先日からの雪で、この辺りでは久しぶりに結構つもりました。
子供たちも朝から、外で遊んでいます。
毎年これくらいの雪が常に見られるとホント楽しいのですが、それほど多くないのが残念です。この辺りのような気候の境界線あたりは、温暖化の影響か、雨と雪の境が見られます。この境界のの境目辺がとっても残念です。とりあえず雪は楽しいです。
相方の具合はなかなか良くならないので、無理をさせることも出来ないので、今日は1人で色々出かけました。
富士山の絵、手紙コンクールの表彰式です。
何度か入選させていただいていますが、審査員のtotoki氏はこの近辺の作家の憧れでもあり友人でもある大先輩です。
本人が、今回は少し長めに話しをしてくださいと頼まれたんだと言っていたので、いつも行っていなかった表彰式に出席しました。教育委員会にお世話になった方もいることもあるのですけど。
式典は例年よりも小さなホールで行われましたが、結構な人で、立ち見の方もおられました。エラいことになっとるなあと思いながら、指定された席に着きました。
なかなか公募展で入選してもこれほどの扱いは受けません。
結構のんびりと式典は進み、最後にtotoki氏の講評がありました。はじめは幼児から始まり成人の部までの最優秀作品をスライドで見せていたのですが、スライドについての話しから、精神論や色彩の重要性まで多岐にわたります。
いろいろ絵の評価の仕方があるけれど、重要なのが5つあると言う話しになりました。
ああ、これは聞いたことがあるぞと思いながら、確か200くらいの項目で、点数をつけていき、本当の良い作品は何度やっても高得点で、自分は少し足りないとか言っていたことを思い出しました。それはそれとして、
5つの重要な項目とは、なんだったかな。
1番目を忘れました。
2 色彩
3 自分らしさ
4 時代性
5 ソノリティー (協調和音とでも言うのかな)
言葉はもう少し難しい言葉を使っていましたが、あと一つはなんだったかなあ。
作品を作るにあたって他人の評価等を色々考えながら、制作は出来ません。それでも社会と隔絶しているかと思われる制作者たちであっても、社会との関わり無しに生活、生きていくことは出来ないんですよ。実際は。
最後にご自身の作品も紹介していましたが、こちらの解説は短かったです。
でも結構長かったせいか子供にはつらいかなあ。中学生くらいでも大変そうでした。ここまでがまた長かったのでね。
でも内容的には趣味や学校でやらされている子供たちには難しいかもしれません。話し言葉も少し優しく判りやすくしていましたが、内容的には精神論から、技法まで、深くはないかもしれませんが、多岐にわたります。
3~40分の内容にしては充実していますが、これは美大の大学生あたりが聞くとためになり、面白い。小学生には興に乗ってきたtotoki氏の話しは難しいかもしれません。
個人的にはとても楽しめました。
僕が会場にいることを知った時のtotoki氏の顔が、見れただけでも行った価値はありました。