工房八重の部屋

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妙蓮寺の「十六羅漢石庭」を拝観!寒桜や長谷川等伯一派の障壁画も見る!

2013年02月14日 | Weblog
ガイドブックに妙蓮寺の「十六羅漢石庭」の写真が掲載されて見に行きたい!と

思っていました。

12日は午前中が晴れていましたので、行ってみました。

境内には「御会式桜」が八分咲きで4月には満開になるとか!

可憐で楚々とした桜が見られました。

社務所に行って、庭の拝観をお願いしましたら、あまりは拝観する方がいないようで、

係りの方、自ら案内して、説明してくださり、

「宝物殿に長谷川等伯一派の障壁画 (重文)があるので、これから、

見る方がいますので、一緒に見学されたら!」と勧められ、見学することにしました。


西陣の町家  近辺には町家がまだ残っています





鐘楼は江戸時代を代表する建築物とか!


境内図、 
塔頭寺院が8ケ所もありました。
豊臣秀吉が比叡山天台宗など諸派の僧兵を擁する派に対向して、聚楽第造営に際して、
諸派に焼き討ちされ消失した日蓮宗の寺院をこの地に復興させ、
この妙蓮寺は1キロの境内に塔頭27ヶ所の大寺院でした。
1748年の大火で消失した後に、復興し現在に到っている寺院とのことです。


境内に咲いている寒桜の「御会式桜」


八分咲きで4月には満開になるとか!


今はまだ梅もちらほら咲きの季節なので、可憐で楚々とした桜に見とれて感激しました。


本堂の修復は2億円かけて、最近完成したとのことです!


社務所 庫裡


庫裡の天井


庫裡の台所


受付 庭は500円 宝物庫の長谷川等伯一派の障壁画は300円の料金です
説明が懇切丁寧で、日蓮宗の寺がこの近辺に多い理由などがわかり、また長谷川等伯一家
の歴史の説明などもあり、大変参考になりました。


表書院から見た、「十六羅漢石庭」


表書院縁側から見た 「十六羅漢石庭」
桂離宮の造園を指図した、妙蓮寺の僧、玉淵坊日首の作とのことです。


中央の石は涅槃のお釈迦様 周りの石が15の羅漢を表し、残りの羅漢1つは見る
人が入っているとのことです。


表書院の建物


中庭


中庭に咲く椿  妙蓮寺椿は有名で、この名の椿は500年の歴史があるそうです。


玄関前の庭


毎月12日は月例法会があり、8ケ所の塔頭寺院の僧侶が集まっていました。