染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

まちなかアート 2 

2007年06月30日 07時04分08秒 | Weblog
始まりました。富士宮まちなかアートギャラリー。
僕の作品はまあ、ぼちぼち見られるようになりました。
もう少し、何かしたかった気分ですが、仕方がありません。
打ち合わせの時と話が違うんだもん。片付けもしていないし、打ち合わせの時より荷物が増えてるじゃないか。
場所は悪くありません。
ただ、今回は多少淘汰されて来てはいますが、まだ店舗による温度差が激しくて、難しいなあと感じました。特に相方と、僕のところの差が激しいので、そう感じたのでしょう。
やっぱり、高齢化が進んで、店舗の存続などの目的がなくなってくるとやむを得ないかも知れません。
作品を見てくれた店舗の方が、「来年はうちでやんなよ」と言ってくれたりしますが、僕らは決められないのよ。残念ながら、相違相愛でも、やかましい人が何人かいて、その人たちが優先なんです。多分ね。といったら、「解るよ、、」と言ってくれました。
それはそれとして、
今回僕の作品で、Tシャツを藍染めしています。
今回の作品の一部として作りましたが、今回の展示用なので、抽選で販売いたします。
価格は2500円 です。
会場にて、チラシの内容をご覧になってください。厳正な抽選の上、振込先と共にTシャツを送ります。とにかく会場に足を運んでくださいな。
値段が高いと思われるかもしれませんが、マージンとか送料とか入れると材料費しか残らないので、宜しくお願いしますよ。
面白い作品も多いので、一見の価値があると思います。
色々なジャンルがあるので、何かしらヒットする物が見つかると思います。
会場も広くとってあるところが増えて来ているので、見応えのある作品が多いです。
今日はこれからワークショップです。
スピンドルで糸を紡ぎますが、人がどれだけ集まっているのか連絡が無いんで、開催できるのかなあ。
これから支度をします。

まちなかアート(富士宮まちなかアートギャラリー)

2007年06月27日 05時31分57秒 | Weblog
明日搬入なのですが、富士宮市で商店街の店舗の中に、作品を展示する
富士宮まちなかアートギャラリー が始まります。
富士山のお山開きに併せて開かれます。年々内容が変わりつつあるので、始まらなければよくわからないのが現状です。
僕は古い呉服屋さんを会場としてあてがわれました。
柱や梁がケヤキで作られている重厚な店構えですが、現在は細々と着物の張り直しなどを行っている様です。
富士宮では少なくなった昔の名残のある良い空間です。
そこでの展示は楽しみでもあり、不安でもあります。
なぜなら、まだ作品が出来上がっていません。
こんな事している暇も無いはずなのですが、展示構想を練っているので、仕方ありません。
ちょうど良い作品は個展会場に行っているので、手元には大物と昨年までの物ばかりで、どうしようもありません。
もう今日は寝ないでやります。
今日も3時に起きて悩んでいます。休むに似たりじゃのお と解っているんですが、考えています。

ニードルパンチ!

2007年06月24日 08時41分48秒 | Weblog
「ニードルパンチ」をしました。
分けわからん人はわかりませんが、巷では簡単フェルト作りの針として、はやっていますが、僕のやるのは一応プロなので、工場にて布全体にあてて、新しい布の制作をします。
今回はコート地と玄関マット用の生地を制作しました。
コートは織った布をカシミア50%の生地に打ち付けました。落ち着いたピンクの生地なので、フェミニンです。
後日、縫製に出します。僕がやるより、安くて早くてうまいので。
マットは今日あたり仕上げようと思いますが、この天気じゃあ乾かないかなあ。仕上げはフェルト化させます。

一応申し上げるとニードルパンチは返しの着いた針で、生地や原毛突き刺して、繊維どうしを強制的に絡み合わせます。フェルト化させるのも繊維どうしを絡み合わせるのですが、フェルト化は繊維のキューティクルを広げ、繊維に圧力をかけることで、繊維どうしを絡み合わせます。毛玉などはこんな感じです。セーターを洗濯機で洗剤とお湯で洗うと面白いように縮むのは理想的なフェルト化です。
よくわからないと思いますが、前者は少し毛足が立ち、後者はマットな感じです。僕の印象ですが。
ウールの物は特に僕はニードルしただけだと、毛玉が出やすく、ぱさぱさした印象を受けるので、必ず仕上げでフェルトさせます。世に出ているのはアイロンかけただけだったり、湯どうししただけだったりしますが、悪い結果が出てしまうかもしれないと予想できることはなるべくしないのが、製品作りです。
厚手に仕上がっているので、かなり大変ですが、頑張ります。

まちがい電話

2007年06月21日 06時35分00秒 | Weblog
先日父の携帯電話まちがい電話がかかりました。
「代わりに出ろ」と言われたので出ましたら、「シゲコか?」と聞かれました。「申し訳ありません、違います。」と言って切りますが、あちらは納得していない様でした。

我が家にはまちがい電話が結構かかります。
タクシー会社の市外局番を上手に押さないと、うまいこと家にかかります。
ですから、「◯◯病院にいるからきてー」といって切ってしまう人もいます。場合によってはこちらから病院にかけて訂正することもあります。以前には留守電に「タクシーお願いね」と入っていました。タクシー会社に留守電なんて、そんなこと無いだろうと、冷静に考えれば解ると思うのですが、急いでいるのでしょうか。
時々かかるのが、どこかの会社からの発注の件や、おばあさんから。たいていまくしたてて話してから、こちらで、「どちらにおかけですか?」と聞くと「え?」と言ってから「違うの?なあんだ」といって切れます。2~3人程のせっかちさんが常連です。
謝る人もいるのですが、たいていおばさんや、じいさん、ばあさんが多いので、逆に怒って電話を切る人もいます。うちでも「あの人だよ、ほら、、、、」と相方と通じるようになりました。

以前に商品のクレームか返品に関してのまちがい電話がありました。私どもも商売をしているので、はじめは真摯に聞いていましたが、どうも話が噛み合ないので、
「どちらにおかけですか」ときくと「そちらだよ」
「どちら様ですか」と聞くと「どちら様って、お客さんだよ」
面白いので、もう少し遊んでみたかったのですが、「◯◯じゃないの?」とばれてしまいました。

また以前携帯にかかって来たまちがい電話は、話がかみ合って面白かったです。
僕は作品展の搬入が遅れて、首都高につかまっていました。そんなところに電話が鳴りまして、催促だと思って急いで出ると、
「今どこ?」とあちらはかなり焦っています。
「首都高、まだ赤坂で止まっています」
「いつ頃着きそう?」
「いや~、わかんないっすね~」
「こっちもさ~、遅れそうなんだよねえ、現場には◯◯が先行ってるはずなんだけどね」
現場? 会場じゃないの。 ◯◯さん? 知らないなあ、
「あの~どちらにおかけですか?」
「え? □□じゃないの?」
「違いますけど~、△△さんとかじゃありませんよね」
「だれ~?間違えちゃったかなあ」
といって切れました。その方とはそれっきりですけど。

我が家へのまちがい電話は結構多いと思います。
番号の特性もあるかと思いますが、地元住民は以外とせっかちが多いです。
急いでかけ、用件だけを言って切る。相手を確認もしないで。大抵「あたしだけど」といって始まります。こちらは「◯◯です」と名乗っているのですが、聞いてません。これはほぼ全ての間違い電話に共通しています。
番号を確認する方もいるのですが、大抵押し間違いです。そんな方には「落ち着いてしっかりとボタンを押せばつながりますよ」といっています。
結構恥ずかしさ隠しでか、怒ってしまう人が多いのですが、まちがいを正して、一歩でも前進できるような対応をしていった方が自身のためではないかと思います。


パン作りました

2007年06月17日 08時20分24秒 | Weblog
パンを作ってみました。
ネットでいろいろ作り方を調べましたが、小麦粉の袋に書いてありました。
大体のレシピではこの量を必ず守るように書いてありますが、みんな違うのが面白い。
家で作るのには大体でいいのでしょう。クッキーなんかは目分量でやってます。

偏頭痛だよ、あなた。

2007年06月13日 06時23分55秒 | Weblog
「偏頭痛だねえ、それ、病院行った方がいいよ」
言われました。そうですか、そうだよねえ。
頭痛で倒れたんだって? と聞かれて、吐き気がするとか、脂汗が出るとかめまいがするとか、他にも色々偏頭痛持ちの方に話しをしたら、診断されました。
偏頭痛は単なる頭痛とは少し違う様です。
なったらその日一日は終わりで、痛みで何も出来ません。自分の鼓動音でさえも痛みに感じます。
話では明確な治療法は無くて、対処療法のみだそうです。だから、毎日薬を持ち歩いている様です。僕もあまり効かないのですが、市販の頭痛薬を常に持ち歩いています。
今少し忙しいので、まだ病院には行っていませんが、近々に行こうかと考えています。
めまい なんかもこの辺から来ているのかなあ。
ああ、何科に行けばいいんだろ?

織物

2007年06月11日 05時52分55秒 | Weblog
個展真最中です。
展示会場にいると、織物を少しかじった人がよく来ます。
その中で、一番困る質問が、「これは何織りですか?」と言うものです。
こういう質問をされる方は一応経験者ですが、大体楽しみのひとつとしてかじった事のある方です。手習い程度の講習などで、「これは◯◯織りです」とか言ってしまう講師の方が多いので、こういった恥ずかしい事を平気で聞いてしまう方が全国的に多いです。
これは聞く本人が悪いのではなくて、それを説明していない講師の先生方が悪いのであり、織物が生活からは慣れている事を物語ります。

織り名は、大体その地名や特徴的な柄などによって付けられます。
ほとんどが明治以後に命名されています。布は高級品以外はほとんど各家庭で、生産していました。仕事で織物を生産し始め、人を雇うようになってからブランド化させるために「◯◯織り」と付けるようになったのです。
それらの技法はほとんど「平織り」「綾織り」「繻子織り」等から発生する変化織りです。
「さおり」と言うものもありますが、あれは施設の布作りの思想です。趣旨は賛同しますが、布作りでの自立には繋がらないと思うので、個人的には納得しかねる点もあります。まして健常者がはじめからその思想でやる事はどうかなあと思います。

ですから「何織りですか」と聞かれても「平織りですけど、、、」としか答えられません。
期待されている答えはわかるのですが、その答えを持っていないので窮しています。多分ドコソコ織りとか言ってもらうと安心できるのでしょう。
ただ見た事も無い布を見ているのに、そのような事を聞かれる事には少なからずショックを受けます。
特に作品展の時は、こんな織物他に無いと思うのですが、工芸的な質問しかされない事に自身の未熟さを感じます。
確かに作品展の時に作家自身と話す事は難しいので、何となく自分の身近な事からアプローチしたいのも解るのですが、工芸的な質問をまだされる事にも文化的な未熟さを感じています。
織物らしからぬ布、というか工芸的でない布を制作しているつもりですが、まだまだだという事だと認識して精進しないといけないのだなあと痛感しています。

登園拒否 2

2007年06月08日 07時45分38秒 | Weblog
先日の登園拒否から、嫌々昨日は連れて行きましたが、園に着くと「眠い」といって寝たふりをしてしまいました。
みんなに踏まれそうな感じで、丸くなってしまいました。
保育園にはこれまで、熱が出た とか 体調が悪そうだ とか言っていましたが、本当は寝坊や登園拒否だったりしました。
相方が妊娠しているからとか、五月病だとか、じいさんがいいんだねえ、父ちゃんがいいんだね とか色々言われますが、とにかく行ってもらわないと困ります。仕事があるんだから。僕のために行ってください。
でも、今日帰宅後に会いまして、僕からは聞けませんでしたが、ばあちゃんに「今日は保育園どうだった?」と聞かれ「我慢したよ」と言っているのを聞くといい表現が見つからないけど、胸が詰まりました。
本人の性格から園でかなり我慢しているのは以前から感じていました。
色々な行事を楽しんでいるのですが、なかなか行こうとしません。
子供はなぜそうなのかと言う問いに対して、明確な答えを持っていないのかもしれません。全体的に嫌なのかもしれませんし、園と家と選択すると家の方が良くなるのは自明の理かもしれません。
家では誰に執着するわけでもなく、一人で遊ぶ事もするのですが、それが保育園では出来ずにいます。
そろそろ起床時間です。
ご飯の用意をして、今日なんとか頑張ってもらいたいです。
なんとかいい方向に行ってもらいたいです。先生方の身になると、園に行くのが嫌だと言われるとショックだろうなあとも思います。みんなのためにも保育園に行くのが楽しくなってくれるのを期待しています。