染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

空からの贈り物

2015年10月27日 17時58分26秒 | 子供
「とうちゃん、なんで蛇入ってんの?」

娘が小さい虫カゴ持ってきました。ああ、それね、死んじゃってたから、骨にしようと思ってさ。

「ふ~~ん、、」 うちの子も死んだ蛇くらいじゃあ、もう何とも驚きません。更にそれを親が大事にとっておいたとしても。
「それで、何処で見つけたの?」

ああ、それはね家の前に落ちてたんだけど、空から降ってきたんだよ。

「え? ええ!!空?」

おお、流石にそれは驚くよね。父ちゃんが家を出たら落ちてきたんだもの。


小さいヤマカガシでした。この辺り昔は蛇といえばこいつでしたが、最近へったなあと思う。シマヘビは彩りがなくてオシャレじゃないと感じています。






個展は本日休みでした。僕は今度は木曜日に会場入りします。骨とか有ります。

遠藤和帆個人展覧会  座標

2105年10月24日(土)~11月8日(日)
9時~17時 10月27日(火)11月4日(水)休館

富士山環境交流プラザ
静岡県富士宮市粟倉1618-9 0544-59-0050

個展開催中

2015年10月26日 09時00分00秒 | 芸術作品
現在開催中です。
昨日と初日はワークショップがあり、大わらわで過ごしました。製作時から、ようやく落ち着きましたが、現在本番中です。

写真も展示していますが、こちらはそれ程重要ではないのです。でも、これがないと全く意味不明になってしまうので、展示しております。

色々なところで撮ってきた画像に写っている白い塔はそれぞれ違っています。
普段の生活に溶け込んで、気づかれなかった諸問題たちが、後々大きく手のつけられなくなってきた大きな問題となっています。その現状を単なる写真だけではわからない風景に塔があることで、何かしらの違和感を感じて頂ければと思います。

僕自身の身の回りから始まり、徐々に歩みを進めていく様に作品が並べられています。

海へ行くと波消しブロックが所狭しと並んでいます。
何故これほど並んでいるのか、何故必要かと問えば、防波堤であったり、砂浜の侵食防止であったりします。防波堤の件では色々と諸問題が絡んできますが、砂浜の侵食に関しては単純に砂の供給量が減ったからにほかなりません。
ダムや海や河の護岸工事による砂の供給の減少は人の暮らしによるものです。何故このようになってしまったのか、これをどうしたら良いのか、明確な答えはなかなかありません。ただ対処療法では何も好転しないのはみなさんわかっています。

コンクリートは日本製であります。セメントは勿論で、砂も岩もおそらく日本製。日本の山の砂を削って、かつて自然に流れてきた海岸へ形を変えて人の手で運ばれてくるとはなんという運命だろうと、考えながら海を眺めている人はそうはいませんね。




個展搬入 です。

2015年10月19日 10時34分28秒 | 芸術作品
個展が近づいていますが、今決め無くてはならないのですが、写真が決まらないです。

だんだん間違い探しのようになってきました。


遠藤和帆個人展覧会  座標

2105年10月24日(土)~11月8日(日)
9時~17時 10月27日(火)11月4日(水)休館

富士山環境交流プラザ
静岡県富士宮市粟倉1618-9 0544-59-0050

不耕作地

2015年10月08日 22時00分12秒 | 芸術作品
今回の作品は作っただけでは終われない。
僕の育った環境から、普段の富士山麓の様子を撮す。
富士山麓の綺麗なだけではない、人の営みの中に環境はあることと、目を背けていること、そして、そのつけを払う人がいるということ。
僕の写真は特別な時間も技術も無いので、本当に普段の特別ではない今の時間の切り取りです。綺麗で素敵な写真なら、腐るほどある。社会的な写真なら、環境展で展示していただいた銭谷さんの足元に及ばないであろうと解っている。
それでもなお撮ろうと思ったのには、何故か、自分でも言葉にできていない。

会期までにはまとめておかなくてはなりません。



遠藤和帆個人展覧会  座標

2105年10月24日(土)~11月8日(日)
9時~17時 10月27日(火)11月4日(水)休館

富士山環境交流プラザ
静岡県富士宮市粟倉1618-9 0544-59-0050

マダニ君に好かれています。

2015年10月04日 21時21分34秒 | 鹿問題
久しぶりにお声をかけていただいて、鹿くんの解体に参加させていただきました。
あまり見ることの出来ないほどの大物で、かなりのイケメンです。ちょっとイケてる顔とか好みが出てきましたね。それから、骨がいい。イケメンなので、頭は猟師さんで活かされます。また他の骨もいい。残念なのが、駆除対象なので、下顎を持って行かなくてはならないので、先を切ってしまうこと。いいブーメランが取れたのに、、、と残念に思う人も少ないですが、僕は残念。マスクも基本的に目までのものになりました。

コレを本日鞣しに入りまして、作業をしたのですが、またマダニに食われた。

一緒に解体作業をしているのにもかかわらず、食われない人と、食われる僕がいるのは何とも不公平だと密かに思っているわけですが、皮鞣しの作業中も残っているマダニ君がワラワラと向かってくるので、コレは何かしらの理由がないと納得がいかない。

そこで、今回もマダ二君を回収し、実験中なり。

考えられるのが基礎体温ではないかと思いまして、39度から40度くらいが鹿の基礎体温だそうです。
コレが直腸検温なのかどうか解らないので、何ともいえませんが、人より高めですね。僕の基礎体温が大体36度後半なので、一般的な人よりも高めですから、鹿により近い体温のところに行くのかもいしれません。
そうであるなら、子どもや筋肉質の人にも寄り付くと考えられなくも無いです。

ユーカリの香りに多少の嫌悪感を示すことはなんとなくわかってきたので、寄り付く理由を知ることができれば、またさらに敵を知る事ができると鼻息を荒くしていたんですが、今回種類が2種類出てきて更に困惑しています。



個展も近づき大丈夫なのか俺。研究中していて。