染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

カエル 2

2010年05月04日 08時22分38秒 | 動物 化石 鉱物
先日捕まえたのはニホンアマガエルです。

樹上で暮らすための吸盤を持っているカエル。アマガエルも樹上性で吸盤を持ちますが、分類学上アオガエル科はアカガエル科に近く、アマガエル科はヒキガエル科に近いといわれます。といっても良く判りませんが。

以前シュレーゲルアマガエルを捕まえましたが、それに比べると体長は少し小さいのですが、全体のサイズ的には2から3倍くらいありそうに感じるのは僕だけでしょうか。図鑑等では小型の個体の場合体長だけでなく体重も記載してほしいもんです。

子供とカエルを追いかけている間に、色々質問や意見をぶつけられるのですが、真面目に答えるともうその場に質問者はいません。
「なんで色が変わるの?」
「それは数色の色素細胞が表面にあって、周りの環境に合わせてその大きさをホルモンによって変えるんだけど、簡単に言うと、信号機みたいなものを持っていて、それを開けたり閉じたりするんだよ」といってももういません。

「雄しか鳴かないんだよね」
「うん」

「生きてる虫しか食べないんだよね」
「そうだね」

このくらい矢継ぎ早に答えて行かんと子供について行けません。子供の時間と大人の時間の進み方はかなり違う。大人が感じている時間よりも子供の時間の方が遥かに長い。

でも困った質問もあります。
「カエルがケッコンしてる! あ、でも下にいるのも鳴いているからオスだ。メスも鳴くのかな」
交尾をどう表現していいのか、、、カエルの世界に同性愛が存在するかもしれませんが、実際は繁殖期のオスはなんにでも抱きつくので、何とも言えないし、交尾は結婚と言って良いのか、まあ良いかもしれないけど、概念的にどうなんだろうか等と考えていましたが、うろたえて返答に困っていると興味は次の事に移っていました。

今回は少しほっとしました。こういう事は何としたらいいのか。自分の子供だったらどう答えたら良いのだろう。

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