工房八重の部屋

京都の紹介、日々の出来事や思いを綴ってます

百済寺(湖東三山)は1400年の歴史ある近江最古の寺で、広大な庭園の紅葉に癒される!

2010年12月06日 | Weblog
百済寺(湖東三山)は1400年の歴史ある近江最古の寺です。

聖徳太子が百済人のために、推古14年(606年)押立山の中腹に建立し、

鎌倉時代には、「天台別院」と称され、計1000坊、1300人を擁する大寺院でした

が、室町、戦国時代に、度なる兵火、信長の焼討により、焼失しました。

江戸時代の慶安3年に、本堂、仁王門、山門などが再建された寺なので、

本堂のみ重文と、なっています。

山門をくぐり、ゆるやかな参道の両脇は、黄色い紅葉の林で、参道は紅葉の絨毯です。

境内に着くと、すぐ側に、バスや乗用車の駐車場があり、観光客で賑やかでした。

拝観券を買う受付で、聞いたら、本堂にはさらに、10分程登るとの事ですが、

私の足では、30分はかかりそうで、もう足が、限界なので登るのは諦めました。

境内の横の庭園の紅葉が、素晴らしいとのことなので、庭園を見に行きました。

山に囲まれた、地泉回遊式庭園の雄大な庭で、この庭の山の高台の「遠望台」から

湖東の平野が眼下に展開し、湖西の山並みを眺望できるとのことです!

もうヨレヨレの足では無理なので、高台の「遠望台」に登るのは諦めました。

来年は、百済寺にもう1回トライし、ここから近い、永源寺の紅葉を見に行きましょう!

湖東三山の素晴らしさは、山の清冽な空気の中にあるので、紅葉があざやかで、

観光客も多いけれど、平日に行けば、京都の紅葉名所の雑踏とは違う、山の静かな

自然を味わう事ができます。 

ただ、山を登って行かなくてはならないので、かなりきついのですが、

頑張るだけの価値がある、心安らぎ、癒されるような、素晴らしい紅葉と、

自然が味わえる、湖東三山でした。  行って良かった! 疲れましたが、気持ちが

落ち着き、心地良い疲れでした!



山門をくぐります!


黄色の林に囲まれた参道を登る!


参道は黄色の落葉の絨毯です。


境内に到着。 境内の下は駐車場で、沢山の観光客で賑やかでした。


境内


境内内の建物  本坊 喜見院書院


庭から見た、本坊 喜見院書院


書院屋根と山の紅葉


山が背景の庭園


鮮烈な色


山に囲まれた、広大な地泉回遊式庭園


青空と紅葉


池の飛び石





趣きのある、木の門


以前の広大な寺院の面影が、この庭でしのばれます!


参道を降りて行く!


参道を降りていく観光客は、シャトルバスに乗る人だけなので、静かです。


シャトルバスは、1時間に1本  3時38分のバスの時間まで、40分間待ちました。
このバスに乗って、自宅には、6時位に帰れました。自宅出たのは、7時50分
ですから、湖東三山めぐりに、1日かかったことになります!