工房八重の部屋

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光雲寺(南禅寺境外塔頭)の小川治兵衛作庭の東山借景の庭が特別公開

2010年12月08日 | Weblog
光雲寺( 南禅寺境外塔頭 )の、7代目小川治兵衛作庭の東山借景の庭が、

特別公開中と知り、見学に訪れました。 

東山が借景なので、伸びやかな庭です。

この寺は、徳川秀忠の娘で、後水尾天皇の中宮となった、東福門院が禅宗に帰依され、

光雲寺を、自分の菩提寺として、秀忠の遺金で、再興されたので、東福門院ゆかりの品々

が多く残され、展示してありました!

特別公開中でも、訪れる観光客も少なく、禅寺として座禅会を月例や、毎土曜日に

開催しているとのことで、応対してくださった、僧侶の方達は、親切で、観光づれして

いなくて、清々しかった! 

この寺の前に表札の無い、一辺が100Mも、あろうという広大な屋敷があるので、

僧侶の方に 「どなたの屋敷ですか?」と聞いたら、住友家の屋敷とのこと! 

屋敷の前には、住友コレクションを展示する、泉屋博古館があります。 

帰りは、カレーうどんで有名な、日の出うどんが、近くにあるので、

肉カレーうどんを食べて、暖まって、帰路につきました。


看板


東山を背景にした、光雲寺(南禅寺境外塔頭)


本堂


境内


境内からの門


玄関


東山が借景


7代目小川治兵衛作庭  昭和2年に作庭が、しなおされた!


室内からの庭


住友家の塀の中に真っ赤なナナカマドの木が・・・


広大な住友家の邸宅  まだ旧財閥の住友家の邸宅が残っていることに、驚かされました


入口から見える建物と東山!


東山は紅葉している!

 
帰りは、カレーうどんで有名な、日の出うどんが、近くにあるので、
肉カレーうどん (850円)を食べて、暖まって、帰路につきました。