正月4日
今日が仕事始めだと言う会社も多いのでしょうが、今年のカレンダーでは成人の日が8日となることや〝働き方改革〟なんて言われるご時世ってこともあり…
電車はガラガラでありますし、街を歩くビジネススーツの方も少ないようですね
さて、そんな日の夜
餃子を食べようと『リトル泰興楼』へお邪魔することにいたします
中国の慣わしでは、餃子の形が古代に流通した銀貨の形に似ていることから「餃子を包む」という言葉に〝福を呼ぶ〟という意味があるらしく…
それを食べることは豊かな生活を象徴することとされているらしいのであります
先ずいただくのは前菜の盛り合わせ
定番である棒棒鶏とクラゲにチャーシューが盛られていまして…
そのチャーシューがほんのりと温かめてあると言った丁寧なものであるように、どれも満足いくものばかりですね
こちらの名物でもあり、ほとんどのお客さまが注文されている「焼餃子」
東京三大ジャンボ餃子のひとつに数えられるほどに大きなものでありまして…
直径が100mmを超えるであろう皮で包まれていて、もっちりとした皮や肉汁が吹き出る餡が人気の決め手でありましょう
そして、海老のすり身が包まれた「蝦蒸餃子」でありますが、プリップリな食感にハマってしまいそうであります
中華料理のお店を訪ねますと麻婆豆腐や海老チリといつも同じようなものをいただいてしまうことから、今日はいつもと違う一品を食べてみようと「春雨とホルモンのオイスターソース煮」
オイスターソース煮ということで甘みを感じるお料理を想像していたのですが、思いのほか唐辛子の辛みが効いていて…
これはご飯が欲しいと、慌てて「牛バラ肉角煮ご飯」を注文いたします
こちらは想像通りに八角の香りが効いたモノでありますし、柔らかく煮込まれた牛バラがおいしくいただけました
例年の仕事始めの日と比べると、思いのほかお客さまが少なかったのでありましょう
「杏仁豆腐を作りすぎてしまったので…」
と、甘いものがお嫌いでなければと声をかけていただいたのですが、既にお腹がいっぱいでありましたので、申し訳なく思いながらも遠慮させていただきました
そして…
「お久しぶりですね もう忘れられたのかと思いましたよ」
と親しみある笑顔で声をかけてくださいまして…
本店にお邪魔しようかとも思っていたのですが、こちらへお邪魔して正解であったと感じます
【FEI・Little TaiKouRou】
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