年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『RISTORANTE CANOVIANO』 オシャレな雰囲気と感じが良い接客とともにいただくおいしいイタリアン

2020-03-23 23:30:52 | 九州・沖縄
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新入社員研修を手伝っていただけるマナー講師と打ち合わせを兼ねたランチをしましょうと…
1985年に原宿で創業し、イタ飯ブームの火付け役とも言われた『バスタパスタ』において、現リストランテ・ヒロのオーナーシェフである山田宏巳氏とともに腕を振るわれた植竹隆政氏が手掛ける『カノビアーノ』の福岡店へお邪魔することにいたします



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天神西通りと国体道路との交差点から警固方向へ1分ほど
待ち合わせをした時間よりも早く着いてしまったことから店先にあるおしゃれなテラス席で待たせていただいたのですが、今日は心地良い風が流れていたことから快適な時間を過ごすことができました
そして店内へ
天井が高く、一面が窓ガラスとなっていることでの明るさもあって…
そんな雰囲気に誘われるのか、おひとりで食事を楽しまれているご婦人もいらっしゃいました

いただいたのはプリフィックススタイルでいただける「NATURALE」と名付けられたコースでありますが…
気が合うのか合ないのか、ふたりが選んだお料理は全て異っていて…
いろんなお料理を目で楽しむことができました


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Stuzzichino
突き出しとしていただいたのは「薩摩たか海老とフルーツトマトのカッペリーニ」
たか海老とは鹿児島で獲れる甘海老の一種であるそうで、一般的な甘エビよりも食感がよく甘みと旨みがあるのだと説明をいただき…
程よい酸味と甘みを感じるカッペリーニのトマトとのアクセントで、その甘みと舌ざわりを楽しませていただきます
パウダーだけでなくスライスされたカラスミがトッピングされることでのご馳走感もあってうれしい一品ですね


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Antipasto
前菜からは「福岡県産天然真鯛のカルパッチョ 季節野菜のサラダ仕立て」
カルパッチョとのことで勝手に薄造りのようなビジュアルを想像していたのですが、サラダ仕立てとのことでたっぷりなお野菜とともに盛り付けられています
県産の天然真鯛であるとのことで歯ごたえを感じる身の締まりは、菜の花のソースでいただいても良し、桜塩でさっぱりといただいても良しと、目と舌の両方で堪能させていただきました


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Primo Piatto
選べるパスタには牛ラグーや自家製パンチェッタ、更にはスカンピを使ったものなど悩ましいところではありますが…
「魚介と春野菜のジェノベーゼ リングイネ」を選びます
正直なところ見た目にパッとしない盛り付けにガッカリではありましたが、リングイネの下にはキャベツ、アスパラ、インゲン、新玉葱などたっぷりなお野菜が隠されていまして、ちょっとしたサプライズのようなうれしさを感じます
アルデンテに茹で上げられたリングイネのモチッとした歯ごたえや、野菜の旨味を感じるオイルソースもおいしく満足な一品でありました


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Secondo Piatto
「オマール海老と帆立ソテー」に魅かれながらも、きっとボリュームに満足することができないだろうと「大分県産奥豊後豚バラ肉のスモーク」を選びます
塩漬けにされた豚肉をスモークしてあるのだそうで、しっかりとした塩の旨味と燻香を楽しむことができるだけでなく…
柔らかさとともに脂身の甘みと旨みに優れたお肉の味わいに満足できるお料理でありました


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Dolce & caffe
5品用意されたデザートメニューから選んだのは「ジャスミン香るパンナコッタ 柑橘のマチェドニアと」
お洒落にワイングラスで提供されたパンナコッタは舌ざわりが滑らかでありまして…
それだけでも十分に満足できるものであると思うのですが、フレッシュなフルーツを使ったマチェドニアと合わせていただくことでの大人な味わいにも大満足であります


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接客を担当してくださったスタッフさんがとても感じ良く…
おいしいお料理に華を添えてくれました



【RISTORANTE CANOVIANO】
福岡県福岡市中央区大名1-1-12
092-724-4121