先ほど、サンプルでペットボトルのケースと、名刺入れを作りました。
皮革では、もともとそれほどこったことをしないので、いつもどおりの感じですが、皮が違う。地元朝霧産の鹿革。
なめす工場が地元に無いので、そればっかりは別の場所ですが、鹿が朝霧の鹿。作ったのは僕。まさに「Made in朝霧」素晴らしい
数も少ないし、大きさも小さいので、いつも以上に無駄なく制作しています。したがって革の端をふんだんに使っています。
端を使うとどうなるかって言うと、めっちゃ薄いところもあるんですね。野生のシカですから傷もあり、なおさらです。
そういう所を補強しながら制作する事で色々な形になります。それはすなわち唯一無二のものとなります。
でも実際に使う側はそんなことは関係ないのですから、唯一無二の価値観と使いやすさや強度に関してもそれなりにクリアしていかなくてはならないのが難しい。自分のやりたいことと、機能の必要十分条件を満たしておかなくてはなりません。
この鹿革、今後の成り行きが不透明でありまして、まだ販売とか言うわけにも行きません。
ま、小さな企画とかで販売するっていうのは可能かと思われますが、捕獲されて、皮革にする絶対数が少ないことや、なめしの工賃も馬鹿になりません。それらを鑑みるとコレの値段設定も頭を悩ませるし、将来的に何処までの産業としたいのかまだ未定です。手探り状態ですね。
この革の扱い方にも悩みます。
僕のように使うことは革次第のものづくりですから、型紙などは存在しません。「眼の前にある革で何が作れるか」ですから、皮革の無駄はないのですが、大量生産には全く向きません。同じ物が作れないようになっているんですよ。
でもそれだと産業として成り立たない。作り方を教えられないんだから。
多くなりつつある朝霧の鹿を減らしていこうと言うプロジェクトの一環なのですが、人間のエゴといってもいいでしょう、都合で持って増えてきた鹿を人間が駆除しなくてならない矛盾の中で、駆除された鹿たちを無駄なく活用したいという企画者の強い意志を感じ取りまして、今回協力させていただいています。
単に殺してしまうだけではなくて、駆除するのなら、その生命の糧を無駄なく使うことができるのも人間の知恵。このまま放っておくと、いずれは鹿も住めない土地になってしまうようなことは避けなくてはなりません。
皮革では、もともとそれほどこったことをしないので、いつもどおりの感じですが、皮が違う。地元朝霧産の鹿革。
なめす工場が地元に無いので、そればっかりは別の場所ですが、鹿が朝霧の鹿。作ったのは僕。まさに「Made in朝霧」素晴らしい
数も少ないし、大きさも小さいので、いつも以上に無駄なく制作しています。したがって革の端をふんだんに使っています。
端を使うとどうなるかって言うと、めっちゃ薄いところもあるんですね。野生のシカですから傷もあり、なおさらです。
そういう所を補強しながら制作する事で色々な形になります。それはすなわち唯一無二のものとなります。
でも実際に使う側はそんなことは関係ないのですから、唯一無二の価値観と使いやすさや強度に関してもそれなりにクリアしていかなくてはならないのが難しい。自分のやりたいことと、機能の必要十分条件を満たしておかなくてはなりません。
この鹿革、今後の成り行きが不透明でありまして、まだ販売とか言うわけにも行きません。
ま、小さな企画とかで販売するっていうのは可能かと思われますが、捕獲されて、皮革にする絶対数が少ないことや、なめしの工賃も馬鹿になりません。それらを鑑みるとコレの値段設定も頭を悩ませるし、将来的に何処までの産業としたいのかまだ未定です。手探り状態ですね。
この革の扱い方にも悩みます。
僕のように使うことは革次第のものづくりですから、型紙などは存在しません。「眼の前にある革で何が作れるか」ですから、皮革の無駄はないのですが、大量生産には全く向きません。同じ物が作れないようになっているんですよ。
でもそれだと産業として成り立たない。作り方を教えられないんだから。
多くなりつつある朝霧の鹿を減らしていこうと言うプロジェクトの一環なのですが、人間のエゴといってもいいでしょう、都合で持って増えてきた鹿を人間が駆除しなくてならない矛盾の中で、駆除された鹿たちを無駄なく活用したいという企画者の強い意志を感じ取りまして、今回協力させていただいています。
単に殺してしまうだけではなくて、駆除するのなら、その生命の糧を無駄なく使うことができるのも人間の知恵。このまま放っておくと、いずれは鹿も住めない土地になってしまうようなことは避けなくてはなりません。