染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

自由研究について毎年聞く話

2015年07月29日 12時00分39秒 | 子供
ミケさんがこの魚どうやって獲ろうかと研究中ですよ。

自由研究代行って言うのが流行っているらしいですね。自由研究だけでなく他の課題もやるとか。
絵画の宿題代行もあって、ちょっとかなり高額なんでびっくり。オイラもちょっと、、、と、なびくくらい。   


と言う冗談はさておき、時間をかけて調べ物が出来るし、あたえられない課題を自分で考えてまとめるなんて楽しいと思うんだけど、そんなことがなかなか出来ないのかなあと不思議に思うのは、自分がおかしいのかとさえ思う。ウチの猫は研究していますよ。

受験勉強が大事という方もおられますが、自分で問題を考えて、解決に導くことが出来る人材が本当に大事だと思います。受験や試験といった明らかに解りやすい素材を解決した所で、そういう与えられたものを解決することになれた人が、世の中の新しい発見や問題の解決を出来るのかと不安に思います。勿論そんなにお金を出す親は何を考えて受験させたいのかわからないです。研究者にさせたいのなら、自分の身につけた知識や能力で、どんなことが出来るのか応用させてみるとか考えないのかなと思います。

研究することがないとか、自然がないとか言われるし、高いお金を出して体験させることなんて出来ないと聞いたこともありますが、不思議は世の中に満ち溢れておりますよ。お金なんていらないし、きっかけにお金がいるなんてナンセンス。

以前、自分の子にも調べることがないと言われたことがありますので、言い返しました。

「じゃあ、君、何でも知っているのか」
「そんなわけないじゃない」
「じゃあそれを一つづつ上げて、好きな物を調べなさい。」
「ありすぎて困る」
「それは素晴らしい。夏休み楽しめるね」


研究は理科や社会である必要はないし、好きな作品の文豪や作曲家について調べたり、例えばコップ一つにとってみても、人体工学について調べれば、様々な視点から考察し無くてはならない事が解ってきます。最終的には、どこかの陶芸工房で自分の理想のコップを制作してみるのもいいですね。

きっかけを与えることも大事かもしれませんが、興味を持ってから、あたえなくてはその価値も半減すると思います。
研究課程で必要に応じて、文豪の郷里を尋ねるとか体験しなくてはならなくて、お金がかかることもあるかと思いますが、でもそういう事にかけるのなら、致し方ない。出せる所まで出しましょう。

お金で解決しようと思う親も、それに群がる大人も、よくないと思いますよ。

自然がないとおっしゃる都会の人、例えば街路樹は管理された自然ですが、その脇に生えた草は何処から来て何故生えているのか考えたことありますか。
東京タワー近くの芝公園行ってみると恐ろしいくらいセミの抜け殻ありますね。田舎よりも密度が高いので、色々なものが一箇所で見られます。明治神宮も恐ろしいですね。



まあ、そんな事を考えつつ今年もお前ら気合入れろよって子供には言ってありますが、昨年宿題がほとんど終わらなかった長女は早くから臨戦態勢です。
去年もおんなじようなこと言ってました。自由研究についてちょっと気になること

あんまり悔しかったので、こんな画像。 嫌な人はスクロールしない方がいいですよ。これも自然の摂理ではあります。

人が生きるってこういうことです。























自由研究の夏だ

2015年07月24日 22時19分08秒 | 子供
自由研究の夏が来ましたよ。
今年は次女が鹿の骨をやるって張り切っています。昨年は鶏の骨を綺麗にまとめて褒められたので、嬉しいんでしょうね。昨年の自由研究

ただ、確かに鹿の骨は沢山あるんだけど、それってまともな家庭ではないですからねって言ってもわからないです。彼女にとって鹿の骨は庭に捨て置かれているものなのですから。

別に捨て置いてるわけではないですけれど、鹿の骨が庭にあったからっていうのが、自由研究のきっかけってどうなのよ。そんなことあるかってみんな思いますよね。北海道とかの広大な牧場とかじゃないんだから。

でも小説には出てこないこれが現実。

そうはいっても、せめて山の中で見つけられたら、見つけたい所。時間があったら、山へ行って見るのですが、なかなか見つかるものではないですねえ。
また、マダニ君連れてくると困るからなあ。マダニ君

暫く探してみましょう。
どなたか見つけたら、ご連絡いただけると幸いです。

水族館展

2015年07月15日 22時52分42秒 | 芸術作品
富士宮のRyuギャラリーにて本日からの水族館展に参加しています。

昨年の動物展に河馬CAR制作しましたが、今年はサメCARです。販売中です。
一尾おかしなもの入っておりますが、概ねまともです。

僕の作品もまともな物もあります。


RYUの水族館展

開催期間  2015年7月15日(水) ~ 26日(日)  休廊日 7月20日(月)
開廊時間  午前 11時00分 ~ 午後 5時30分

詳しくはこちらです。こちら

ガラス展

2015年07月12日 00時33分49秒 | 芸術作品
15日からの 東京の青梅市のギャラリーわあすでの 夏のガラス展 に参加します。わあす

作家さんに既成の瓶を色々やって頂く企画で、ちょっと参加させていただきます。
取りあえず割って見ようと思っていたので、壊れるとことも考え3つ頂いてきましたが、造作してみたら、崩壊とまでは行かず、皆使えまして、頭を悩ましている所です。



まあ1個はこんな感じです。色加工しております。取りあえず今のところ、本物を見ていただきたいと思います。
染織家として紹介されているので、染織家らしいものを作らなくてはならないのですが、ちょっと難しいですね。


後、富士宮のRyuギャラリーでも、15日から水族館展始まります。もろかぶりです。サメ君作っています。

富士宮まちなかアート2015

2015年07月04日 07時30分58秒 | 芸術作品
富士宮の まちなかアート に参加しています。第13回まちなかアート

展示は明日までになります。僕は仕事で会場に居られませんが、よろしくお願いします。僕の展示場所はお宮横丁の「ぷくいち」さん。お宮横丁

河馬CARの「DEAD OR ALIVE」体感できます。
ちなみに数字はなんの繋がりも意味もありません。単なる記号です。その時の気分です。でもそう言う絵画は兎に角多いですから、風景や花を描くのと同じです。勿論何かしら考えて描いている人もいます。ですから、時々意味のある数字も入れていたりします。

そんなことよりも、
秋と冬に個展を開催するので、その試作を兼ねて絹をパネルにしてみました。ちょっとめんどくさいけれど、もう少しクオリティを上げていけばなんとかなるのではないかと思われます。




会場ではこんな感じで展示しています。
本当は大きな作品を持っていたんですが、高さが足りなかったので、小さいものを展示。上の絹が繊維で出来ていると言っても何処が染織なんだって言われちゃうので、困る。でも、お客さんを困らせているのは僕なんですけどね。
まあ、そんなこともあるので、織った布も展示していますよ。




展示していると思うんですが、自分はいろいろ知ってんだっていう人ほど頭が固くて困る。作家にも多いけれど、カテゴライズしたがるんですな。自分の世界に入れて理解したつもりになっている。そこからはみ出したものは理解できないので、価値を見出さない。男性に多いけれど、女性にもいる。でもその価値の見出し方が、他人の知識の流用だから、それは自分の価値観なのかなと聞いていて思う。知識をひけらかしてから、これは良い、悪いと言う。判断を他人の責任にして自分は安全地帯にいる。大変ずるいので、意地悪にあなたはどう思いますかって聞くと、素っ頓狂な顔される。

つまらない愚痴をいいましたが、まちなかアート 明日までです。お宮横丁は会場にたどり着くまでに様々な誘惑という障害が待ち受けています。どれだけの人が「ぷくいち」にたどり着けるのか期待しています。