染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

鹿の骨の使い方

2013年12月09日 02時24分03秒 | 鹿革制品
鹿の顎の骨の使い方についての一考察。
こんな使い方がありまする。

鹿の骨の使い方

鹿の顎は回転することにより揚力を得て飛んでいます。これで獲物を取れると一人前かと思います。
かの投棒具、ブーメランと同様かと思いますが、帰ってこないと揶揄する者も身内におります。でも私にとっては日本のスポーツ競技ブーメランと一緒にしないでもらいたい。戻ってくるものは本当の狩りには使えない。

それでも頭の硬い人のために申しあげますと、これを揚力が付くように削ることも可能です。そうするとまあ少しは戻ってくると思われます。でも、重さがなくなり殺傷能力は下がるかとおもいます。

そうはいっても、これがブーメランの原点かと思われたとしても、そんな証拠は上がっていません。ツタンカーメンの墓から出たとか、アボリジニが持っていた最古のものが縄文時代と聞きますが、すべて木片。骨はいいと思うんですけどね。


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2 コメント

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アートクラフトフェアでは、ありがとうございました (NOZO)
2013-12-11 20:33:36
ふじのくにアートクラフトフェアでは、いろいろお話ありがとうございました。
シカの顎骨のブーメラン、いいですね。野ウサギぐらい捕れるといいですが。古代人がやっていそうですね。
シカ害の問題は、これから取り組んでいかねば~と思っていますので、また話を聞かせてください。

(ついでに、当日ウミウシの引き物を出しておりました高木夫妻、ワタシの奥さんの兄夫婦です。世の中狭いですね)
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こちらこそ (豆工房)
2013-12-14 17:25:47
先日はありがとうございました。
また、これからこういった活動を通してお会いすることが多くなると思います。
これからもよろしくお願い致します。
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