染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

本日搬出です

2015年12月20日 08時31分00秒 | 芸術作品
本日 金座ボタニカ でのクリスマスギフト展の最終日です。
色々な用事を済ませつつ静岡へ向かいます。やりたいこと、やらなくてはならない事山積で、展示も終わりとなると寂しいものですが、夜に搬出に行きます。

ボタニカ クリスマスギフト

先日お伺いした時に、気のせいか昨年よりも静かな感じがしましたが、僕自身もおとなしめで作っているので、何ともいえません。
無意識に作品は時代を反映するモノなのかもしれません。勿論そんなものばかりではありません。でも、まあ、僕のようなちょっと辛いイメージの作品がクリスマスに欲しいのかって言われると、う~ん、、いらないよね。


絵に関しては、猫イラストのほうが人気がありますから、きっと楽しんで見られるもののほうが世間様は欲しているのだと思います。
猫イラストは 青梅ギャラリーわあすの サンタ展 に出ています。サンタ展

こちらは 明後日22日までです。

搬出は年内にはしたいなあ。 

それから、来年の4月には猫展が同時期に有ります。どちらもイラスト出します。今から張り切っていますが、それ以前にしなくてはならないことが、ホント山積しています。障壁とかいうレベルじゃないです。高すぎて正に山のようです。

なし崩しの一日

2015年12月08日 21時10分33秒 | Weblog

昨日は骨を煮て綺麗にしようと思いましたが、予想通り大きすぎて鍋に入りません。頭が入っても角は大きく張り出しているので、頭頂がどうしても鍋の上に出てしまいました。まあ、これではいかんともしがたいので、次に綺麗になるやり方の、棺桶を作って土に埋めます。

そうすると、埋める場所を作らなくてはなりませんので、以前埋めたものを掘り返してその場所に埋めます。
もうかなり前のものなので、しっかり骨になっているものもあり、この機会にやれるものはやろうと思いまして、始めてしまいます。

それじゃあ掘りますかとなりますが、骨は色々な果樹の栄養になるかと思って木の根元近くに埋めています。
栗や楢や梅、柚子なんかです。
柚子は今年とてもたくさんなっています。いつかちゃんと獲って、ジャムでも作ろうと考えておりましたら、そろそろ柚子も落実が始まっていました。コレは大変なので、使える分だけ兎に角獲って、ジャムを作ろうとなります。

柚子を取り、骨を掘ろうかと思いましたら、我が家の庭には無数の蔓があり、コレがまあ山芋なんですね。そうすると「むかご」なんかが鹿の糞ばりに落ちています。まあ、昔はおやつ代わりに食べていたので、見慣れた光景ですが、貧乏性の僕はまあ拾います。全部拾うのはめんどくさいので、大きめのものを拾います。小さいのは皮の硬さが際立ちますからね。





コレでやっと安心して掘り出しを始めます。結構出していくと色々な記憶が蘇ってきます。コレあの子だなとか、あの人が獲ったやつだとか、頭のなか観察したやつだとか色々。
そうすると、猪の頭何処やったかなとかいいながら、方々掘り返して見ても近場には見つからず、途方に暮れるのにはかなりの時間がかかっています。
仕方が無いので、骨を川に入れ、暫く流し洗いをします。

ココでようやく、棺桶づくり。

画像はありませんが、かなり大きめの棺桶。角は入らないので、上に出ています。
棺桶が出来たところで、開いた穴に埋め込むのですが、入らず苦戦。しかも栄養があるのか、以前の棺桶の周りには屈強な根っこが張り巡らされ、格闘してしまいました。
この後、日没のため一部しか出来ませんでしたが、骨を洗います。兎に角洗います。ずっと洗います。終わる気配がありません。この子はどこの子かわからないのもいました。狐か穴熊か、狸だったかわかりません。記憶より数が多くなっています。ただの物忘れかと思います。

それで、ゆずジャム作りに入ります。
柚子の皮を向き果肉を絞って、白い所をなるべく獲って、細く切って、2~3回煮てあげますが、この煮汁、見事な黄色。染織家としては取りあえずこれ、染めるか飲むでしょ。香りもよく、今回は時間もないため、飲んでみました。  

苦い。 当たり前です。

でも香りがいいので、蜂蜜をふんだんに入れると飲めなくはない。まあペットボトル入りの柚子のドリンクよりはいけるんじゃないかと思う。
果汁と湯がいた皮でジャムを作りました。



入れ物はブルーベリーですが。

それだけじゃなんだなって思いましたので、柚子のピールも作ってみました。



ちょっと美味しく出来ました。酸っぱい系は苦手ですが、柑橘系の苦味は好きなので、コレはいいですね。

コレで一日が終わってしまいましたが、むかごはこれからです。
そうです、コレで一日が終わったと思ったんですよ。でもね、これで終わらないのが人生ですね。お友だちを連れて帰ってきてしまいました。鹿の皮を向いたのは3日程前なんですけどね。
昨日言われたばかりなのになあ。 しかも二匹いましたよ、マダニ君。





マダニ君ご用心

2015年12月07日 22時08分46秒 | 動物 化石 鉱物
動物病院に行きましたら、チラシ発見。ペットのマダニ君予防について。

マダニが媒介するSFTSウィルスが人に感染すると、大変なことになりかねないので、注意が必要だといった内容。犬猫には発症の確認はされていないとのことですが、多分発症しないんじゃないかと思う。鹿くんもね。

ボケっとこのチラシを見ていたら、可愛い獣医さんがきて、マダニ気をつけてくださいねって声をかけてくれて、一呼吸開けて、、
「あ、鹿やってるんでしたね、気をつけてくださいね~」って言ってくれたので、色々聞いてみました。

よくマダニくんにはお会いするのですが、お会いしたらどうしたらいいんですか?殺していいんですか?

「殺さないほうがいいです。殺した個体の体液を触って、傷口から、体内に入ってしまうこともあるので、殺さず袋とかに入れて、捨ててください」

ふうん、、、全部は無理だなあ、、

「犬とか猫とかに付いたら、兎に角連れて来てください」
「それから、マダニが媒介するウィルスで赤血球に寄生するものもいるので、貧血とかおこしますから、気をつけてくださいね」

今流行の物以外にも色々なウィルスが存在するようです。

ほうほうと感心しながら聞いていると、専門書を見せてくれて、マダニ君のサイクルとか色々な種類のマダニ君の紹介をしてくれました。

中の写真に卵を産んだ画像がありまして、ああ、これウチで観察しました。と言ったら、

「孵ったら、まずいことになりますよ」

、、、確かに、、  

マダニ君も種類がいくつかあることは承知していましたが、名前を特定する事が出来なかったので、ちょっとうれしい。
多分これまで見たきたマダニ君は フトゲチマダニとヤマトマダニ。シュルツェマダニってのにもあったことはあるかもしれないです。

兎に角見つけたら、殺さないで袋に入れて、殺虫剤で処理してくださいとのこと。潰すと体液から、飛沫感染するかもしれないので、気をつけて欲しいとのことでした。あと、日本最大のマダニの名前がステキでした。

「キララマダニ」

雲母のような持つとか、なんとか、一度見てみたいです。


Máscara de Bambi

2015年12月05日 21時13分44秒 | 鹿革制品
先日のクラフトフェアや色々なイベントに出ていました。レンタル移籍もしていました。

今回、猪マスクも導入され、バンビーノではなくなりましたが、響きはすきなので、このリングネームで行きます。よろしくお願いします。


もっと載せたいところですが、あまり多くてもいつか書籍化した時に寂しくなるので、やめときますね。
さて、張り切って鹿マスク作りますよ。クオリティーもつけた時の感じも、上げていきたい所です。






こういうのも何ですが、個展も主催イベントもかぶっています。詳細は近々にお知らせしたいです。