染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

虫が外耳道に入りまして、、

2010年06月19日 05時21分04秒 | Weblog


マメコガネです
胸の部分が緑色で、翅が茶色~緑色の小さなコガネムシ。大きさは10ミリくらい。まあ小指の爪くらいです。
林の周辺や畑で、マメ科植物やクヌギに群れて葉を食べます。
都市郊外や人家周辺でも普通に見られ、作物や園芸植物を食い荒らす害虫として嫌われています。
アメリカにも侵入し、「ジャパニーズビートル」と呼ばれて恐れられているそうです。

17日の夜10時過ぎにダイニングにて本を読みながら、うつらうつらしておりました。
すると、まあ目も覚めるどころか、突然耳の中に雷でも落ちた様な爆音とともに痛みが走りました。
余りに痛かったので何事か理解もできませんし、自分が何をしているのかも理解ができませんでしたが、何かが耳に流入して来た事だけは理解ができましたので、耳かきで取り出そうとしたら、余計に痛い。どころか流血の惨事に!
情けない事に結構痛がりました。耳かきは殆ど使っていないんですけどね。

かなり大騒ぎしたようで相方もおりてきました。
見るとダイニングは血の海です。大げさです。でも丸くなって脂汗をかいている間抜けが痛がっている訳です。話しは通じないしどうしようもないので、救急車を呼んでくれました。
「耳になんか入った」
とか言っても、耳から出血を見ると色々最悪な事も考えるものです。

救急車を呼ぶかとのたうち回る物体に話しかけても応答はありませんでしたが、その物体はそんなもん呼ばなくても自分で病院に行こうと考えていましたが、応答できずこの痛みをどうしたらよいか思案しています。時折強い痛みが波のように襲ってくるんですな。痛みは高値安定していますけど、時々それより上に行くのです。すると血が出るんです。
あまりに痛いんで外耳道を押さえつけていたら、親やら、色々集まってきて、もうろうとする中うろたえる皆さんがいます。

ななさんは「とうちゃん痛い? 薬つけたらなおるよ」とか言っていました。

救急車なんか呼んだら近所の皆さんが物見遊山で集まってくるなあ、めんどくさいなあとかつまらん事を考えましたが、あまりの痛さにどうした物かと痛みの波と戦っています。
そうしているうちに救急車が来て乗せられました。はじめは船みたいな担架に乗せられて外に待つストレッチャーてやつに乗せられました。その頃には痛みが安定しておりましたので、色々受け答えする余裕ができました。
状況について応対しているうちに車は走りだしましたが、結構揺れる。乗せられた船型担架は滑るようで、落っこちそうになりました。特に坂道で前後に流れるようにね。
車の買い替えを検討していた頃に中古の救急車が乗り心地がいいのではないかと思って検討した事がありましたが、やっぱりよそうと思います。
他にも、一寸ぼうしの鬼はつらかったろうにとか、獅子身中の虫自ら獅子の肉を肉を食らうとか、考えてた訳です。

救急センターの先生は見てくれましたが、「なんかいるなあ、けどとれないぞ」とか言って、「手術かなあ」何て恐ろしい事言っています。
でも結局、救急センターでは対応できないんで、市立病院に行きました。その頃には痛みも安定していたので、そこからはタクシーで移動しましたが、痛いにはいたい。結構つらいもんです。乗り心地はこちらの方がいいけれど。

暫く待って耳鼻科に通されました。陽気な耳鼻科の先生はちょっと知り合いの人に似ていたので可笑しかったですが、まあそれは今はどうでもよろしい。なんとかこの痛みをしてください。
「ここに仰向けになって、まず右耳を見せてください」
入ったのは左だ。とか思いながらも言うがままにしていました。「ああ、きれいですね。じゃ左見まーす」と言って左耳を見て、「おお、なんかいますね』うれしそうだ。

「じゃなんとかします」
と言いながら、ほじくり始めました。これが痛い。歯医者で、神経突っつかれても我慢できますが、これはつらい。
「もうちょっと我慢してくださいね」といわれながらごそごそやる事10分ぐらい。
「でました。じゃ奇麗にします」

それで、つまっていたのがこれ、


「そうですねえ、虫が入って出るに出れなくなったんですね、もう死んでますけど」楽しそうだ。
ほお、こんな小さな物体(およそ長さ12ミリ幅7ミリ)のためにこんな大騒ぎをおこしたのですな。この張本人どうしてくれようか。

「あの~、これ、貰っていいですか」
「え~、いいですよ、そんな事いう人あんまりいませんけどねえ」とか言いながらうれしそうだ。

まあこれですんだからいいけど、こんな事のために救急車を呼んだのが申し訳ないです。でもどうしたらこんな物の流入を止められるんでしょうか。
今でもまだ左耳は聞こえにくいです。

なでしこ

2010年06月17日 10時35分00秒 | Weblog


寝転がっていたので、写真に収めました。
何か比較になる物が無いかと500mlのペットボトルを置いてみましたが、いまいち大きさが伝わりませんので、お腹の上に載せてみました。



横向きに。
乗せた本人も驚きましたが、幅が足りない。

ごめん寝

2010年06月13日 06時45分52秒 | 子供






ほのかんが起きません。
画像は先週の物ですが、担任の先生から遅刻のご連絡を何度も戴いております。
タイトルのような気持ちならまあこちらも気が晴れる物ですが、実際そんな事は無いのだから困ったもんです。

「無理やりベットから出してきてしまってはどうか」
「顔を洗ってしまえばいい」

等と先生からも指導を戴きましたが、そうしてもこの有様。

また連絡をいただいたら、この画像を是非見ていただきたいと考えています。

三保の貝

2010年06月08日 04時28分04秒 | 子供
拾ってきた貝の内、必要な物だけを取り分けました。
とりあえず、並べて、見比べました。画像は結構取り分けた後です。



これを色々と使いまして、作品にする訳です。あまり魅力的でない割れた物なんかを取り分けていると結構な量になりました。
それを見てほのかんが、

「ひゃー、とうちゃんそんなにどうするの?」
「えーと、作品に入れようと思いますけど、、、 でもそのためにいったんだよ」
「なあんだ、、、行かなきゃよかったよ」

なんだとう、、 何言ってるんだ、君も十分確保したじゃないか。


海ではずっとななさんをおんぶしていたので、写真が撮れませんでしたが、流石に奇麗な海岸でも色々落ちていました。
意外と多かったのが、ふぐ。次いでハリセンボン 共に小さめの個体。海鳥も多かったのですが、魚らしい魚はその二種類。まあ鳥や獣に食べられなかっただけかもしれませんが。
貝もカキ等 4種類くらい鹿確認できませんでした。残念ですが、仕方ありません。

ほのかんのコレクションの中にコウイカの貝殻がありますが、貝のイメージとはちょっと違うので、説明に苦慮します。

海でこれはなんだと聞かれました。
貝である事に違いは無いのですが、素材は炭酸カルシウムで貝と同じでも骨も基本的に同じでありますので、貝が中に入ってしまった理由が良く判らない。同様の事はナメクジもそうなんですが、何と説明したらよいか。まあ自分でもそういう結果でしか理解できていないので、できる訳がありません。基本的に人間も動物も、脊椎動物もおんなじでしょうけど。けれども、イカの骨って言ってしまうとそうでも無いと思う。浮力を得たりする事もあるし、基本的に骨とは使用目的が違うと思う。エネルギーの貯蔵庫としての役割は貝殻には無いように思う。

そんな事を考えていると案の定目の前から本人はいなくなっています。すると、
「とーちゃーん、サンダル流されちゃったようー」

なんとかサンダルは確保できましたが、子供づれでの脳内逃避行は長くは続きません。

育児講座を聞きました。

2010年06月03日 22時09分31秒 | 子供


保育園の育児講座を聞きました。

富士市で、もりの と言う絵本や玩具を扱っているお店の方だそうですが、まあよく話す方でした。
時間が経つにつれ、何とも納得がいきません。イクメンはダメだ そうです。
話しの中で何度もダメだダメだと出てきて、イクメンがなんだか知りませんでしたが、どうも育児に参加する父親の事を言ってるようである。彼曰く父親の育児参加は子供にとってマイナスでしかないようである。
「あんなのはダメだ。6歳までは母親と信頼関係を築く時期である」と言っている。
後ろ半分はまあいいとしても、なんで母親に何もかもやらせなくてはならないのか理解できない。
話しを良く聞いていると「父親は教育する事が好きな生き物である」とのこと。
勝手に決めつけないでほしいのですけど。

他にも色々言ってはいたが、石原慎太郎を引き合いに出して、
「彼は子供が10歳まで一緒にご飯を食べなかった。父親を実践していた。だから子供が良く育っている」
そうでしょうか。自分の事は棚に置いときますけど、石原慎太郎の子供がそれほど人間的に立派であるとは思えません。彼は子供が嫌いだから一緒にいなかっただけだと思う。

話しは納得できるところもありました。
家での遊び空間の確保や、遊びやすく片付け易い棚の配置など、講座の前半部分はありきたりな内容と他の育児講座や、育児論の批判と自身の理論の自画自賛でありました。自分の講座は何年やっていて、何百人も受講者がいるとかなんとかも言っていましたな。
また、自分の講座を受けた親の子は6歳でカレーを作れる。とか自慢していました。
これくらいの内容だったら、例年通りなんですが、父親の育児参加はダメだと言ってからこれまでの内容が全て台無しです。

ちょっと憤慨して、帰宅しましたが、まあちょっと聞いてよって、仕事から帰ってきた相方に話しました。
「こんなプリントもらってさ、コレコレこういう訳なんだけど、どうなの? 僕はこの場に居ていいのかっておもったね」
と、あった事を話しましたら、相方は相変わらず冷静で、
「まあ、育児なんて決まった方法何て無いから入り用な所だけもらっとけばいいんだよ。父親が家に居なくて、どうにもならない人が救いを求めていけばいいんじゃない?」
まあ、言われてみればその通り。そういう考えの人もいるって事でいいのですけど。

でもそれを保育園で講演させるってことには大反対します。
だって、基本共働きの家族しか子供を預けられないところで、父親の育児参加に文句を付けるとは何事か。両親働いているんなら、どちらも家事も育児もできる事はやらなくてはなりません。父と母で、できる事は何でもやるべきだし、できない事はやってもらうべきである。
何でもかんでも母親がやっていたら、仕事なんてできないよ。そしたら、保育園にいられない。

こんな人を呼んだ保育園も保育園である。

まあ、彼の推奨している育児法なんかは、無意識にやっていた。だから、真新しさも何も無かったのです。
僕は子供を一個人として認めている。そう思って接する事が出来る事が大切だと思っているのだけれども、父親という人間はこうだと決めつけられた事にちょっと腹立たしさを覚えました。



とうちゃん、化石見つけたよ。
と言ってきましたが、正直ただの石ですが、化石というからには化石ですよ。
講座ではこういう事を演じろと言っている訳ですが、僕なんかは、本人がそういうんだから、そうだと信じている訳です。

ほのかんもカレー作れるし、N家のめ☆ちゃんはもっと作れる。我が家の場合はお腹がすいても、親が作ってくれないから、夜中自分でご飯を用意したりします。別に父親が育児参加したからといって、悪くなる事は無い。講座で言っていた遊びのスペースの確保も現在の住環境では難しいけれど、お金持ちの広い家ならできるでしょうね。とか被害妄想に走りたくなりました。

今月の石

2010年06月01日 07時20分44秒 | 動物 化石 鉱物


今月の石は蛍石。
色は基本的に無色、不純物により黄、緑、青、紫、灰色、褐色などになります。
蛍石と言われますが、紫外線により蛍光するものはまれだそうです。蛍光する蛍石はイギリスや中国で産出されたものの中からホントに稀に見つかることがあるそうです。蛍光物質は僕は良く知りませんが、あんまりあるもんでもないそうです。

でも強く割ったり加熱すると発光するそうです。ただし、加熱する際は、割れてはじけるので注意が必要。まあ危険だってことです。

この紫色の蛍石は飛行石のモデルでしょうね。


光る事も有名なこの石ですが、そんな事よりもこの形態が素晴らしい。
鉱物の組織と言いますか、結晶の形に割れやすい。へき開と言いますが、それがとてもいい。正八面体が基本ですが、この原石をよくよく見るとまるで都市のようです。
細かな町が崖に覆いかぶさるように建設されている。
または西洋の城壁都市のような出で立ちをしています。これは素晴らしい小宇宙を見ているようです。
光を透かすとその奥ゆかしさが手に取るように見られます。

いやあ、ほんと原石っていいですなあ。


そういえば、沖縄に海に沈んだ都市ではないかとされる遺跡っぽいものがあるそうですが、これを見ると必ずしも人工物であると断言するのは難しいと思う。先入観無しに、色々調べてもらって何かしらの結果を期待したい。
とはいっても、自然の偉大さは、人知を超えていると理解しつつも、過去に海に沈んだ都市があってもいいじゃないかとも思っています。