年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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『Cantina Vini e Tutti』 赤い暖簾が印象的な小さなイタリアンはひとりでも入りやすいお店でありました

2020-02-10 22:31:05 | 関東
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ドイツ料理店がお昼に提供するカレーをいただこうと出掛けたのでありますが、その2軒隣のお店に掛けられた赤い暖簾がお店が目に入りまして…
ちょっと覗いてみますとそこは女性客で賑わっていますし、店頭に掲げられたメニューにあった「3種のきのことポルチーニ茸のオイルスパゲティー パルミジャーノ仕立て」に魅かれます



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イタリア料理店に暖簾
そんな字面だけをみると違和感を感じるのでしょうが、不思議なことにそれが見事に調和していて良い感じなのであります
引き戸を開けて店内へと入りますと、左手にあるカウンター席と2名掛けのテーブルが7~8卓が並べられただけの小さなお店でありまして…
運良く空いていたテーブル席をいただくことができたのですが、13:30近くになってもお客さまが絶えることがなく、満席であることからお帰りになられる方も続出でありました


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バター醤油的な味わいはちょっと濃い感じであったことから、ポルチーニ茸の香りが負けていたことが残念ではありますが…
アルデンテに茹で上げられた乾麺はモチッとしていながらもプリッとした歯ごたえでありますし、何よりもうれしいのはたっぷりなきのこが使わていることであります
3種のきのことは、しめじとえのき、それにフクロダケかと思っていたのですが、帰り際に確認したところ、えのきと思っていたものはブラウンえのきとも呼ばれるえのきの原種である“山茶茸”なのだそうで…
普通のえのきよりもシャキッとした歯ざわりが楽しめたように思えます



カウンターの中で調理に集中している店主はちょっと強面に思えていたのですが、とってもステキな笑顔でお話をしてくださいまして…
またお邪魔したくなるようなお店でありました



【Cantina Vini e Tutti】
東京都中央区築地2-12-16 JFA築地ビル1F
03-6264-2037