染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

庭に骨ほかってみる

2013年09月17日 14時56分25秒 | 芸術作品
朝霧でちょっとした打ち合わせの後、近くの山へ芝刈りならぬ骨狩りに行きました。
なかなかいいのがないもんですが、頭骨を持ち帰りました。まだ少し残った部分とかあるんですが、まあ何とかこのまま置いておけば綺麗になるでしょう。

3月にこれを使った展示が予定されています。それまでに何とか形にしたいものです。

自由研究 2013

2013年09月08日 20時31分00秒 | 動物 化石 鉱物
今年の子供の自由研究は ナメクジでした。
僕も知らなかったこと知れたり、研究もあまりされていなかったりと、驚きがありましたが、概ね面白く出来ました。
しかしながら、本人が体調を崩したこともあり、まとめから、全体の構成まで上手くまとめられていないのが残念。子供の課題なんだから、親が頑張りすぎてはいけない、親がやってどうすんだと自重しながらなので、ストレスが溜まる。



塩をかけると確実です。すぐお亡くなりになります。
巷では塩も砂糖も粉ならなんだって同じだろと思うんでしょうが、やった人あまり聞きませんね。でやってみました。

砂糖をかけてます。



確かに死ぬんですが、時間がかかるかかる。

更にコーヒーの粉をかけてみます。

 たっぷりとね



粘膜を残してコーヒーを脱いでいます。



脱ぎました。

コーヒー同様だし粉や小麦粉でも同じような感じで、片栗粉はくっついたままでした。
多分水の吸い上げの時間などが塩がとにかく早いんでしょうね。塩も量が少なければ生きられるかもしれませんね。砂糖もかなりかけないと死んでいただけませんでした。
でも、粘膜を脱いだ後、すぐにまたコーヒーなりをかけてしまうと死んでしまいます。粘膜が再生されるのには少し時間がかかりそうです。

後、ちょっとした衝撃画像。あんまりいたずらすると、ナメクジも威嚇します。

糸楽14回展 軽井沢

2013年09月03日 22時03分24秒 | 芸術作品
軽井沢観光会館にての糸楽14回展に参加しております。
前回投稿した画像の素材を使っていると色々誤解される方も多いので、上記のパネルも展示しています。

生き物を素材にしていると、その物とかけ離れた生活をしている人ほど誤解する方は多いと感じます。田舎や都会といった環境的なことだけではなく意識的な問題だと感じます。
生活自体が、野生動物と直接接触が無い方とは、この価値観の違いが起こると思われます。もし増えていった時、気づいた時にはもう手遅れです。そのような事がこれから起こるかと思います。野生動物と環境のあり方について考えるきっかけとなると幸いです。

来年の3月にそのような企画展が富士宮で行われるらしいですよ。

まあ、これでもこの素材はこの鹿ですかって頓珍漢な事聞かれますから、残念な事も多いです。

明日、軽井沢へ搬入です。

2013年09月01日 19時11分01秒 | 芸術作品
明日から、糸楽14回展 軽井沢です。

今回色々、素材を試行錯誤中のためこんな作品群です。この龍の首みたいなもの出します。更に、、、

          

血の滲んだ作品とかも出します。実際には血ではありませんが、そんな感じ。でも製作中鼻血も出たんで混ざってるかも。

さて、嫌がられること必至の今回。まあ、こんなこともありますよ。生きてると。

でもね、生きるってこういうことなんですよ。いろんな生き物の命を頂いている。それは動物も植物も関係ありません。木や草だって生きているんだから。
ただ、その生命のあり方をどう捉えるかが一番大事だと思っています。
見たくないこと、見ないようにしているものを、知ってほしい。考えてほしい。より多くの人が現実を知りわかちあうことで、解決できる問題は多い。そのことは鹿の問題だけではありません。
環境や森林、原発、戦争、差別、いたるところに共通するお互いへの無知、無関心という問題。それでは問題は棚上げにされたままで、手遅れになってしまう。すべてのものは繋がっていて、廻り回って自分に帰ってくる。
そういうことを理解してほしい。

個人的にはなるべくキュートで、ソフトに柔らかく、より美しく表現することを常としているけれど、なかなか伝わらないもんだなあと思っています。