染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

単刀直入

2011年06月03日 23時09分48秒 | Weblog
単刀直入 前置きなどを省いてすぐに本題に入る事や、問題の核心をつくこと


単刀直入の出典は、中国宋代の「景得伝灯録(けいとくでんとうろく)」による。
本来は、たった一人で刀を一振り持ち、敵陣に突入して斬り込むことを意味した。
そこから派生し、すぐに本題に入ることを「単刀直入」と言うようになった。
この語源から解かるとおり、短い刀で突入するわけではないので、「短刀直入」と表記するのは誤りである。

語源由来事典より



また相方のネタですが、ウチの相方は時々言う言葉で友人をびっくりさせる事があうようです。本人はそれほど重大な事を言っている訳でなく、本当の事を親切で言っているつもりらしいのですが、あまりにも確信をつくので、初めての人は困惑するようです。

本ブログにおきましても、話しの結末、もしくはオチとして、一言言っていただいた物を載せている訳ですが、まあ確信をつきますから構いませんが、ぐうの音もでない一言とはこの事です。
大勢でも、一対一でも相方は会話の最中あまり話しませんので、聞いているんかな?と思う時がありますが、タイミングを見計らって確信をつきます。
まるで、話しの最中刀を研ぎすまし、相手の隙を狙っているようです。

相方の一言とは、まさに単刀直入でありますが、無鉄砲でなく、計画的に練られ、研ぎすまされているまさに短刀を相手の準備や身構える隙を与えず、確信をつきます。心に直入します。

そんな相方は先日まで、少々眠れぬ夜を過ごしていたようです。
そして言う事を言った日の朝、ピカピカに研ぎすまされて出かけて行きました。
そんな夜の相方は短刀を研ぎすますように言葉を研ぎすまし、練りに練っています。正直自分に向けられると恐ろしい一言を研ぎ、光り輝かせます。確信の言葉が見つかったんだなあと思いましたが、それは聞きたくありません。


本人を擁護すると、全く悪気はないのですが、人は困惑します。本当の事だからこそ。
だから、せめて、「単刀直入にいうとさあ、、」とか、「つまりこう言う事かな、、」とか前置きをおいてから、話した方が相手が、身構えて心の余裕を持てると思うので、これからそうした方が、いいと思いますと伝えました。