染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

ソレイユの丘にて太陽の声

2013年08月25日 12時35分44秒 | Weblog
昨日横須賀のソレイユの丘に行きました。
会場にて とのうちさぶろう氏 のライブがあるというので、相方とななさんで行きました。





ソレイユの丘はステージだけでなく子供が遊べるところが多く、小学校低学年くらいまで十分に楽しめる作りになっているので、年長さんくらいがジャストミート。ほっとくといつまでも遊んでいますね。



おかしな自転車もありまして、父ちゃんもやれって言うんで、一応大人の本気を見せてやりました。

それはともかく、とのうちさぶろうライブ ですよ。



ステージ広いんですけど、、ここ一人ですよ、



ソレイユの丘で行われた横須賀西海岸音楽祭でグランプリを獲った副賞としてCDを制作し、今年のソレイユの丘のテーマソングとなった、「太陽の声」夏の海とひまわり、青い空を彷彿とさせる透明感と清涼感を感じさせます。


彼の楽曲の魅力は美しい旋律や歌声だけではなく、日本語の美しさを確認できる言葉選びにより、抵抗なく自然と受け入れられる歌詞。楽曲のテーマの多くが強く生きること、全てにおける無償の愛情。待つのではなく自分から行動する勇気を与えられる内容です。

個人的に押しているのが、子育て中の方には間違いなく共感できると思われる「もみじの子守唄」
苦労している人ほど聴いてほしいなあと思っています。3枚目のアルバムに収録されています。

うちの相方が、僕の購入してきたサイン入りCDを聞いて、勝手にファンになり、勝手に応援Tシャツを作り、送って着ていただいています。無茶するなあと思いつつ、とのうちさんの人柄にも助けられ、公認取れたようでした。良かったです。





本日の染め

2013年08月20日 20時40分51秒 | 芸術作品
本日は骨染めました。
藍はなかなか染まらんもんですが、赤にはよく染まりましたね。
染色は漢方や秘術からきたもんだとはよく言われますが、まさにそれを地で行くようなおどろどろしい感じ満載の染め作業となりました。

いろんな発見がありました。布にはなりませんけどね。


今日から暫く同居です。

2013年08月18日 19時52分18秒 | 動物 化石 鉱物
本日仲間入りしました。ナメクジ君。チャコウラナメクジ 区切る所を間違えるとなんだかわかりませんが、茶甲羅ナメクジ とすると解りやすいですね。

ヨーロッパ原産の帰化生物だそうです。

子供と捕まえようとした時に、コウラナメクジの甲羅がせり上がって威嚇したようでしたが、こんなことするのかなあ、、、と調べても、何もない。
ちゃんと調べている人があまりいないと知り驚きました。

とりあえず12匹と1匹確保ですが、一匹は実は下の彼の餌となります。



コウガイビルくんです。大物です。伸びると20センチはくだらない。
別にいらなかったんですが、一応ね折角だから。


そんな彼らですが、お腹側は意外と縁と真ん中しか下に着いていない。ちょっとした発見です。



マダニ君 その2

2013年08月17日 06時47分58秒 | 動物 化石 鉱物
マダニ君、卵を産み続けています。
物の本では1000個とか2000個とか。まあこういう曖昧なのは意外とホントに数えていないんじゃないかとか思ったりしていますが、この環境下でも何とかそのくらい産みそうです。僕が数えてみるかどうかはわかりませんけど。

この個体はひっくり返って産んでいます。
なぜか、元に戻しても、そのうち戻っています。そして卵を産んでいる。卵を産み出す所が下に付いているからなのか、この個体の癖なのかはわかりませんが、とにかくこの状態で産んでいる。しかもね、向きを変えたり移動したりします。

捕獲後すぐにはひっくり返しても背中やお腹をペコペコ動かして戻ったりも出来ました。あの小さな足でも意外と早く移動も出来ました。
そんなことからも、あえてひっくり返って産んでいるとしか思えないのだけれど、この状態で産んでいる。

卵が2~3日で還るようなら、観察もこれまでかと思いますが、まあ一般的には1,2ヶ月かかるという話。暫くは大丈夫かと思いますが、先ほどの話同様あまり期待していない。野生の環境下ではそのとおりかもしれないけれど、このビニルハウスのような環境下ではどうなるかわからないです。明日還るかもしれないし、乾燥してしまうかもしれない。どちらにしてもまだ、マダニ君は生きているので、観察中です。




なんとなく生んでる場所わかるかなあ、、って感じです。

マダニ君

2013年08月14日 08時15分51秒 | 動物 化石 鉱物
先日山に入ってどうも僕が連れてきてしまったらしいマダニ君。
一応捕獲して観察してみましたが、ココ数日ちょっと疲れて元気がないと感じていました。と言っても、もともと行動が活発でもないので、身体のハリとか足を頻繁に動かすとか、ひっくり返っていないとかその状況を鑑みての判断です。

そんなマダニ君でしたが、昨日卵を産みました。
単位生殖が出来る種類があるとか聞きましたが、実際にはいっぱい血を吸う前に交尾は済ませてあるらしいので、当然といえば当然かと思う。でもこの一匹かという不安はあります。
マダニは卵から孵ると草に登って近くを動物が通るのを待ち構えるそうですが、家屋内にはそのための植物がないので大丈夫とか言われます。でもそれも怪しいもんです。
先日、目で確認していないのですが、手を結構痛飼ったのですが何かに刺され、少し腫れました。小さくてよく解らなかったけれど、もしかしたらマダニ君ではないかと思いまして、刺された瞬間は痛いのかどうかという感想を探してみました。でも見つからなかったです。

でも、あまり心配してもしかたがないので、とりあえずこのマダニ君は観察後釈放するわけにはいかなくなりました。
確保直後の画像です。身体にハリがあるでしょ。


山で骨を拾いましてな

2013年08月08日 22時15分53秒 | 芸術作品
山に入りました。と言っても道路から50メートルも入っていません。近いもんです。
動物の骨でも見つからないかと思って散策してみると、すぐ見つかったんで正直驚きました。頭が無かったんですが、人か、熊か、他の動物か誰かが持って行ったんでしょうね。この付近にはありませんでした。それでも少し心が痛みます。



骨を拾い集めてみると、結構小型とわかります。子鹿だと思うんですが、定かではありません。人、、ではないと思いますよ、毛も散らばっていたし、ひずめも落ちていたし、、、きっと違うと思います。そうだ、絶対違う。

それも、ただ闇雲にはいったわけではなくて、道路から何本かけもの道が解りますので、それをたどっていきました。道路からちょっとはいっただけで、笹は皆立ち枯れています。とっても見晴らしが良い。



これどう言うことかというと皆鹿くんが食べてるんですね、冬場に雪が積もるとその上からでている笹の葉ばかり食べるんだそうです。かつて数年前はとても歩いて通れる状況ではないところでしたが、難なく通れます。そして足元には、、



ウンさんですな。これははいってすぐ確認したんで喜んで撮ったんですが、実際このけもの道には足の踏み場もないくらい落ちています。ココは奈良か!と一人でいっても誰もいませんでしたね。
ただ、これだけ一斉にかつ広範囲に環境を変えられるのは人間だけだと思っていたんですが、なかなか鹿も侮れません。でも、その原因を作り、与えたのはほかならぬ人間です。



子鹿かもと思いましたのは、以前猟師から鹿の肩甲骨を頂いていたから。比べると一目瞭然でしょ。右が今回の鹿の骨。

本日骨を洗いまして現在干しています。


これを見ているとホントに骨の造形は美しいと思いました。これを神様の仕業とするのはいただけない。これは生物が創りだした造形だ。多くの生命のつながりと努力によって生まれてきた機能美にに他ならない。この動物たちの営みの集結を誰かの奇跡の所業とするのはこの生き物たちを愚弄するに等しいと常々思う。
これで何とか彼らの営みに叶うような作品を作りたいと思います。


余談です、骨を欲しがる人もいるかもしれませんが、基本的に山に入るのはおすすめしません。なぜなら、
1,他人の土地である可能性があるから。
2,迷子になるから。  今回迷子にならないようにしましたけどね。
3,大型肉食獣と会うかもしれないから。  熊ですね。肉の近くにいること多いらしいですよ。
4,自殺者と間違われるから。  優しい人に声かけられます。メチャクチャびっくりします。
5.車持ってかれてしまうこともあるから。携帯通じない可能性もありますよ。
6.野生動物と間違われて撃たれちゃうかもしれないし、罠にかかることもあるかもしれない。
  行くのなら猟師とかと行ったほうがいいと思います。

色々問題をあげるときりがないですね。一番怖いのは何処でも対人間です。これは間違いありません。基本動物は無茶しませんから。


森の中での展示会

2013年08月05日 19時18分10秒 | 芸術作品
現在参加中の展示は森のなか。その中でよく映えるこの作品  の台。 こちらは昔の図工室などにあった椅子です。

これを白く塗るつもりが、どういうわけか赤白チェックです。

            

もう一つもこんな感じ。

これは子供が作品に塗りたいと言い出したので、それは困るから、台ならいいよって描いていただいたもの。自由に描き給えと言ったら、なかなかおめでたくなりました。

           

色々こだわって彩色していましたから、好きにさせていました。
大作家気分で父親に指示なんか出しつつ、出来上がって、一言「ちょっと失敗しちゃったかな」

           

わざとらしく不満そうにしていました。

それでこの日本の伝統的な椅子。彩色してまた使い続けるという趣旨は何かどこかで聞いたような。
そうだ、スツール60 AaltoのArtek "2nd Cycle"です。そう思うとちょっといいかもしれませんね。


http://www.assiston.co.jp/1811#2nd_cycle