染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

応談商品

2012年03月30日 15時01分29秒 | Weblog
こちらの縮緬のマフラー。相談により価格が決まりますが、基本手作り品との物々交換にしたいと思います。
食材大歓迎です。よろしくお願い致します。会場では、〔応談〕 とだけなってます。

ハルイロ入荷

2012年03月28日 16時27分33秒 | Weblog

本日新しく入荷したストールです。
出そうかどうか悩む所だったモノ。作品が思いのほか出たので、賑やかしで持って来ました。

一つは絹のかた糸のマフラー。色はいいけれど、荒れた手に着くので厄介です。
もう一つは縮緬のマフラー。モノはいいです。 みどりはムラなのでしまいました。

ハルイロ 09 

2012年03月23日 23時07分19秒 | Weblog
明日から、工房展開催です。

work of material #5 ハルイロ

江戸屋本店ギャラリー
富士宮市宮町3-2  tel 0544-27-2003

2012年3月24日(土)~3月31日(土) 時間10;00~17:30 まで 最終日は15:00まで


作品が無い無いと思って必死になっておりましたが、並べてみるとあらすぐにいっぱいでした。少し在庫も出来たので良かったです。

皮革製品がほとんどありませんが、申し訳ありません。最近受注が増えたので、調子に乗っていますね。反省します。
あまり無さ過ぎるのも、昨年と全く違いすぎて申し訳ないので、ホントに申し訳程度に置いてあります。

今回は、既製の布に天然染料を使って染色しました。
絹だけならホント簡単で奇麗にできるのですが、今回は木綿が半数を占めています。
木綿の素材も、無農薬栽培綿 すなわちオーガニックコットンが多いです。幸いこの綿はガラ紡と言う手紡ぎ風になる機械で紡いで紡いでおります。
どんな感じか実際触っていただきたいです。糸自体が柔らかいので、マフラーやショールの形にしました。 

そのやり方だとべらぼうに高い値段を付けているかと思われますが、実際それほど高額ではありません。僕自身が小市民なので。
是非多くの方に使っていただきたいとおもいます。でも基本一枚一点なので、皆が皆使える訳ではありません。

これまで一日の染色をアップしてきましたが、基本的に一枚染める分の染料を煮出して染めていましたので、一枚こっきりなんですね。
素材もそれぞれ変えているので、ほぼ同じ物はありません。是非ご高覧戴ければ幸いです。


残念なのはこういった商品ばかりで、新しい作品はありません。この点は申し訳ないとしか言いようがありません。でもこういう基本的な事はとても大事であると感じています。

ハルイロ 08 一日一色 7日目

2012年03月19日 21時45分55秒 | 芸術作品
茜とコチニールです。 
コチニールは酢酸で染料化するので、手が痛む。鉄媒染もしたので、さらにさくさくした感じ。そうなるとタブレットが反応してくれない。人間の手とは違うのか?
それはともかく
「一日一色」週間 取りあえず本日終了となりますが、まだまだ明後日くらいまではやる様です。
でも、これまでのように何はさて起きと言う感じではなく、やらねばならない事をこなしてからやるようになるでしょう。
搬入日前に染めても乾かないし、このくらいが潮時です。

それでも色々やらなくてはならない事が多くて、なかなか進んでいません。
これから、雑用を含めて、製品作り。作品も少しは出したいのですが、ちょっと難しいかな。革もやら無いといけないから。

あれもこれもやりたいが、何からやっていいか解らないけれど、展示の日は決まっているから、早めにやらなくてはならない事からやればいいのだけれど、皆早くやらなくてはならず、色々考えているうちに何も出来ていないと言う悪循環が本日です。

もうどうにでもなれって思って有り余る在庫から、あるもん出せばいいのだけれど、それが出来ない小心者ですが、





展示会のご案内

3月24日(土)~31日(土) 10:00~17:30まで(最終日は15:00)
富士宮、江戸家ギャラリー にて
染織工房豆 工房展 work of material #5  ハルイロ

よろしくお願いいたします。



ハルイロ 07 一日一色 6日目

2012年03月18日 21時42分13秒 | 芸術作品
本日は紅
少し違う素材に同じ茜を染めました。色々めんどくさいんだけれども、なんとか染まりました。
実際に赤を出そうとしたら、コストがかかり過ぎるので、兼ね合いが難しいです。
染め上がって来た布を山と積んであるのですが、仕上げ待ちです。その中で、何色が欲しいかなと考えて、赤か、ピンク系が欲しいと思いました。
染め仕事は昔から職人さんは男性しかおりません。水相手ですから、ハッキリいて重労働です。湯気にあたってると、うとうとして来ますが、沸騰した瓶の中に入るわけにはいかないので、気合いも必要です。特に布はムラが無いようにするためにかなりな無茶をしますので、気合いが入ります。

そんな事はどうでもいいのですが、
茜色、なかなか良く染まりました。旨く染めると、赤だけが染まって、黄色が残ります。残りの染め液で、オレンジ系の黄色を染めたりします。こちらもいい色です。

色々しなくてはならない事ばかりです。展示会は制作だけしてる感じですが、雑用等がかなり多いです。でも、ぎりぎりになると色々したい事が出てくる。

ハルイロ 06 一日一色 5日目

2012年03月17日 21時54分06秒 | Weblog
本日は再びコチニールとタマネギで染めました。
画像左がコチニールのみ。右がタマネギ。そして中央がそれぞれを掛け合わせたものです。
そろそろ染める布が無いなあとぼちぼち作業をしていたら、夕方に荷物が届きまして、少し違うのも染めました。

それから毎日染めをしていると流しの使用頻度が高いのですが、いかんせん足下が水びたし。


ケースが割れて水漏れしています。
これは何とかしなくてはならないのですが、知り合いの大工さんに、風呂釜とか無いかきいてみるかなあ。

ハルイロ 05 一日一色 4日目

2012年03月16日 20時26分37秒 | 芸術作品
本日はあまり時間がなかったので、昨日の続きの染色。
クルミで下地染めをしたものを用意します。
タマネギを煮出して、藍染めをして、タマネギで染めますと緑になります。藍の加減で濃くなりますが、黄緑はやはり難しい。薄い色は色あせが早いので、かなり不安はあります。従ってどうしても濃くなります。まあそれは仕方が無いです。

黄色のものは、クヌギで下地染めしたものに黄色をかけます。元々濃いめのベージュの上に黄色をかけるとしっかりとした黄色になります。画像のものより赤っぽいかもしれませんが、乾燥するともう少し違うでしょう。


布のアップ

それで、布を染める時にはかなり濃いめの染液を作りますので、絹やウールはまだまだ染まります。昨日媒染しておいたウールを染めます。


コチニールの残液で鉄媒染。


タマネギの残液でミョウバン媒染。

ウールは良く染まりますが、フェルト化しやすいので、そのまま放冷します。明日染液から出し洗います。

明日はクヌギの下地染め。注文しておいた生地がくれば、そちらの染めもしたい。
茜を染めようと思っていますが、茜は一日では無理かと思っています。