年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
たくさんのコメントを待ってます

JR山手線東京駅:『洋麺屋五右衛門』    数年ぶりにお邪魔してプリンとしたアルデンテを楽しみます

2015-09-18 22:18:55 | チェーン店
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東京駅近くでの所要があって…
それでお昼を先に済ませておこうと八重洲をブラブラと歩きます
時間にも限りがあるため、手軽に済ませることができるお店を探していたのですが、さすがにどのお店もお客さまでいっぱいですね



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大釜で茹で上げられることでのモチモチとした食感の麺がお気に入りで、一時は足繁く通ったパスタチェーン『五右衛門』
しかし、通い続けるにつれ、どの商品をいただいても奥にある味がみんな同じであるように感じてしまい、ココ数年はすっかりご無沙汰してしまって…


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偶然にこのお店の前を通りがかったときモチッとした麺の記憶が蘇り…
ちょっと懐かしさもあって久しぶりにお邪魔し、秋のおすすめ商品から「白神あわび茸ステーキと炙り帆立のペペロンチーノ 燻製仕立て」なる長い商品名のスパゲッティをいただくことにいたします
エリンギにも似たコリッとした食感が印象的なあわび茸もよい感じなのですが、何よりもこの商品のおいしさを引き立てているのは干し貝柱が使われていることでありまして、その旨みが贅沢な気持ちにもさせてくれますね
五右衛門らしさというか、システムで作り出された味は想像通りでありましたが、たまにいただく分にはおいしくいただくことができますね



【洋麺屋五右衛門】
東京都中央区八重洲1-4-20 東京八重洲ビル1F
03-5201-8212

東京メトロ丸ノ内線新宿三丁目駅:『分とく山』   綺麗なお料理があれこれといただける御膳でランチ

2015-09-17 23:13:36 | 関東
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友人とランチをしようと待ち合わせたのが新宿の伊勢丹
なぜそこが待ち合わせ場所になったとかがちょっとわからなかったのだけど、あとで聞いてみると単純に買い物をしたかったからなのだとか…
ほんとに女性ってお買い物が好きですね



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さてランチをどこでいただくかということになるのですが、お互いに新宿のお店には詳しくなくて…
それで、ここのレストランフロアだったら大きなハズレはないんじゃない? ってことで7階へと上ってみますと、なんとあの有名な料理人、野崎洋光氏のお店があるではないですか
幸いにもまだお客さまが並んでいないってこともあって、ココに決定であります


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お店の奥には半個室タイプの席もあったようですが、ワタシたちがいただいたのは板さんの仕事を目の前にすることができるカウンター席
白木の香りがしそうな、その雰囲気は上質のランチをいただくに相応しいものです
伊勢丹ってことでか、セレブ風な女性が一人カウンターで食事をする姿なんてかなりカッコ良いものですね


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いただいた御膳はお重の蓋が陶器で出来ており、その蓋に価するお皿にとお重との2段にお料理が盛られていまして…
蓋のような器には前菜的なお料理が6点 どれも彩がよく華やかさを感じさせるものばかり
そして、重箱にはお刺身の他メインとなるお料理が盛られるというオシャレさであります
それらはどれも、盛りつけだけでなく、さすがだなと感じさせる味付けでありまして、和ってこうやって楽しむんだなぁなんて今更ながらに感じます


彩に惹かれてこの商品を選んだのですが、そう言えば野崎氏はご飯料理に定評があったことを思い出し…
土鍋ご飯をいただいておくべきだったと、後の祭り
次回は絶対、土鍋を食べるぞ



【分とく山】
東京都新宿区新宿3-14-1 伊勢丹新宿店7F
03-5368-5398

東京メトロ日比谷線八丁堀駅:『マイヨール』   熟年サラリーマンも列をなす人気のスパゲッティー

2015-09-16 22:22:20 | 関東
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今日はつくばへ出張の日
いつもだったら乗換え駅である北千住でランチをいただくことが多いのだけど、今日は気分を変えて、出発地点とも言える八丁堀でランチをいただくことにいたします



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八丁堀ランチでの超人気店である『マイヨール』
ワタシがお邪魔したタイミングではまだ列ができていなかったのだけど、お店を出た12:00過ぎにはこの行列
といっても、まだこれは短い方で…
このあと列は更に伸びていたことでありましょう


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パスタの人気店といえば女性客が列を成すもの
そう思いがちなのですが、こちらのお店に来店される方の半分は男性でありまして…
しかも比較的に熟年の方が多いのもこちらの特徴と言えますね
と言うのも、こちらのお店で提供されるのは、イタリアのパスタというよりも日本のスパゲッティといった感じで、多くのパスタ屋さんとは異なる商品がメニューに並んでいるのです


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100近くはあるのでは?
そう思うほどにメニューブックには商品名がずらりと並んでいまして… そこから1品を選ぶことが如何に難しいことかを体験することになります
これまでこちらへお邪魔していただいたものといえばミートソースや明太系のものばかりでありましたので、今日は思い切って、バター醤油系に挑戦
「なすとしめじ」をいただきます
大釜で茹で上げられる麺はプリンとしていて、表面は弾力がある柔らかさでありながらもピンと一本の芯がある歯ごたえ
この食感こそが見事なアルデンテなのであります
ちょっと味が濃いような気もしましたが、バターの香りと、炒められたことでの醤油の芳ばしい香り
これは日本人にとってDNAを刺激されるようなものでありまして、年配の男性にも支持されることも頷けます



【マイヨール】
東京都中央区八丁堀2-30-18 八丁堀ジョンソンビル1F
03-3555-0982

東京メトロ有楽町線豊洲駅:『駒八』    今が最も脂がのって美味しいとき 旬の美味しさを味わいます

2015-09-15 21:27:25 | 関東
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夜ごはんをご一緒しましょうと、仕事終わりの友人と豊洲で待ち合わせ
月に数回はこういったことがあるのだけど、このエリアの新規開拓を怠っているために、いつも同じお店にお邪魔することが多くなっていますね



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こちらのお店も初めてではないのですが、いつもお客さまで埋め尽くされていて、なかなか入ることができなかったんですよね
それが今日はどうしたことか、席の半分ほどに空きがあるではないですか
となれば、このチャンスを逃す手はないってことで…


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とは言え…
テーブルの席は予約が入っているのか、3名以上のお客様のために残しておくのか、ワタシたちふたりが使うことは許されず、カウンター席へと案内されます
まぁ、居心地が悪いカウンターではありませんので問題はないんですけどね


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さてさて、まずは居酒屋の定番料理、そして駒八の自慢料理でもある牛すじの煮込みをいただきます
トロトロに煮込まれた牛すじであることは当然のこととして、さっぱりとした塩味の中にほんのりと柚子胡椒の辛味と香りがあって…
これはクセになりますね


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続いては自家製のさつま揚げであります
ふっくらとした柔らかい食感に、すり身の旨みがあって… 
これは既成のものとは全く異なる逸品で、ココに来たなら食べないと損と思えるほどのモノですね


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今が旬 一年で最も脂がのって美味しい時ってことで、さんまフェアなるものが行われていまして…
「さんまのにぎり」をいただきます
期待を超えるほどに脂がのったさんまは舌の上でとろけてしまいそうなほどでありまして、全く臭みなどは感じませんね


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同じくさんまフェアより「さんまの棒寿司」
生でとろけるような食感を楽しむのも美味しさですが、ワタシが最も好むのはやはり焼きでありまして
うす塩をすることで旨みを引き立たせるとともに、芳ばしい香りが美味しさに花を添えて…


実は先日に八重洲の支店でもさんまをいただいたのですが、両店では少しレシピが異なっているようで…
ワタシ的には八重洲店での方が美味しく思えましたね
同じグループとは言え、両店で提供されるメニューは異なりますから、多少の違いは当然のことでしょうね



【駒八】
東京都江東区豊洲3-2-20 豊洲フロント1F
03-6204-2160

JR山手線新橋駅:『ニッポンまぐろ漁業団』   ワタミフードシステムが天然マグロをウリにした新業態を発表

2015-09-14 22:59:46 | 関東
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ご縁があって、ワタミフードシステム株式会社の新業態『ニッポンまぐろ漁業団』のメディアレセプションへと邪魔して参りました
『和民』ブランドを中心に、お刺身あり焼鳥ありと言った総合居酒屋を展開してきた企業でありますが、ここ最近は集客に苦労をしているようで…
それで、こだわりの看板商品を持った業態を開発し、巻き返しを図ろうってことなのでしょう



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先ずは、担当者から業態開発の背景やコンセプトなどのお話が…
世界のマグロの5分の1を消費するほどにマグロ好きである日本人に対して、本当に美味しいマグロを提供すること
そのために日本籍船が漁獲する天然マグロにこだわり、そのマグロ漁に関わる方々に元気なってもらいたい
そんな想いの中、空中階にある既存店を改装することで、3年から4年を目途に30店から40店ほどを展開していきたい
などなど、いろんな想いを伺いました


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そして商品試食は、メイン商品となる「まぐろ尽し 六点食べ比べ」から
ミナミマグロ、メバチマグロ、びんちょうマグロなどいろんな魚種と部位を食べ比べすることが出来ると言う商品
看板商品らしく大きな器に盛られていまして、その豪快さは目で楽しめるモノでありますし、更にそのお値段が2人前で1490円と言うからお値打ちなモノ
こちらへお邪魔したらまずコレから… ってことになるでしょうね


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そしてもうひと品
ココでしかいただけないと思える「ミナミマグロ 断面切り一枚刺し」
見た目にも斬新なこの商品は、天身から砂ずり部分までもが一度に楽しむことが出来ると言うモノで、赤身だけでなく大トロや中トロまでもがいただけますね


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そんなマグロ料理も刺身だけではなくて…
マグロと豚肉を合わせてミンチにしたメンチカツがあったり、マグロのカマをスペアリブ風に焼き上げた商品があったりと、若い方にも喜んでいただける商品も揃えられていますね
石焼ビビンバスタイルで提供される漬けマグロの石焼きは〆ごはんに最適でありまして…
そしてそして、最後にいただいたアイスクリームは酒粕が使われているようで、その香りがとっても印象に残る素晴らしいものででしたね
酒粕と聞いてお酒が飲めないワタシには無理だなと思っていたのですが、全く嫌な思い無く美味しくいただくことが出来ました



メインターゲットは30代から40代のビジネスパーソン
女性にも喜んでいただける商品を用意し、設定する単価は3500円
9月16日がオープンとのことですので、また近いうちにお邪魔してみることにいたしましょう



【ニッポンまぐろ漁業団】
東京都港区新橋2-14-3 新橋レンガ通り会館4F
03-3539-4035

JR山手線東京駅:『鳥元』   大好きな鶏の天ぷらを見つけて注文したのですが…

2015-09-13 19:43:49 | 関東
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とくに目的があったわけではないのだけど銀座へ向かって出掛けで見たのだけど…
なにやら、いつ雨が落ちてきてもおかしくない空模様となってきたので急遽八重洲地下街へ
今年は残暑が無いことに救われてはいますが、天候が安定しないことが多いですね



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それでどこかでランチをいただこうとグランルーフ
日曜日のお昼でありますからどこのお店も多くのお客さまで賑わっているのですが、こちらのお店は比較的大箱でありますからひとりなら何とかなるでしょうと…
店頭にある焼台から美味しい香りがしていることも魅力的でありますしね


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100席ほどある客席はほとんど埋まっていたのですが、運良く先客がお帰りになられた席がありまして…
そこを片付けるだけの時間を待って着席
周りを見渡しますと、年配夫婦、若いカップルや女性客などなど、幅広いお客さまで賑わっていまして…
ランチとして提供される定食だけでなく、焼鳥をツマミに飲んでいる方もいらっしゃいますね


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焼鳥屋さんのランチと言えば…
焼鳥丼や親子丼がテッパンと言うことになるのでしょうが、こちらのおみせでは焼鳥丼の提供は無いようですね
それで、親子丼をいただこうとほぼ決めていたのですが、目に飛び込んできたのは鶏天の丼
しかもそれが胸肉を使っているとのことで、一気に気持ちはそれに傾いて…
提供された丼には大ぶりの鶏天が3枚も乗っていまして、そのボリュームにテンションも高まっていたのですが、淡泊な味わいの鶏天いただくにはタレが少ないように思え、そのテンションはちょっと下がってしまいました
サクッとした衣に揚げられた食感は見事なだけに残念であります


とは言え、これだけのボリュームで提供されるモノが900円足らずでいただけることには大満足でありまして…
今度はやっぱり親子丼をいただくことに決めてお店を後にいたします



【鳥元】
東京都千代田区丸の内1-9-1 東京駅グランルーフB1F
03-5220-5766

東京メトロ日比谷線八丁堀駅:「小町食堂」   一汁三菜の健康的な食事を目指して…

2015-09-12 22:30:24 | 関東
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夜ごはんを手軽に済ませようとテクテクと歩いて新川
夕方ともなると随分と涼しくなって… 
隅田川を流れる心地良い風に吹かれながらのお散歩気分であります



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都内に10店舗ほどを展開している『小町食堂』ってお店でありまして、ココは新川にあるから『新川小町食堂』ってことですね
大きなチェーン店と言うことでもありませんので、提供される商品はお店で作られるモノがほとんどのようで…
何となく感じる家庭の味が飽きることなく利用することが出来てお気に入りだったりするのです


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お店を入った正面にはずらっと商品が並べられていて、その品数は50種以上
そのどれもが美味しそうで目移りをしてしまうほどであります
一汁三菜が健康的な食事と言われますが、外食生活をしていますとそれはかなり難しいことでありますし、こう言った家庭料理的なおかずが恋しくなったりもするんですよね


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で、今日の組み合わせはコレ
玉子焼きとハムエッグのどちらかを選ぶことが出来ず、その両方をいただいたために、4菜になってしまいましたが…
野菜あり魚ありと、まぁバランスは良い方なのではないでしょうか


なんと言ってもうれしいのがこちらでいただく豚汁は具沢山であることでありまして、それは汁と言うよりも具材を食べることに主力が置かれているかのようなのです
ゴボウに人参、ジャガイモなどなど もちろんお肉もしっかりと入っていますよ



【新川小町食堂】
東京都中央区新川2-17-14
03-3537-7227

JR山手線新橋駅:『パンチョ』  ありそうでなかった「ぶっかけミートナポリタン」にハンバーグトッピング

2015-09-11 22:45:07 | 関東
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午前中の打ち合せが思ったよりも長くなってしまって…
ランチをいただく時間も無く、次に予定していたセミナーを受講
さらにこの後にもアポイントがあるため、移動の乗換駅である新橋で遅めのランチをいただくことにいたします



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駅前で、かつ手早くお腹が満たせるモノは…
そう考えるとココが最もピッタリでしょうと『パンチョ』を選択
狭い階段を下って地下2階のお店へと向かいます


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地下2階と言う場所 そしてかなり窮屈なほどに狭い店内、更には16:00を過ぎた時間でありながらも、次から次へとお客さまがやって来られる人気店でありまして…
忙しいサラリーマンが多いこの街にはピッタリなお店なのかも知れませんね


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シンプルにナポリタンをいただくつもりだったのですが、券売機を眺めているとナポリタンにミートソースを掛けると言う、ありそうでなかった商品を見つけて…
それにハンバーグをトッピングしていただくことにいたします
食券をお店の方に渡しますと「小盛 並盛 大盛はいかがされますか?」的なことを聞いてくださいまして…
お腹が空いていたこともあって思わず大盛りと言ってしまったのですが、ココの大盛りはかなりボリューミーだったんですよね
おまけにハンバーグまでトッピングしていましたので、残念ながら完食ならず…
お店の方ごめんなさいって感じであります


狭い店内でずっとフライパンを振っているのでしょうから油煙が舞うことは仕方ないと分かっていても、床はかなり滑りやすい状態でありますから、雨の日などは細心の注意が必要なようですね
なんとか対策を打っていただきたいものであります



【スパゲッティーのパンチョ】
東京都港区新橋2-8-8 からす亭ビルB2F
03-3504-8747

都営地下鉄大江戸線汐留駅:『彩酒座 郷海』   大箱でありながらも手間を掛けた商品を提供する居酒屋

2015-09-10 23:33:54 | 関東
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昨日の大雨の影響が今日も少し残る中、予定されたセミナーを行うために汐留へ
東京ガスさまのご協力で会場をお借りすることが出来、新しい厨房設備などの紹介をいただきながら無事にセミナーを終了することが出来ました



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そんなセミナーの後、懇親会でお邪魔せていただいたのは『郷海(ごうかい)』ってお店
汐留エリアには多くのビジネスマンがいるとは言え、新橋周辺からの集客は難しいであろうところに200席を超える大箱店が…
こんな天気でもあることだし、さぞかし閑散としているだろうとお店へ伺ったのだけど、19:00を過ぎた頃にはかなりのお客さまで埋められているようで、ワイワイと活気ある雰囲気になっていましたね


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そんなお店でいただいたサラダがなかなかのモノ
マイタケなどのキノコや、栄養価が高いことからひそかなブームになっているドライベジタブルまでもが使われているようで…
なかなか商品開発に力が入れられているように感じられます


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こちらの看板商品でもある蒸し牡蠣はチーズとのコラボレーションでやってきました
プチトマトが飾られることで彩りも美しく、ちょっとしたイタリア料理のような雰囲気も漂っていますね
お店の造りもとってもオシャレなものであることから、比較的若いお客さまや女性のお客さまが多く利用されるってことでしょうか 
そう言った方々の気持ちを掴むことにも力が入っていますね


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今の時期に旬と言えばやっぱり秋刀魚ですよねってことで…
足が速い魚種であることから、新鮮さに自信が無いと提供できないであろうお刺身をいただきます
トロンとした脂がのった今だからこその美味しさを味わうことが出来るお店ってステキですよね


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続いて焼き秋刀魚を梅おろしポン酢で
生でいただく秋刀魚も美味しいのですが、やっぱり芳ばしく焼かれた秋刀魚は別格でありまして…
それをサッパリとおろしポン酢でいただくだけでも大満足なのですが、和歌山から取り寄せたというこだわりの梅の美味しさは見事でしたよ
主となる食材だけでなく、その美味しさを引き立てるための脇役にまでも気を使う
そんな姿勢が、これだけの大箱を埋めるほどの人気になっているのでしょう


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もちろんそんなこだわりばかりでなく、バリエーション豊富な商品が用意されていまして…
居酒屋の鉄板である唐揚げから、若者に支持されるピザ
そして、〆にいただいた塩焼きそばのジャンクな風味がまた美味しくて…
今回のメンバーに独りだけいた女性のためにとお店の方がデザートの盛り合わせを用意してくださったのですが、そこにはちょっとした飴細工まで施してあることにもビックリ
いろんなことでお客さまを惹きつける努力をされているんですね


お隣にあるお店は開店休業状態であるにもかかわらず、こちらのお店には多くのお客さまがいらっしゃる秘密を見たようで…
懇親会でもお勉強させていただきました



【彩酒座 郷海】
東京都港区東新橋1-9-1 東京汐留ビルディング内Pedi汐留2F
03-6274-5231

西鉄天神大牟田線福岡天神駅:『新天町倶楽部』    一般にも開放されている新天町の社員食堂でクラブライス

2015-09-09 23:10:30 | 九州・沖縄
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今回の福岡出張も今日が最終日
台風が東海地方に迫っているとのニュースが流れていたのですが、東京へのフライトには支障はないだろうと高を括っていたのですが…
いざ空港へと行ってみますと、台風のことよりも関東での大雨の影響による遅ればかりがアナウンスされている状況で、結果ワタシも1時間の遅れで羽田に到着することになりました



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天神駅近くにある新天町って商店街
かつては九州一賑わう商店街だったように思うのですが、近隣に大きな商業施設が出来るとともにお客さまの足は少なくなり…
最近では活気を感じることが無くなったところではあるのですが、その新天町で働く方のためにある社員食堂が一般にも開放されていると言うので覗いてみることにいたします


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ラーメンありお蕎麦あり、和定食から洋食メニューまで
幅広く揃えられた商品はどれもリーズブルなものばかりでありまして、ココでお勤めされている方が毎日通うことが出来るお店であります
そんな中で最もワタシの気を惹いたのが『クラブライス』ってモノでありまして…
なんとチキンカツとチキンライスがコンビネーションになった大人のお子さまランチ的な商品なのであります
数人前ずつを丁寧にフライパンで炒めて作るチキンライスは、ケチャップが持つ甘みを程よく飛ばした本格的なモノ
チキンカツは提供時間の都合で揚げ置きされてはいますが、それでもまだ温かみを残したのもですから、ちゃんとサクッとした衣の食感も楽しめるものであります
これだけのモノがスープやサラダまでついて650円とは… さすが社員食堂ですね



そんな食事をいただきながらもずっと気になっていたのが、その不思議なネーミング
クラブ=蟹ってことではありませんし、どういう意味なのかとピンとこなかったのですが、新天町倶楽部を代表する商品だからクラブライスってことのようですね



【新天町倶楽部】
福岡県福岡市中央区天神2-7-1 新天町クラブ3F
092-731-4102

福岡地下鉄七隈線薬院大通駅:『弐ノ弐』   シンプルな餃子3種をメインとする居酒屋は大繁盛

2015-09-08 23:20:26 | 九州・沖縄
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夜は市場調査
福岡市内にいくつかの支店を構え、どのお店も溢れんばかりのお客さまで賑わっていると言う居酒屋を視察することにいたします



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そこは『餃子屋 弐ノ弐』ってお店でありまして、その名の通り餃子をメインとした居酒屋さん
先々月くらいにたまたまこのお店の近くで夜ごはんをすることがありまして、その際にココの繁盛ぶりが気になっていたのであります
それで、予約もしてないことだし、入れないかも知れないと不安を持ちながらも覗ってみますとタイミング良く小さなテーブルが一つ空いていましたので、そこをいただくことにいたします
基本的には大きなテーブルを相席で囲むのがこちらのスタイルでもあるようでして、小さな規模のお店にとってはこれが一番効率が良いスタイルなんですよね


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先ずは「ヤムウンセン」
ご存知、タイ料理の定番である春雨のサラダでありますね
そしてこちらで提供されるそれには、パクチーがあるところ女性が集まると言わんばかりに山盛りのパクチーが乗せられていまして…


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餃子メインの居酒屋と言いましても餃子メニューがそれほど多くあるわけでも無く…
焼餃子はシンプルに博多スタイルの一口餃子でありまして、餡のジューシーさが特徴だと言うモノではなく、パリッと焼かれた薄皮の食感を楽しむ餃子ですね
いくつでも食べてしまいそうなシンプルな餃子はビールやチューハイなどとの相性がピッタリなのでしょうね


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そして水餃子
これは先の焼とは全く異なり、モチッとした皮を楽しむスタイル
お店としては卓上に置かれた餃子のタレでいただくことをお勧めしているようですが、ワタシとしては辣油でいただきたいところですね
単にワタシの好みではありますが…


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こちらは、ニラの香りがが特徴のスープ餃子
水餃子と同じ餃子が使われているのですが、キチッと旨みが出たスープと一緒にいただくことで、また異なった味わいがあるところが面白いですね


ホントに美味しいモノが2000円ほどで楽しめるってことで若いお客さまが多いようで、スタッフもそのお客さまと一緒に楽しんでいるように思えるほどの元気と笑顔
何だかそこにいるだけで彼らの元気を分けてもらえそうな気になりますね
地方都市では相席は好まれまいなんて言う方も多いのですが、今の若者に地方都心も無いようです



【餃子屋 弐ノ弐】
福岡県福岡市中央区今泉2-4-33 エステートモア今泉1F
092-739-5022

JR鹿児島本線博多駅:『蓮双庭』   辛さになかに旨みがある これこそが中華のおいしさですね

2015-09-07 17:27:19 | 九州・沖縄
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午前中から不動産会社さまとの打ち合わせ
飲食店の居ぬき物件を扱わせると、福岡では右に出る者がいないと噂の不動産会社様をご紹介いただきまして…
クライアントさまの出店に向けての情報交換をさせていただきました


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博多駅前からトコトコと10分ほど歩いた音羽って交差点近くにある『ダブルロータスガーデン』へとお邪魔いたします
福岡の老舗中華料理店である八仙閣が中国料理界の“アイアンシェフ”と呼ばれる脇屋友詞氏のプロデュースでオープンさせたモダン&カジュアルな中華料理店でありまして、先月ここへお邪魔したことを話した仕事仲間がどうしてもココへ行ってみたいというので…


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ワタシがいただいたのはお気に入りの「麻婆豆腐」
お昼の時間ってことで、気軽にお腹を満たすことができるように丼スタイルになった商品がありましたのでソレをいただくことにいたします
おいしさの決め手となる麻辣ですが、ここで使われているラー油はただ辛いだけでなく辛さの中に旨みがあるものでありまして…
その辛さが癖になるんですよね


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お仲間が注文された、女性受けしそうな逸品である「豆乳涼麺」
ゴマの香りに加えて豆乳のまろやかさが引き立つ商品で、ほんのりした辛みがとっても優しい冷やし担々麺といった感じであります
セットとして添えられたチャーハンもパラパラでありながらもしっとり感も損なうことがないしっかりとしたものなのですが、女性としてはチャーシューチャーハンよりもレタスチャーハンや海老チャーハンだったりのほうが好まれるのかもしれませんね


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そして、お連れしたお仲間にどうしても食べてみて欲しかったのがコレ
「激辛タンタン麺」と名付けられたこの商品は、一般的に提供されるタンタンメンとは全く異なるものでありまして、ラー油のコクと旨みに加えて、様々な香辛料の風味や旨みを楽しむ商品なのです
激辛の名の通りかなり辛みがきつい商品なのですが、恐る恐る食べ進むうちに自然とその魅力に引き込まれていき、いつの間にかその辛みが病みつきになっていること間違いなし
辛いものはそれほど好きではないと言っていたお仲間も、しっかりと最後には虜になっていましたので…


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そんなおいしいお料理を引き立ててくれたのは副支配人さん
しっかりとした対応と気さくな言葉遣いに笑顔がある方でして、歴史ある中華料理店でありながら、この若さで副支配人を任されていることも納得であります



【蓮双庭 W’s Lotus Garden】
福岡県福岡市博多区博多駅東2-7-27 TERASO2F
092-411-4188

JR筑肥線今宿駅:『牧のうどん』   うどんの発祥は福岡? 福岡のうどん文化はラーメン以上かも 

2015-09-06 23:18:56 | 九州・沖縄
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今日を含め4日間の福岡滞在であります
プライベート有りビジネス有りの滞在ですが、美味しいものをいっぱい食べられる事を願いながら…
お昼過ぎに福岡空港へ到着し、その足で向かったのは海の中道
そこに福岡唯一の水族館があるというので覗いてみたのですが、正直寂れた感が脱げませんね
とは言え、ラッコショーだけはとっても楽しめましたが…



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さて夜ごはん
福岡市内を東から西へと移動して『牧のうどん』
この今宿店は創業店である加布里本店に次ぐ2号店として出来た歴史あるお店で有りまして…
最近出来ているお店とは一味違う風情が感じられるんですよね


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夜ごはんにうどん?
そんなことが不思議になるのですが、日曜日だとは言えファミリー客からカップルまでと多くのお客さまで賑わいほぼ満席状態なのでありますから、福岡のうどん文化には驚きですね


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福岡でのうどんと言えば…
やっぱり「ごぼ天うどん」がメジャーでありまして…
ごぼ天とはごぼうの天ぷらのことでありまして、そのスタイルはお店によって様々
こちらのお店ではたっぷりの衣に包まれたコロコロとしたごぼ天でありました

福岡のうどんがプニュっとした柔らか麺であることは有名なことなのですが、こちらのうどんは食べても食べても減ることがなく増えていくことでも有名なのでありまして…
それは麺がつゆをどんどんと吸い込むからでありまして、このようにヤカンに入れられたつゆが添えられて提供されるのです
そんな面白いおうどん ワタシは好きですよ



【牧のうどん】
福岡県福岡市西区今宿駅前1-21-16
092-806-5507

東京メトロ有楽町線月島駅:『ハマちゃん』   昭和にタイムスリップしたかのような昔懐かしい中華料理店

2015-09-05 22:26:11 | 関東
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季節の変わり目ってことでか、あまりの気温差からなのか
体調が優れない日が続きます
それで野菜をたっぷりと食べてやろうと、ご近所の中華料理店へとやってきます



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月島のもんじゃストリートから脇に入った細い路地にある小さな中華料理店『ハマちゃん』
かなり古くからあるお店であるようで、その佇まいは朽ちているのだけど…
なんとなくそんなお店で提供される昔ながらの野菜炒めが食べたくなったのであります


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細い路地にある細く小さなお店
4人掛けのテーブルがふたつとふたりで掛けられるカウンター席があるのですが、ほとんど常連さんと出前で成り立っているようで…
一見であるワタシが暖簾をくぐって入った時にはおばさんがビックリしていました


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野菜炒め大盛りをおかずにチャーハンをいただきます
想像通りに、醤油で調味された野菜炒めが提供されまして、これがご飯のおかずには最適なんですよね
ちょっと炒めすぎたのか焦げた香ばしさを感じる野菜がいくつか混ざっていることはご愛嬌
そんなに高い期待をしてはいけません
そしてチャーハン
これまた今風のパラパラなご飯ではなく、ラードで炒められているのかベチャッと固まっているもの
と言ってもちょっと前まではどこのチャーハンもそうだったんですがね
健康志向からか敬遠されがちなラードでありますが、実はこれは味の決め手となるほどに良い仕事をしていたりもするんですよ
ってことで、このチャーハンはお気に入り


昭和を思い出させてくれる店内とお料理
ふたつ合わせて1400円というリーズナブルなお値段にも大満足
一人フラッとお邪魔するには良いお店ですね



【中華料理 ハマちゃん】
東京都中央区月島1-22-2
03-3533-0201

JR総武本線馬喰町駅:『あぺたいと』    5年半ほどぶりにいただいた焼きそばはやっぱり美味しかった

2015-09-04 22:13:57 | 関東
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ビジネスホテルチェーンの朝食をより魅力てなものにするためにと、コンセプトメイクと商品提案の打ち合わせであります
いろんな制約がある中での改善業務となりますので、しっかりと情報交換をしながら良い結果が出せるように…



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そんな打ち合わせで向かった馬喰町でのランチはココ
馬喰町の交差点でキョロキョロといていて見つけたのですが、このユニークな屋号はかつて板橋でお邪魔したことがあるような…
そんな思いで入口に置かれた券売機と睨めっこしていますと、その姿を見たスタッフがお店の外に出てきてまでお出迎えしていただけました


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うなぎの寝床のように奥に深い店内は全てカウンター席であるようで…
それほど広くない店内を、人の背中を気にしながら奥まで進むことが面倒なワタシは入口に最も近い席をいただきます
お客さまが出入りするたびに外気が入ってきますので、決して良い席ってことではないのですが奥で窮屈な思いをするよりは…


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両面焼きと称されるこの焼きそば
基本的にこれ一本で勝負しているだけあって、その完成度はなかなか見事なものでありまして…
たぶん蒸し麺が使われているのでしょう 
しっかりと歯ごたえたある麺の表面がカリッと焼かれることでの食感の変化がとっても楽しい焼きそばであります


両面焼きそばには肉味噌と卵が必須
みたいなセールストークが券売機に貼られれていましたので、そのおすすめの鳥に注文をしてみたのですが、なるほど、ピリ辛の肉味噌が良い脇役を勤めていますね



【あぺたいと】
東京都中央区日本橋馬喰町1-7-2 岡永アネックス1f
03-6661-7542