染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

雀の親子

2010年05月31日 08時09分01秒 | 子供


鳥にえさを与えて、幾日か立ちますが、最近は大所帯で雀が来ます。
中にはまだ産毛が生えている子もいます。おそらく今年生まれた子供だろうと思いますが、親らしき個体から、えさをその場でもらっている風景も見られます。
微笑ましくも感じられるのですが、目の前にあるんだからそっちを食べようよ。と突っ込みを入れたい。我が子の自立となんだかリンクさせて考えると、親も静かに食べさせてくれと思っているだろうなあと、感じずにはいられない。



童心の記憶は、、ありません。

2010年05月30日 16時11分18秒 | 子供


これはなんだと思われますか?
僕が紹介しているものは石が多いので石かと思われるかと思いますが、実はこれ、どろだんご であります。

いろんなところでドロだんごがはやっているそうで、ほのかんも制作したいとせがむので、作りました。
公共放送で紹介された作り方に近いので、ちょっと本来のものよりも特殊です。着色しているとこなんか特にね。

それはそれとして、



二つが僕で、奥の白っぽいのがほのかんが作りました。
ここまでは一日目で作ります。
大体の形を作ってから、瓶の口で丸くなるように削っていきます。なるべくこのときに丸くすると後々いい感じになります。力を入れすぎると傷が残ります。
納得したら、1日置きます。
そして全体が固まってさらに磨きをかけます。

本当に納得したら、着色します。
公共放送では顔料をといて、振りかけたりしていましたのですが、陶芸家ではないので、そんなものはありません。が、ベンガラはありました。唯一染織に使う染料として。



奥の茶色がベンガラで着色したもの。まあまあです。
いろんな色はどうしたかと言えば、アクリルガッシュですな。元々基本顔料で、アラビアゴムなんかでまとめたものが水彩の色なんだったと思うので、できるんじゃないかとやってみたらできました。
指で押し込むようにしてみると良いのではないかと思います。
しばらく押し込むと、手につかなくなるので、瓶の口で磨き上げると光りだします。
色気出して、パール系の色をさしてみると意外と面白くない。マットな感じの色の方が磨き上げた時の発色がいい。

こんな事で一所懸命になっているとほのかんが、
「とうちゃん上手だね」 
「まあね。ほのかんはまだ六年だけど、とうちゃんは子供遊びを30年以上やっとるんですよ』
「とうちゃんは、、、まだ子供なの?」
いやいやそういう訳ではないのですが、、、、相変わらず手厳しいです。

ちなみに子供のときにやった記憶は曖昧です。中学までの殆どの記憶が無いんですな。僕は。


詳しい作り方等はいろんなサイトがありまして、そちらを見るといいかもしれません。
一番参考になった動画はこちらです。
http://www.youtube.com/watch?v=LWReJkE7WCs

朝起きて

2010年05月24日 09時35分10秒 | Weblog


窓の外に野良猫が遊びにきていました。
タンゴとなでしこが窓越しに威嚇しています。

まあまあとなだめようとしたら、何を思ったかタンゴが僕の手首に攻撃。

爪が抜けて刺さりました。

意外といたい。面白いんで写真等を撮っているとじわじわと痛みが増してきました。
抜いてみると意外と深かったです。早く抜けばこんな事も無かったかと思いますが、結構はれました。

おしゃれなバック

2010年05月23日 09時21分43秒 | Weblog


先日ほのかんが学校の図工の授業で「おしゃれなバック」を作ったそうです。
前日に家のいろんなものを自分で集めて、必要なだけカットして明日に備えていました。

我が家では革や布がそろっていて、本気で作れば小学生のレベルではないものが作れると自負していますが、まあプロが手を出す訳には行くまいとタカをくくっていました。
本人は相方に良くにて、使えるものが好き。図工の授業で作るものなんだとしても、この後使えなくては意味が無いと思っていますので、かなり本格的に材料を探していました。

こだわりのものを制作しているので、どんなものをやるにしても僕らは手を出さずに見ていました。

夜の10時頃になって「よし」とか言って納得したようだったので、父親が一言。

「とうちゃんも作ったぜ、おしゃれでしょ」

この日作った、子供用に、また僕の遊び用に購入した小型デジカメFUJFILM A170 用のカメラバックを見せました。
するとほのかんは

「とうちゃん、、、、作るのは「おしゃれなバック」だよ」

アホウドリって?

2010年05月22日 00時22分28秒 | 子供


ほのかんが「11ぴきのねことあほうどり」と言う本を見ながら聞きました。

「とうちゃん、アホウドリってアホなの?」

この本は馬場のぼるさんの11匹のネコシリーズでおそらく最も有名ではないかと思います。良い本です。僕も好きですが、アホウドリをアホだと思えてしまうところは気に入らない点です。

「アホだって言う人間がアホなんです」 と、ばっさり言いましたが、それでは収まりません。

「陸上ではのんびりした鳥です。名前の由来も人間を知らなかったから、簡単に捕まえられたからそう呼ばれていたに過ぎません。
でもね、翼を広げると2メーター以上になって、一日で日本の端から家くらいまで(800キロ)来れる程飛ぶことができるんだ。そんな鳥がアホかい? アホって言った人がアホなんですよ」

ほのかんは、少し困った顔をしながら、「そうだねえ」と解ったような感じでしたが、父親のムキになるツボを押してしまったことに後悔をしている風でした。
話し終わって少し僕が後悔しましたが、ホントのことだから仕様が無いと思いつつも、言い過ぎたなあと思いました。

でもいつかは滑空するアルバトロスを見たいものです。



アホウドリは信天翁と書きますが、アルバトロスと英語では言います。albatrosというのは海の沖にいる白くて大きな鳥のイメージから来ている。語根は “albus” の白。アルバムalbumは写真の発明よりもはるか昔の1600年代から使われていて空白のある冊子のこと。albino(白子)は、皮膚色素欠乏による突然変異の動物。アルプスAlpsも「雪に覆われた白い山」から来ている。その他に“alb(s)”「司祭が着る白麻の祭服、(カトリック)白衣」、“albumen”「卵白」があるらしいです。調べると面白くなってきました。

後、文学にはあまり知識も無いので良く判らないのですが、信天翁と書いて「おきのたいふ」と読ませるボードレールの詩があったように思いますが、良く判りません。僕にとっては人がどう思うと興味ありません。

信天翁は中国語だそうで良く判りませんが、有り体に言えば「楽天家」となるのですが、信天翁(あほうどり)」と漢字で書くのは、昔の人がその生態を「天翁(てんおう)(太陽)信(まか)せ」であると見たためだと言う説もあるそうです。
これは毎日新聞の余韻欄から。

今月の石

2010年05月13日 05時02分26秒 | 動物 化石 鉱物
黒曜石です。
今年の奇石博物館の福袋で、もらったものとは違います。
こちらは数少ない僕が採取した黒曜石。

採取、採掘は地権者との兼ね合いもあるので、慎重にしなくてはなりません。
従って個人的には採掘なんかもしたいのですが、殆どしません。

黒曜石はガラスに似た性質です。
石器時代の代表的な鉱物ですが、優良な産地は限られ、そこから日本中に広まり広範囲の流通経路が確認されています。
静岡近辺では伊豆の天城、熱海、箱根辺りに優良な産地が確認されます。

黒曜石はマグマの特別な組成により生成される。急激に冷やされると出来るとか。流紋岩と言われますが、吹きガラスなんかに見られる流れのある模様に由来されています。
写真のものは破断面が削られているので解りづらいのですが、割ってみると良く判ります。

以上の事から、この富士山近辺にも無い訳はありません。気にしていると目に入ってくるもんです。場所は内緒ですが、家の近くで見つけました。
採掘採取すると、破断しなくてはなりませんが、これは砕けて転がっていたものなので、美しい光沢が見えませんが、割ると奇麗になります。割りませんけど。

黒曜石のようなガラス質の鉱物は、アモルファス (amorphous)、あるいは 非晶質(ひしょうしつ)と呼ばれていて、結晶のような長距離秩序はないが、短距離秩序はある物質の状態。熱力学的には、自由エネルギーの極小(非平衡準安定状態)にある状態のことらしいのですが、良く判りませんな。
ガラスのgakkyが、「ガラスは液体らしいよ」と言っていたのはこういう事だそうですが、
自由エネルギーの極小って何?
自由って? そのエネルギーの最も小さいもの? って意味が分かりませんが、科学用語を精神論で解決できる訳がありません。
まあ、それが固形でありながら、液体と呼ばれる所かな。結晶体では無い。と言ったところかと思われます。


カエル 2

2010年05月04日 08時22分38秒 | 動物 化石 鉱物
先日捕まえたのはニホンアマガエルです。

樹上で暮らすための吸盤を持っているカエル。アマガエルも樹上性で吸盤を持ちますが、分類学上アオガエル科はアカガエル科に近く、アマガエル科はヒキガエル科に近いといわれます。といっても良く判りませんが。

以前シュレーゲルアマガエルを捕まえましたが、それに比べると体長は少し小さいのですが、全体のサイズ的には2から3倍くらいありそうに感じるのは僕だけでしょうか。図鑑等では小型の個体の場合体長だけでなく体重も記載してほしいもんです。

子供とカエルを追いかけている間に、色々質問や意見をぶつけられるのですが、真面目に答えるともうその場に質問者はいません。
「なんで色が変わるの?」
「それは数色の色素細胞が表面にあって、周りの環境に合わせてその大きさをホルモンによって変えるんだけど、簡単に言うと、信号機みたいなものを持っていて、それを開けたり閉じたりするんだよ」といってももういません。

「雄しか鳴かないんだよね」
「うん」

「生きてる虫しか食べないんだよね」
「そうだね」

このくらい矢継ぎ早に答えて行かんと子供について行けません。子供の時間と大人の時間の進み方はかなり違う。大人が感じている時間よりも子供の時間の方が遥かに長い。

でも困った質問もあります。
「カエルがケッコンしてる! あ、でも下にいるのも鳴いているからオスだ。メスも鳴くのかな」
交尾をどう表現していいのか、、、カエルの世界に同性愛が存在するかもしれませんが、実際は繁殖期のオスはなんにでも抱きつくので、何とも言えないし、交尾は結婚と言って良いのか、まあ良いかもしれないけど、概念的にどうなんだろうか等と考えていましたが、うろたえて返答に困っていると興味は次の事に移っていました。

今回は少しほっとしました。こういう事は何としたらいいのか。自分の子供だったらどう答えたら良いのだろう。

かえるです。

2010年05月03日 07時52分38秒 | 子供
ニホンアマガエルです。
先日N家の子が遊びにきました。ウチの子と一緒にカエルを捕まえました。

カエルをとるのに、子供について行くのはたいした事じゃないんですが、暴走を食い止めるのが大変でした。カエルを追いかけて、田んぼに入ろうとするんです。
あったかくて気持ちいいのは解りますが、両足突っ込むと抜けなくなったりするんですな。それはそれで絵的に面白いけど、誰が助けるんだ。

どうせなら、友人の田植えとか手伝わせれば良いんだとか思いました。来年は話しをしてみようか知らん。



総勢どれほどいるか解りませんが、20~30匹小さな水槽の中に集まっているのは何年ぶりかと考えると、もう30年も前のことになりますか。ちょうどこの子供たちぐらいですよ、時代は変わっても子供のする事は変わらないものです。

沢山いるんで、
「家にもって帰って、お母さんに見せてあげたら喜ぶかもよ」と言ったら、
「ママが見たら気絶しちゃうよ」
と言っていました。

チェス

2010年05月02日 06時16分50秒 | Weblog


「おとーちゃーん」

大声で呼ばれん¥ましたので、大急ぎで行ってみると、列ができていました。
ナナさんの最近のお気に入り、チェス並べ。



一心不乱 目にも留まらぬ速さ。
それぞれ形は認識しているようですが、固有名詞がついたのはやっぱりナイト、その名も「きょうりゅうサーン」
僕の兄のもので、僕はあまり動かし方を知らない。将棋ならまだ解るけど。