年間500店以上を食べ歩く飲食店プロデューサーの食日記

仕事柄、日本中を飛び回っていて、その出張先での外食を日記にしています
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都営地下鉄浅草線大門駅:『八海山』   新潟のおいしい食材やお料理がいただける雰囲気が良い居酒屋

2018-01-15 22:49:46 | 関東
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九州料理や北海道料理をはじめとして、ご当地料理を提供するお店が増えている東京でありまして…
年末の高知料理に続いて、新潟料理を提供するお店へお邪魔してみることにいたします



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浜松町駅から3分ほど歩いた第一京浜との交差点にある飲食ビルの4階
店名からも想像がつく通り、新潟を代表するお酒〝八海山〟とのコラボで生まれたお店であるようで、雪室熟成豚や八海山サーモンなどを使ったお料理を提供してくださることからおいしいお料理が期待できそうでありますし、ちょっと広めの個室で落ち着いて食事ができるってこともうれしいですね


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「珍味3種盛り合わせ」にある〝氷頭なます〟
鮭の頭の先端にある透明な軟骨を薄くスライスしたものをなますにしたものであるらしく、北海道から青森、新潟と言った日本海沿岸で多く召し上がられているとのことであります
正直なところ生臭さがあるのではと敬遠していたのですが、全く臭みが無いどころか、甘酢のすっきりしたお味とコリコリとした歯ざわりがおいしく、すっかり虜になってしまいました


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そして冬の定番「鮟肝ポン酢」
特に日本酒を嗜むわけでは無いのですが、寒い季節になるとこの濃厚なコクを楽しみたくなるんですよね


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そして「八海山サーモンのサラダ」
リーフレタスをベースに、たっぷりな八海山サーモンとカイワレが乗せられていまして…
八海山の湧き水で育てられたという癖のないおいしさを余すところなくいただくことができました


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「料理長特製 出し巻き玉子」
しっとりと巻き上げらていることでのおいしさは納得なものでありまして…
特製とは特別なアレンジをすることではなく、料理長のしっかりとした技術で作られることなのでありましょう


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「妙高雪海老と蕪のマヨネーズ焼き」
富山沖の深層水で育った稚海老を妙高高原からの雪解け水で養殖したと言う妙高雪海老は、殻が柔らかいことから、頭までもを殻と一緒に丸ごといただくことができるそうでありまして…
薄く粉をまぶされ揚げられた後に、茹でられた蕪と一緒にオーロラソースのようなマヨネーズと和えられています
トッピングに素揚げされた蕪の葉が乗せられるなど見た目にもおいしそうな逸品でありますね


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〆にはもちろん「へぎそば」
つなぎに布海苔を使うと言う越後の名物料理でありまして〝へぎ〟と呼ばれる杉で作られた板に上にひと口ほどの量に小分けされ盛り付けられていまして…
そのコシと喉越し、さらには風味と申し分ないものでありますし、つゆもまたかつおダシが効いたおいしさでありました



接客スタッフもよく養育されていて、商品に対する知識もありますし、会話も自然なものでありまして…
心地よいひと時を過ごすことができました



【越後酒房 八海山】
東京都港区浜松町2-1-20 SVAX大門ビル4F
03-6435-6132