染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

イモムシ

2007年08月31日 07時39分51秒 | Weblog
僕は基本的に動物が好きなので、動く物に特に区別無く接します。それが彼らにとって、最適かどうかは解りませんが。

我が家にひと株朝顔が植えてあります。かなり大きくなる種類で、花も毎日たくさん咲かせます。
そこに数匹のイモムシが着いています。3種類程いる様です。
始めのうちは小さくて可愛いものでしたが、あれよあれよという内に、僕の中指程になりました。
そんなのが何匹もいるんで、食べる食べる。「ハラペコあおむし」というエリックカールの絵本がありますが、あんな感じです。絵本では何でも食べちゃう大食漢のあおむしがいるのですが、家のあおむしも、葉っぱだけでは飽き足らず、花や茎なんかも食べています。果物やケーキは食べませんけど。
朝になるとおしべとめしべを残した花が数輪咲いています。
御陰様で、以前に比べて、朝顔はかなり寂しい状態になっています。
相方は、「畑で、農薬や駆除で、いられなくなった虫が、この葉に着いたのか知らん?」と言っています。
そんな少し怖く寂しいこといわないでよ。と思いました。

個人的にはあまりにも食べるペースが速いので、どれほど食べるのか知りたいもんだなあと思います。子供が小学生になったらイモムシがどれだけ食べるか自由研究でもして頂きたいですね。
子供はなんとかして、いや、なんとしても虫のみならず動物好きにさせるので、虫の研究をして頂きます。今のところ大好きですが。
多分いま朝顔にいる虫は、ヤママユガとアゲハだと思っていますが、繭を作ってくれて、ヤママユガからそのうち糸がとれるといいなあと思います。

甲虫

2007年08月28日 06時53分55秒 | Weblog
甲虫(こうちゅう)を捕っています。
かぶとむしが多いのですが、ノコギリクワガタやミヤマクワガタ等も時々見かけます。
現役世代の頃は、かぶとは赤カブ、ノコギリクワガタはツノ坂、ミヤマはハコしょいと言っていました。
カブトムシは赤味を帯びたものと、黒いものがいて、我々の中では赤いものが珍重されました。
ノコギリクワガタは大型のものははさみが坂道のようになりますし、ミヤマは頭に箱を付けています。
全て見た目で、愛称がつけられています。これは全国的なものなのかはよく知りません。
ですから、ノコギリクワガタの小型のものは、はさみが坂になっていないので、別物だと思っていました。
東京で暮らしていた頃、色々な地方の友人にきいてみましたが、子供の頃に虫をとった経験がある人も以外と少なかったです。僕のようにずっと好きな者も少ない様です。大人になってから好きになる人もいる様です。

我が家でも子供がいるので、それらのメジャーな甲虫が多いのですが、個人としては、カナブンやゾウムシが好きです。カメムシも好きです。
カメムシの死骸を集めていて、気持ち悪がれたこともありました。標本と言ってほしいですね。
それぞれ皆美しい色彩と、独創的な形態を持ち合わせていて、その種類の多さにも関わらず、象徴的な形態を守っています。それらを種類分別することはとても面白いことだと思っています。ちゃんと時間が取れるようになったら、やりたいですねえ。
以前いた染織工場で、餅米等も作っていて、その中に虫がわいたので、虫取りをしました。
虫っていうのは勿論ゾウムシであります。彼らは器用にその体の特徴を生かし、米粒の中身だけを食べます。薄皮一枚のこして。
ですから、見た目には米は減っていません。薄くなっていますが、粒料は変わらずに重量だけ変化していました。
これはすばらしい。職人技だと、感心して眺めていたことを覚えています。

子供が捕まえた甲虫は産卵後死に絶えますが、その土を家の腐葉土に撒きます。来年また出てくるでしょう。
死にそうな虫を子供が何とかしろと泣きついて来た時には困りましたが、また来年くるよと言って聞かせています。
子供は虫や動物を全く恐れないので、困ってしまいますが、まさにカエルの子はカエルであります。女の子ですけど。

作品売れました。

2007年08月21日 06時10分23秒 | Weblog
作品に買い手が着きました。
朝霧で展示しているやつですが、うれしい反面、完成した状態で家にいないうちに他のところに行くのは少し悲しい。
仕事だから、売れないと困るんですが、売り物として製作していないので、作っている時から愛着があリます。
売り物でもにたような布を2~3枚しか作らないので、最後の一枚になると、売りたくなくなりますが。
キリンさんを作った時には面白いけど、どこに置くんだろうねえ、と笑っていましたが、少々笑えなくなりました。作品の特性上壊れるので、直しにいくことがあると思いますが、その時を楽しみにしています。ご購入戴いた方は一応その辺も理解した上で、決めてもらっています。
本音を言えば、値段は合わないのですが、愛情は値段ではありません。
でも近々に我が家のポストを制作する予定です。こちらも乞うご期待。

灯り展開催

2007年08月05日 08時42分45秒 | Weblog
灯り展が開催しました。
作品もようやく完成です。
搬入の時いろいろ迷惑お掛けしました。
夕方ロウソクを灯したら一部焦げました。直しながら一月展示します。ドアは皆々様に好評で良かったです。
壊れてもできる限り直して行くので、御来場の方は遊んであげてください。

朝霧灯り展

2007年08月04日 07時16分39秒 | Weblog
本日より始まります。
搬入はなんとか無事終了しました。

完成作品は会場にてまた後日写真は掲載しますが、実はまだ出来ていません。木を植えなければなりません。
さらに、窓が沢山付いています。これはドアになっていまして、開け閉めできます。搬入時に結構具合が悪くなったので、本日修正しにいきます。
週末には色々なイベントが企画されています。灯り展と銘打っているので、週末と、原爆投下の日と、終戦の日に作品に灯がともります。平日は5時までの営業ですが、その日は9時頃まで営業するそうです。オーナーさんは大変です。ウチと同い年の子供がいるので、その大変さが解ります。
100人のコーラス隊もくるそうですが、お客さんがどれだけ集まるか等問題もある様です。
週末のコンサート等は1500円程の料金がかかりますが、ほとんど儲けがないそうです。主催者や、スタッフの友人関係で集まっています。なかなかすごいもんだなあと感心しました。
彫刻家の重岡 さんのブロンズ像もあるので、作品の見応えはあります。この作品の設置には個人的にはとても緊張しました。その近くに僕の作品があるのが嫌なんですが、仕方ありません。
場所は富士宮市の北部、道の駅の近くで、日本一のソフトクリームがある牧場の中にあるカフェ アグリです。
色々な人が参加している上に、私の親の世代の方々の参加が多いので、色々苦慮しました。作品の扱いに対して、個人差があるのはどこでも同じですが、いつものことながら閉口します。僕が気を使いすぎるのもあるかもしれませんが。

搬入作業はまだ続いていましたが、子供のお迎え等で、早く切り上げてしまい、皆さんには申し訳なかったのですが、まだ出来ていないと言っていた人たちは出来たでしょうか。今日いってみて、楽しみたいです。