんだけどね。でも、それがいけないとはおもっていません。

話がそれましたが、この欧米の食肉に対する考え方は、反捕鯨論の理解に繋がるのではないかと感じました。
我々は、牛や豚とどう違うんだと思うんですが、反捕鯨の方は食料として人間が生産しているから良いとか、鯨は知能が高いから。とか言いますが、牛や豚を馬鹿にしてはいませんか。たとえ、人間が管理生産しているとはいえ、生命であり、彼らには意識もある。それを人間の思うようにしたがるのはエゴではないかと思っている。
生命に区別は無く、その命に敬意を払ってこそ食物連鎖の頂点に立てるのではないかと思う。

ドイツでも豚を解体すると血までしっかり使うと聞きました。気持ちの問題もありますが、一緒に暮らしてきた生き物に対する敬意を払った食生活をしたいものだと思いました。

宗教論なども関係するかと思いますが、人間が一番素晴らしいと考えていると、動物の塚や墓標を作ろうとは考えないだろうと思います。