毎月の定例となっている九州出張でありますが、今月は鹿児島からスタートであります
先ずは腹ごしらえをしようと、空港からリムジンバスに乗り天文館へと向かいます
天文館とは県内随一の“歓楽街”だと思っていたのですが、実は老若男女が集うアーケード街が広がる“繁華街”でもあるんですね
そんなアーケード街のメインとなる通りへと入ってすぐのところにある『鹿児島ラーメン 我流風(ガルフ)』
1972年に創業した鹿児島ラーメンの老舗的な存在であり、県内に8店舗を展開する人気店でもあるとのことで…
1軒半ほどの間口から店内へと入りますと、鰻の寝床かと思えるほど奥深い店内に30席ほどのカウンターが並び…
奥にあるカウンターでは、調理する姿を臨めることからの臨場感を楽しむこともできるようですね
“元祖ラーメン”や“特製ラーメン”など迷うところではありますが、メニューの一番目立つところにある「炙り焼豚ラーメン 極」をいただくことにいたします
丁寧に焼豚を炙っていたからでありましょうか
ラーメン店としては提供までの時間が長かったように思えますが、80gほどありそうなロース肉の焼豚が2枚鎮座するビジュアルに納得であります
ザックリと言えば“豚骨ラーメン”として括られるのでしょうが、博多や久留米のものとはスープも麺も全く異なるものでありまして…
クリーミーなスープ腹少々濃い目の味わいなのでありますが、焼豚の下に隠されたキャベツの千切りが良い仕事をしてくれていて、シャキッとした歯ざわりとともにおいしくいただくことができました
もちろん大判の焼豚も柔らかく、タレの旨みが染みた味わいに満足できるものでありました
大根のお漬物が添えられていたことに違和感を覚えていたのですが、これが良い口直しとなって…
ちゃんと意味があってものものだと納得であります
【鹿児島ラーメン 我流風】
鹿児島県鹿児島市東千石町14-3 オークルビル1F
099-227-7588