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染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

サルトリイバラ

2011年04月09日 09時03分26秒 | イラスト等
イラストを描きました。
画像では見づらいのですが、サルトリイバラを描いています。「不屈の精神」 の花言葉を持っています。

花言葉は文献などにより違うので何とも曖昧なんですが、それはそれとしましても、サルトリイバラの植生などを考えると納得する面もあります。

今回初めて、ではありませんが、文字が入っています。英語でかっこつけとりますが、以下の文言が入っています。

Courage and perseverance have a magical talisman, before which difficulties disappear and obstacles vanish into air.

                            John Quincy Adams
訳例

勇気と不屈の精神には魔法のお守りがついており、このお守りの前では困難は姿を消し、障害物は虚空へと消えてなくなるのだ。

                          ジョン・クインシー・アダムズ

全文は入っていませんが、前半部分が絵の中に描いてあります。
「不屈の精神」を調べてみたら、第6代アメリカ大統領のいい言葉がありましたので、作中に引用させていただきました。

今回この作品とそれをポストカードにした物の我々の売り上げを義援金として全額寄付するつもりでいます。
ポストカードは印刷に出していて、まだ仕上がっていません。

この作品を展示予定の企画展は

青梅の ギャラリーわあす の企画 ネコ展です。今月の15日から開催され、5月5日まで行われます。
http://www015.upp.so-net.ne.jp/Worth-while/

サンタ展

2010年12月21日 06時27分46秒 | イラスト等
東京都青梅市にあるギャラリーわあす にてサンタ展開催していますが、本日終了です。
毎年イラストの参加をさせていただいています。

今年もいこう行こうとしているうちに最後の方になりました。
僕の格好はクリスマスバージョン。ツリー帽子に雪マフラーです。本来は縞の着物を着たり、染めたジーンズをはいたりするんですが、近年特に子供が出来てからはあまり突飛な格好をしなくなりました。

ちなみにこの帽子とマフラーは結構温かい。ラムウールの無撚糸を使って、縮絨しているんですが、まあそんな事はどうでも良いです。とにかくいい質の物で作っているので、温かいです。

このサンタ展本日終了です。
  

ストラップ

2010年04月06日 21時33分02秒 | イラスト等
これまたちょっと前のことになりますが、ストラップを作りました。
ナナさんがお世話になった先生へのプレゼント。

初めは転園する先生だけを相方に頼まれていましたが、制作中にふと考えました。

ナナさんの担任は二人。残る先生が来年転園した場合プレゼントをあげるだろうか。あげないだろうねえ。じゃあ今年転園するからと言ってあげる事と、残る先生にあげない事にどんな差があるのか。 無いよねえ。

と言う事でじゃあ作るか。  ちょっと待てよ。お世話になったって言うんなら、ほのかんの担任には良いのか? よくないよねえ。

とまあ色々考えて三人分作りました。

制作後
でも、先生が若くて可愛くなかったらどうかと、問うと、作っても作らなくてもいいやと思う自分がいます。
そんなもんだな男なんて。
おかしいやら情けないやら。


ヴァイオリンリサイタル

2010年04月05日 07時44分35秒 | イラスト等
先日知り合いのヴァイオリンリサイタルを聞きに行きました。

演奏者のHさんから、サンクスカードの制作を頼まれていまして、イラストを描き、カードを作りました。封筒付きで。
画像はそのイラストです。

ヴァイオリンはもとより、クラシックに触れる事が少ないのですが、彼女から影響を受け柄にもなく少し聞くようになりました。
高校生の頃かっこつけで、聞いていたのとは違って、作曲家が何を表現したかったのか考えながら聞いていると、僕らのやっている事とそんな変わらないもんだと思います。

彼女は現在高校一年生。今春から、二年に進級します。
静岡県の学生の中ではトップクラスの彼女。ヴァイオリンを志す中高生の憧れであります。
中学時代に静岡県の学生コンクールで優勝してしまったので、県内のコンクールには出れないきまりがあるそうです。それじゃあリサイタルをしようかって事で開催となったそうです。

350人はいるホールに一杯でした。小学生くらいの子供から、おじいさんおばあさんまで、色々です。志の高い子供たちはしっかりしています。見習わなくてはいけません。
なかなか一晩でこれだけの人数は集められません。下北沢のローカル劇団よりも集客力が有ります。100人くらいなのに席が余っていたりするもんですが、こちらは一杯で、予備の席等も出てきました。

演奏は休憩を入れて、2時間の長丁場でしたが飽きさせず楽しみながら聞けました。
こんな事が16歳で出来るもんなのかと感心しましたが、それよりも演奏者として、卓越しているんだと思われます。個人的に良く知っている方なので、感情移入してしまっているかもしれませんが、それにもまして、僕はほぼ徹夜明けで、夜の公演です。ちゃんと聞けましたので、これはすごいと思う。つまらない映画なら、寝ています。

これは親の努力もさることながら、個人の資質も素晴らしいと思います。
話をするととても素敵な少女なのですが、演奏や表現に関する事となると対等に話しができ、感銘を受けます。

そんな人に僕のイラストはどうなのかと演奏を聞いた後思います。
以前オーケストラと共演している物を描いたときに、シンバルやティンパニーの奏者を楽しそうに描きましたが、鑑賞後とても後悔しました。みんな真剣です。命掛けています。特にシンバルは1たたきで演奏を良い物にも変えるし、その逆も有ります。当然真剣です。

今回の絵も楽しんで表現している姿を描きましたが、これで良かったのか悩みました。でももうどうしようも有りません。

と言うような事を観賞後帰宅途中に相方に話すと、
「彼女が良いって言ってるんだから良いじゃない。リサイタルは真剣にやってるけど普段もあんなに張りつめている訳ではないのだから、いいんじゃないの? それを伝えたいのかもしれないし」

まあそうなんですけど、でもなあ、もっとカッコいいのにすれば良かったんじゃないかなあ。中途半端にできるから、困る。
実はこの絵、別も有りまして、ネコでなく人バージョンも有りました。どっちが良いかと聞いたら、ネコで良いとの事でした。

「本人がそれで良いってんだから、いいんだよ」

相方があきれ顔で言いました。

チェンバロについて

2010年02月09日 12時21分44秒 | イラスト等
バイオリン弾きの方が、リサイタルをするにあたって、サンクスカードを作ります。
猫のイラストでしたが、今回は人にしようかと思案し、書いている途中。

そこで、伴奏をする先生が、ピアノではありますが、チェンバロも弾くってことなので、チェンバロについて調べていますと、色々と面白いもんです。
構造なんかも調べると、低い音色なんかは特に琴に似ています。琴を鍵盤にしたような物と考えられなくもありません。調律が難しいチェンバロですが、琴なんかは毎回演奏の度に調律する物だからねえ

とりあえずチェンバロらしいと思われる素朴な演奏
http://www.youtube.com/watch?v=Y7Q94-ON8kU&feature=quicklist

そこから調べて行くと色々素敵な楽器があるもんです。
http://www.youtube.com/watch?v=Zs3aUCM8BX8&feature=related

そして、こちらは全く関係ないのですが、トルコアイスの歌。単純に面白いし、本物を食べてみたくなります。
http://www.youtube.com/watch?v=P9nrYEvwCi8&feature=related

相方の漫画

2009年06月23日 21時00分52秒 | イラスト等
漫画かいてます。
工房の日々の事をつれづれと。
ほとんど二人の娘の事なんですが、ほぼ二人に振り回されているので、彼女たちの日常が、工房の生活であるといって過言ではありませんが。

画像の下書きを見せられたときにこれをプリントするもんだと思っていたら、先ほど別の紙にコマ割りをして描き始めました。
「もっと色々したいんだけどね、時間がないんだよ」
やり過ぎだと思うんですけど、と思ったときに、相方によく言われる事を思いました。
「出来るの?頑張りすぎじゃない?」