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染織工房豆ブログ

染織工房「豆」の日々の記録

北軽井沢の杜 クラフトフェア

2011年10月04日 05時15分45秒 | Weblog
先日の土日に北軽井沢のクラフトフェアに参加しました。
「面白商会」と言う集団での参加。色々な事があり集まった子供もあわせて11名 結構大変でした。

集団の中にカフェのオーナーなどもおり、泊まったコテージでの食事は、食にうるさいおばさまたちも納得の内容でした。
企画をしている方も仕事の傍ら、カフェを経営していて、かなりコーヒーにはうるさい。夕飯を召し上がりにきて、そのまま夜中まで熱いコーヒー談義。仲間の半分は温泉に行きました。僕とカフェのオーナーとの話の最中、何度コーヒーを入れた事か。これは失敗だとか、旨くいったなど良いながら、コーヒーを飲んでいました。

それはそれとして、クラフトフェアでは初めての参加と言うこともあり、なかなか物が動きません。
子供も張り切って自分も制作し、商品の中から見立て、小さいブースを作って販売に尽力してくれました。上の画像の中央白い立て看板。作品が飾る事が出来ます。
はじめ人数が多くて、出品を控えていたコンクリ作品も出しました。
これを主催者が気に入ってくれて、HPだけでなく会場で配布するパンフレットにも載っている。しかも出品作家の作品として、小さいながらも一番上に。これは出さないわけにはいかないと思って二日目に展示しました。



意外と人気で子供から、大人までもドアを開けたり閉めたりしているんですが、欲しそうにしているけれど、「どうやって持って行くの」となるとうーんどうしよう、、、と言うことになるんですね。

特に良く聞かれたのは、「これどうやって使うの?」

流石にクラフトフェア。基本使えるものですね、売ってるのは。置物として使ってください。と言う話しを聞いていたほのかん。早速
「説明書いたら良いじゃないかな」
と言って色々書き始めました。

「にわとかにおいてください へやのなかでもいいです。 たぶん おきもの」

文字がなぜか「たぶん」だけ少し大きい。
この小さな吹き出し文が功を奏したか、足を止める方が沢山いました。それでも現実的にどうやって持って帰るんだとなると難しいですねえ。それでも値段設定も高いとはいわれなかったので、良かったです。

クラフトフェアあまり儲からなかったけど、色々な方と話が出来てよかったです。アート部門で参加している方は特に面白かったです。またお会いしたいものです。自分の作品が売れないと人の作品を購入する気にならないのは致し方ないのですが、今度はもう少し頑張ろうと思います。
知り合った中でギャラリーのオーナーもいて今度このメンバーで、企画展をする事が決まりました。テーマにあった作品が作れる人を集めて行います。

それにしても、北軽井沢寒かったです。
東京の方に「寒いよ~」とか言われていましたが、内心都会の人は寒がりだと思っていましたから、子供はともかく、僕は荷物を減らすために軽装で行きました。甘かったです。結構寒いぜ。日が出ていないとホント寒い。お天気には恵まれたから良かったものの、基本参加者はほとんど冬仕様です。コテージも結露したしね。


薪ストーブが納品されました

2011年09月05日 06時25分30秒 | Weblog
薪ストーブが入りました。
頼む前は設置に一週間くらいかかるだろうとか、商品の在庫もあまり無いだろうとか、10月くらいから、煙突やストーブのメンテナンスも入るだろうから、8月中には頼まなくてはと考えていましたが、思いのほか早く入りました。
設置は雨の影響もあり、3日かかりましたが、実質2日間で終了しました。

ヨツールのF3 です。性能や大きさからしてちょっと小振りですが、寒さに強いと思われる僕にはちょうど良い。

 

屋根から、煙突がぶら下がった所。上は二重管。この煙突の下に自在管がつきます。家が膨張収束するので、必須アイテムです。



ななさんが遊んでいますが、中央の丸に煙突が挟まります。

それで、メンテナンスの話を聞いていたら、この天板割れる事がありますが、交換できるそうです。
横も背面もしかり、僕は他の物は知らないけど、ヨツールのものは規格が変わらないので、交換可能だと言われました。耐用年数と壊れた具合にもよるけど、部分交換が出来ますよって言われました。車みたいなものかな。
これは良い事を聞いた。壊れたものは直して使うのは大好きです。

納品、搬入された日に火をいれましたが、涼しい日でしたが、流石に8月。暑い。後数回本番のシーズンまでに火をいれてくださいとの事。そのままストーブを見ていたら、ストーブから煙が! 
「こ、、これは、、」ときくと、「あ、ストーブの塗料が燃えてるんですね』とか言っていた。というのもちょっと専門用語で解らなかった。
「今は天板からですけど、そのうち全体から出ますし、煙突からも出ます」と言われた。

大丈夫ならそれで良いけどね。

それはそれとして、この搬入に下の画像のものを使っていた。



油圧手動リフトみたいなもの。かなり欲しい。このストーブ125kgありました。楽々動いています。
 

毎日の食事

2011年09月04日 07時30分34秒 | Weblog
「いのちのたべかた」と言うDVDを購入し見ました。
全般にわたって、説明やBGMもなし。ただ淡々と食料が作られて行きます。原題は「OUR DAILY BREAD」毎日の食事です。

本当に食料として淡々と進むので、普段の生活の一部の様な感じがします。確かに普段の生活の一部なんですが、植物も生物も無く食料としての扱い方で、ものすごい違和感。
感傷に浸っている暇もないのでしょうが、個人的には牛や豚を食肉にしていく過程よりも、ベルトコンベアーに乗っていくひよこたちの扱いに驚いた。まるでレモンかなにかの様な扱いですが、動いている。鳴いている。これはどうなんだろうねえ。生き物の扱い方として。

植物と生物の区別は僕もつけませんが、この欧米の区別の付け方とは少し違う。映画の舞台は主にドイツです。
どちらも生き物としての尊厳を保ちつつ、敬意を払っていただく事が、良いと思っているんですが、どうも欧米の感覚はどちらも、人間の糧となるために人間が生産している食料としか考えられていない様な気がします。だからこそ日本では嫌悪感や、罪悪感がどこかにあって、未だに食肉処理場の在処を知っている人は少ない。そこら中にあるんだけどね。でも、それがいけないとはおもっていません。

話がそれましたが、この欧米の食肉に対する考え方は、反捕鯨論の理解に繋がるのではないかと感じました。
我々は、牛や豚とどう違うんだと思うんですが、反捕鯨の方は食料として人間が生産しているから良いとか、鯨は知能が高いから。とか言いますが、牛や豚を馬鹿にしてはいませんか。たとえ、人間が管理生産しているとはいえ、生命であり、彼らには意識もある。それを人間の思うようにしたがるのはエゴではないかと思っている。
生命に区別は無く、その命に敬意を払ってこそ食物連鎖の頂点に立てるのではないかと思う。

ドイツでも豚を解体すると血までしっかり使うと聞きました。気持ちの問題もありますが、一緒に暮らしてきた生き物に対する敬意を払った食生活をしたいものだと思いました。

宗教論なども関係するかと思いますが、人間が一番素晴らしいと考えていると、動物の塚や墓標を作ろうとは考えないだろうと思います。

自由研究 2011

2011年08月29日 08時54分59秒 | Weblog
今年も昨年に引き続き自由研究。
今年はカエルの変色に関する観察をしました。カエルの色が少し変わって行く事に関しては興味を持つのですが、それを取りまとめる事が難しいので、そんな所を手伝う訳ですが、なんでいつまでもやらないんだと思います。自分はとりあえず自由研究だけはやったように記憶している。

それはそれとして、カエルの研究。
ニホンアマガエルは、一般的には色が当然変わるものと思われているけれど、結構変わらない。ホルモンによる黒色素の拡大収束により色が変化。感じとしては緑色を基準とした明度の変化かと思われる。けれど、実際どれほどの時間をかけて変わるのかデータはないので、それを確認したいのですが、ホルモンバランスは結構環境の変化に影響されるので、家のケースの中ではなかなか変わってくれませんね。
それで一週間程同居していただきましたが、変わったのは下の色。

  

でも環境に合わせるかと言えば、そうでも無い。黒い石の中で黒くなったものもいれば、緑のままの個体もいる。
色温度と言うか、自分がいる場所の日光が当たる温度などにより色が変わっているのかもしれないし、反射する光の強さにより色が変わっているのかもしれない。
でも個人的には外環境でもいるように、全く環境の色に合っていないものもいる。自分が好きな色になっているんじゃないか。
色々調べてみても、カエルの意識に関する記述は有りません。聞けないから仕方が無いんだけども、そういうものも有るんじゃないかと思っても良いと思いました。

しかしながら、小学校2年生にこんな思考を思いつかせるのは酷。それに変だと思う。世間にはそういう子もいるかもしれませんが、普段のほのかんの行動から推測すると難しい。誘導尋問してもなかなか出てこないし、時間もない。

それで、仕方ないので、それなりに自分で書かせましたが、難しい。僕が悩んでどうするんだと思うけど難しい。

個人的にはもっと掘り下げたいんだけど、本人がやらないといけないと思っているので、本人と一緒の時に観察して、写真を撮る。それを印刷して、写真は自分で選ぶ。そうして自分のものにして行ってほしいもんだと考えているんだけど。観察はするけど、まとめないでやりっぱなしだ。この辺が何とかならんか。

最後には結果や評価に関してはどうでも良くなりました。
本人がやったと思える事が大事だと思っています。でもなあ、もうちょっと頑張ろうよと思う。



日野アートフェスティバル

2011年08月28日 08時43分08秒 | Weblog
更新が前後してしまいますが、
糸楽 と言うファイバーアートの集団で一緒にやっている中村さんが、日野アートフェスティバルの実行委員の紹介で壇上に上がっています。
画像が解りにくいんで良いかと思いますが、なかなかエネルギッシュなかたで、本の校正を仕事にしています。
文章の誤植や誤字、さらに物語の辻褄合わせなどの確認作業をしているので、ものすごい量の本を読み、そのジャンルは多岐にわたります。だから話をするととても面白い。苦労人なんですが、それを表に出さずいつも笑っている楽しい人です。

そういう
裏方の人がちゃんと評価される事はとても良い事だと思います。


毛ベルト 2

2011年08月12日 19時48分43秒 | Weblog
毛の生えたベルトを再び制作しました。今度は自分用。

実際には前回の作品の方が色の変化があっていい感じですが、こっちは何となく変わっている。あまり気がつかないかな。

               

時計は知る人ぞ知る、クレイジーアワー。ジャンピングアワーともいいますね。いくつか作っている所が有りますが、個人的に好きな コグ と言う所で作っているもの。
まあ、どっかで見た事有りそうな文字だったりしますが、それはそれとして、見た通り瞬間的には何時か解りません。短針が時間が来ると時間の数字の所にジャンプします。特に解らないのは例えば3時58分等。もう3時なのか、もうすぐ4時なのか解らない事があります。しかしながら、時間なんて大体解っていれば良いんです。
でも個人的に問題なのはこの時計では方位が解らない。アナログ時計の良さが少し無いのが残念。

それで今後はこの時計の本体も作ってみたいとか考えているんですが、難しいかなあ、、と言うよりもそんなに本職と違う事してどうするんだってことですね。
基本ベルトを制作している事が主ですから、時計まで手を出しても仕方が無いと言うかこれ以上てを広げたくないんですね。
でもまあ、これはこれで楽しいからいつかはやりたい。

それから、これから時間を見て、いくつか制作しなくてはならないので、こんな面白そうな時計も作ります。よろしくお願いします。

ちなみにお値段ですが、ベルトだけなら、4500円くらい貰えるとうれしい。
時計付きだと、保証も無いので画像のものくらいなら、7000円くらいかな。あんまりエラそうな事言えませんが、申し訳ない。

以下は怖いんで読まなくても良いです。





この革はハラコっていって、産まれる前の牛君です。産まれる前の子牛の革です。毛並みも奇麗で肉もうまいらしいです。革は仕上げ次第ですが、特に柔らかいと言うこともありません、決めが細かく繊維が密です。故に丈夫かと思います。それで、革の中心の革の質がいいのですが、この部分は毛が長く腕に巻くには邪魔になります。 なので、必然的に足の先などの端の方からしかとれません。その辺りは色の変化も有り楽しめます。
従って一頭から、10本くらい良い所でとれると良いかなあといった所です。その辺の命の重さを汲んであげてください。

使ってみて解るんですが、結構汗でぬれます。だから、最も水分に強い鹿の皮で作ると良いんじゃないかと思っています。誰か提供してほしいです。裏打ちの革だけでも鹿にすれば良いのかな。とか考えています。

カンガルーと正面衝突

2011年08月07日 07時15分19秒 | Weblog
何度行ったか富士サファリパーク。まともに行くと大変ですが、大抵無料のチケットで行きます。

最近のほのかんのお気に入りはサファリウォーク。ずんずん進みます。まあバスに乗りたいと言わないだけ良いか。とはいえ妹をだっこして行かなくてはならない親は大変です。



本日はまあそれなりに歩いてくれたので、いつもよりは楽でしたが、霧雨で暑くって大変。ななさんも気分屋なので勝手に行ったり留まったり。



虎の池にオタマジャクシ。ここは結構安全なのではないかなあ、と思いました。

そして、前回野生の鹿にあったところで、
「この辺であったねえ、鹿に」とか言っていたら、ほのかんが「いたー」って見つけました。



慌ててとった画像は逆光で見にくいんですが、見つけた時にはサファリウォークのコース上でこちらを見ているじゃないですか。
この辺にすんでるんでしょうけど、こう頻繁に出てきて大丈夫かなあ、、と思いますが、かえって平気なのかもしれません。なかなかサファリパークの中までは入れないと思うけど、このコース上のキョンがいるあたりのエサを内緒で貰っていたりするんじゃないかと思いました。
残念ながら一頭だけでした。もっといたらいいのに。


さてサファリが終り、ななさんはカンガルー大好きなので、今回も餌やりをしました。
カンガルーは今子育て中の個体が多くいて、数頭運動場に出ています。見つけられたら良いです。僕が観たのはまだ毛が生えそろっていなかったので、出てくるのにはもう少し時間がかかりそうです。

こちらのカンガルーはシロカンガルーと分けて展示しています。
シロカンガルーはアルビノとは違った、白変種だと思うんだけど、アルビノは突然変異だし、シロカンガルーは以外と飼育下では多い。でも、アルビノを交配させて、遺伝的に定着させた可能性もある。どうなのかは解らないけど血が濃いと思われる。中に落着きが無い子もいるしね。

そんな落ちつかない子が走り回っている時に、ほのかんが入り、ななさんも続いて入りました。
はしるはしるカンガルー、そしてターン。と繰り返して少ない観客の前を飛び回っていましたら、何を思ったか人の入れる通路に飛び込んできました。ほのかんも入っていた数人の観客の集団と、かなり離れてみていた僕とななさん。その間を走りすぎようと思ったのかどうかは解りませんが、飛び込んだその先には、ななさん。

対向してきた人と、どっちかに避けようかなあって思ったけど、どっちにも避けられずに気まずい感じになる事はよく有りますが、一瞬双方がためらった感じが見受けられました。ななさんがそわそわ動いた時にカンガルーはエイやって意を決めてジャンプ。そしてそこにななさん。どすんとまさに正面衝突。

周りの大人やほのかんが心配してくれましたが、大笑いしたのは目の前で観ていた親でした。

「良い経験したなあ、面白かったよ」と言ってあげましたが、不満そうでした。
 

それでもとうちゃんは疲れたぜ